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2014年11月14日

ドラマ「MOZU Season2 幻の翼 #4」カッコイイ大人の協力体制



「ルパン三世」に出てくる
キャラクターたちが魅力的なのは、
個性的であり、
それぞれがプロフェッショナルだからです。

じゃあ、個性豊かでプロフェッショナルなら
あの魅力、あのカッコよさは醸し出されるのか?

残念ながらいくら個性的でも、
いくら専門分野を磨いてその世界のトップの
スキルを身に付けても無理です。

あるものが足りないんです。

それは“自立”です。

ルパンも次元も五右衛門も、
いつも一緒にいるイメージがありますが、
彼ら自身はお互いに依存していません。

独りでも生きていけます。

ルパンはリーダーではありません。
三人ともリーダーです。

三人ともまずは自分自身のリーダーなんですよね。
それは、峯不二子もそうだし
銭形警部も同じです。

ルパン・次元・五右衛門は、
強制されて一緒にいるのではありません。

普段は別々にいて、
面白そうなとき、一緒にやる方が有利な時は
サッと集まる。
組む組まないは自由です。

自立しているというのは、
自分で責任がとれるといういことです。



早くも第5話で最終回を迎えた
TBS×WOWOW共同制作ドラマ

ドラマ「MOZU Season2 幻の翼」

第4話を観ました。

「一連の連続殺人事件の容疑者は新谷宏美である」
公安の池沢(佐野史郎)は会見でそう発表しました。

しかし、宏美は半年前に死亡しています。

その事実を知る者たち…
倉木(西島秀俊)・大杉(香川照之)・美希(真木よう子)
そして汐里(蒼井優)と和彦(池松壮亮)は
捻じ曲げられた真実を前に、それぞれの思いを抱えていました。

自分にも濡れ衣を着せられている倉木は、
イワン・タイラーの行方を聞き出すために、
何人ものグルジブ人テロリストを拷問していました。

大杉は、
そんな倉木の暴走を止めようと北海道まで追い、
2人は銃を向けあっていました。

「誰にも邪魔はさせない!」
「このままだと、後戻りできなくなるぞ!」

迫ってきた列車が二人を遮り、
倉木はまた闇の中に消えていきます。

大杉は鳴宮(伊藤淳史)の協力で、
倉木の無実を証明する証拠映像を入手しました。

すぐさま池沢にその報告書を突きつけ
倉木の指名手配を解くよう迫りますが、
池沢はまともにとりありません。

その頃、新たに殺人事件が起きた現場で、
倉木は和彦と対面していました。

和彦は、半年前の宏美について倉木に質問します。
倉木はイワン・タイラーの情報を聞き出そうと和彦に質問します。

しかし和彦から聞いた事実は倉木にとって
衝撃的なものでした。

一方、汐里は身分を偽り、
取材と称して池沢に接触。
池沢が自分たちをロシアに送り
見捨てた張本人であることに
確信を持つのでした…。



冒頭で格闘して銃まで向けあった2人。
倉木と大杉。

しかし、もともと2人には
Season1で築かれた信頼関係があるし、
大杉が倉木をとめに来たこと自体、
倉木を心配している一心です。

男たちの絆は壊れたりはしません。

倉木が犯人ではないという証拠を見つけた大杉が、
再び倉木の前に現れて、
自分も協力をすると言い始めます。

「どういう風の吹き回しだ?」

という倉木の問いに、大杉は
「嘘つきの警察なんて大嫌い」
と言われたから、
警察内部の汚職警官たちを一網打尽にしてやる
んだといいます。

「…好きにしてくれ。あんたの自由だ」
と倉木。

ハードボイルド作品には
ありがちなシーンなのかもしれませんが、
やはりこういうシーンには男心がくすぐられます。

邪魔さえしなければ倉木は文句言わないし、
例え上手くいかなくても
2人はお互いのせいにはしないでしょう。

そんな自立した大人のカッコよさがあります。


どうやったらそんな関係が築けるのか?
慣れあい仲良しクラブではない
大人同士の信頼関係。

まずは自分が精神的に自立することです。
自立したもの同士でなければ成立しません。

じゃあ、精神的に自立すればokなのか?
そんなに単純でもありません。

人間ですから心がある。
今まで開かなかった心の扉を開き、
お互いに人には知られたくないことを
自ら明かしていくような関係になるわけですから
同時に相手に求めたくなる感情も多くなり
自立的精神の強度も距離が近づくにつれて
より強い者を求められるようになる。

その過程ではもちろんぶつかり合うこともあります。

「ルパン三世 ルパンVSクローン人間」
という「ルパン三世」初の劇場用映画があります。

名作です。

「カリオストロの城」以降、当たり前になった
別のヒロインなんて登場しません。

ヒロインは峯不二子です。
マモーという強敵は出てきますが、
ドラマはルパン・次元・五右衛門の
3人の関係性で盛り上げられます。

この3人が全員で仲たがいをするような場面も描かれます。

20年以上恒例になっている
毎年のTVスペシャル版の記念すべき第一作

「ルパン三世 バイバイ・リバティー危機一髪」

これも名作ですが、
次元も五右衛門もルパンの誘いを断り、
ルパンは2人を仲間にするのに手間取ります。

TVスペシャル第2弾
「ルパン三世 ヘミングウェイ・ペパーの謎」
も名作ですが、次元も五右衛門も
それぞれに目的があり対立する
グループの用心棒として雇われたことから、
2人が一騎打ちのために対峙するシーンも描かれます。

自分を尊重し、自分を尊重する相手を尊重する。
そんな関係性だからこそ起こる摩擦もある。

カッコイイ男たちのドラマは
いつも、大人の成長への手掛かりを
描いているものですよね。

「MOZU」の倉木と大杉の関係性にニヤつきながら、
わたし自身も、自分で「俺カッコわりぃな〜」と
自分を省みることも何度も経験しながら、
自分の目指すカッコイイ男になっていきたいなと思います。


                  全ての物語のために











posted by ストーリーセラピスト at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ストーリーセラピー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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