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2014年11月19日

ドラマ「MOZU Season2 幻の翼 #5」わたしたちが深く成長するとき



ヒーローの強さに憧れます。
根が男の子ですから当然なのかもしれません。

どんなに辛く淋しいことがあっても、
信念のために突き進んでいく…。

そんな精神的な強さ。

例え、孤高の戦士となっても腐らず
前進し続けるヒーロー。

その屈強なヒーローが、
さらに強くなる瞬間ほど魅力的なものはありません。
それが、人間的なモノであればあるほど
さらにそのヒーローに惹かれずにはいられません。

悪魔のような人間が、
人の心の温かさに触れて、変わっていくのと
同じような感動があります。



2015年、思っていた通り劇場へと舞台が広がることが
正式に発表されたWOWOWとTBSの共同制作ドラマ

ドラマ「MOZU Season2 幻の翼」

第5話(最終話)を観ました。

グラークα作戦が実施された場所は、
北海道最北端の無人島・孤狼島と判明。

イワン・タイラーが破壊しようとしている
ロシアの秘密施設もそこにありました。

津城(小日向文世)のオフィスに集まった
倉木(西島秀俊)、大杉(香川照之)、美希(真木よう子)は、
津城からその真実を聞きました。

…25年前、孤狼島は大地震が起こる可能性があると通達され、
住民たちは本土への移住を余儀なくされたのでした。

しかし真相は、島で見つかったある重要な機密を隠す為、
政府が島から住民を追い出したのでした。

…そして今、国会で議論されている情報開示請求が通れば、
孤狼島封鎖の本当の理由と、
さらにロシアの秘密施設やグラークα作戦のことまで
全て明るみになってしまう…。

タイラーはそうなる前に
ロシアの機密を隠蔽しようと動き出したのです。

倉木、そして美希は孤狼島に渡ります。
倉木は妻千尋の、そして美希は父の、
それぞれの本当の真実を知るために。

二手に分かれ、単独で吹雪の中を進む倉木の前に、
現れた東(長谷川博己)は、倉木に訪ねました。
「命を捨てる覚悟はあるのか?」と。

一方、大杉は強い決意を持って、
テロ対策ユニットをマスコミに大々的にPRしている
池沢(佐野史郎)に会いにいきます。

池沢の車を追いかけていると、
目前で、池沢の乗る車が大型トレーラーに激突されます。
そのトレーラーから降り立ったのは、和彦(池松壮亮)でした…。



Season2は全5話。Season1の半分の長さでした。
原作を読んでいないので、
原作のボリュームとの関連はわかりませんが、
1クールが10話前後の地上波に対して、
WOWOWの連続ドラマWはいつも5話前後。

じっくりと謎を解きながら状況を描いていった1に
対し、テンポよく謎が開示され、
話の展開も早かった2。

描き方の違いの面白さと、
どちらの描き方でも、ちゃんと面白いし
見応えがある作り手さんたちの手腕、
さすがだな〜と感心しました。

思っていた通り、続編は劇場公開。
2015年の公開だそうですね。
そもそも映画みたいなスケールと映像で
描かれていたので、同じように撮るのか、
それとも映画ならではのスケール感が出されるのか…

その辺も気になるところです。

さて、最終話。
どんなことがあっても、妻・千尋にいったい何が起きたのか?
その本当の真実を突き止めてやる!
その一心だけで邁進してきた倉木。

倉木が途中、美希に問われます。
それが知らない方がいい真実だとしたら…?
倉木は答えました。
「受け入れるさ。それが本当の真実なら」

倉木は、たどり着いた施設で
イワン・タイラーとついに対面します。

そして、彼の覚悟を知ります。
そしてなにより衝撃だった千尋に何があったのか?
という真実…
そこにはグラークα作戦から戻って以降、
決して真実を語らなかった千尋の謎の答えが
隠されていました。

倉木は自問自答します。
秘密を暴くことと、秘密を守り通すこと…
どちらが辛いことなのだろうか?

これまで謎を解き明かすためだけに生きてきた倉木。
最後に大杉に聞きます。

娘のために必要な秘密があったらどうする?
大杉は迷わず、大きな意志を持って答えました。
「墓まで持って行くよ」

秘密を解き明かすことに明け暮れた倉木…
秘密を守り通す人の想いが入り込み
倉木の瞳に深い慈愛の色が浮かんだような気がしました。

倉木の魅力が深まった瞬間です。


わたしたちの常識の世界での正論は
「嘘は悪いこと」です。

嘘つきは泥棒の始まり。

でも、秘密を持つことは、必ずしも悪とは言えない。
愛があるからこそ、一人胸にしまって
墓まで持って行かなければならない秘密もある…

そういう人たちがこの国を動かしているのなら、
本当にどんな秘密も暴くべきなのか…?
という答えの出ない自問自答が始まります。

墓まで持って行くべき秘密…
それが保身のためなら、その秘密はわたしたちを
腐らせるでしょう。

しかし、自分が犠牲になっても
愛する人を守るためなら、
それは色合いが違ってきます。

まるで、秘密にも命があるかのようです。

そして、それだけの覚悟で秘密をもちながら、
日々を前向きに生きている人たちが本当にいる。

そのことを、その思いを理解した時、
わたしたちは人間として深く成長できるのかもしれません。


                 全ての物語のために









posted by ストーリーセラピスト at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ストーリーセラピー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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