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2014年11月07日

ドラマ「ウォーキング・デッド シーズン4 #14 正気な狂気 (The Grove)」子どもたちは純真だからこそ・・・



小学生の息子が「テッド」という映画を見に行きたい
と言ったときは、
連れて行ってあげられない理由を説明するのが骨でした。

熊のぬいぐるみのテッドが
動いてしゃべる楽しげなCMを見ると
子どもは見たくなります。

しかし、大人の下ネタ炸裂作品
(・・・らしいですね。観てないのでどの程度か不明ですが)
『R15+』指定作品となっていたので、
子どもに見せられない大人の映画だと
伝えるのが大変でした。

子どもたちは純粋。

純粋と言うのは、キレイとか清らかとか
もちろんそういう意味もありますけど、
それだけではなくて、
キレイもキタナイも関係なく
白紙の状態に近いので
どんなことでも吸収してしまえる。

という危うさがあるということですよね。
無知ということ。

だから、色々な情報が垂れ流される
現代では、大人が責任もって
考えてあげないといけない。

実際に10歳前後の少年少女たちが
マシンガンやナイフを持って
隣町を襲い、殺戮を「させられている」国もある。
映画「ブラッド・ダイヤモンド」や
小説「ジェノサイド」などでも描かれますが
子どもたちがどんな状況の中で生きるか・・・
それは、やはり大人がなんとかしなければ
子どもたちは被害者でしかありません。

被害者でもそのまま大人になったら
被害者とは言っていられず、
責任を取らなければならない「大人」になるわけですから
本当に子どもたちが育つ周囲の環境の一部である
大人たちは、自分に子どもがいようがいまいが
大人であることの責任があるわけです。



常に高い視点で描かれる
サバイバルホラー、現在FOXで「シーズン5」が
絶賛放送中。

ドラマ「ウォーキング・デッド シーズン4」

第14話、 「 正気な狂気 (The Grove) 」を観ました。

“終着駅”に向かい線路を進む
キャロル、タイリース、リジーとミカの幼い姉妹。

姉のリジーはウォーカーは“違う”だけと言い、
殺すことに異常な拒否反応を示し、
キャロルの話になかなか耳を貸しません。

妹のミカはウォーカーが人間ではない
恐ろしいものであると理解していて、
いざとなれば殺すつもりでいることも自ら話します。
そして彼女は、自分や仲間を殺そうとする
人間に対して、「殺したくない」と強く思っていました。

リジーはウォーカーは人間を
自分たちと同じように変えたいだけなのよ。
だから、襲ってるんじゃないと解釈しているのです。

キャロルとタイリースはそんな子どもたちを観て、
どのように彼女たちを守っていけばいいのか
どのようにいま世の中で起きていることを
理解させていけばいいのか、
どうやって生き残る術を教えていけばいいのか・・・
悩んでしました。

そんな中、リジーとミカの姉妹が
2人だけでいるところにウォーカーの群れが襲ってきます…。



このシリーズは本当に視点が高い。

いろいろな形で視聴者の予想を超える展開を見せます。
今回の展開はかなり衝撃的でした。

これまでも、「うっそ〜!そんなのヒドイよ!!」
と、正直もう辛すぎて続きが見れないかも・・・
と本気で悩むくらい辛い展開も何度も魅せられたのですが、
こんかいの展開も、テーマが子どもたちだっただけに
非常にヘビーな衝撃でした。

もちいろん、内容は明かしませんが、
やはり、この作品の視点の高さを証明していました。

この作品はいわいる「ゾンビもの」です。

死んだ人間の死体がモンスターとなって動き出し、
生きている人間に襲いかかり、食べる。

噛まれたり引っかかれたりすると
感染して、生きたままでもゾンビに転嫁してしまいます。

ゾンビはもともと死んでいるので銃で撃っても死なない。
しかし、身体の機能をつかさどっている脳を破壊すれば
完全に死にます。

ジョージ・A・ロメロというホラー映画作家が
「ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド」
という白黒映画の時代に発表した作品で
広く知られるようになった新しいモンスターです。

そこから、ただの恐怖映画や
残酷さやグロさだけが売りのスプラッターという
ジャンルに枝分かれもしていき
「悪趣味」の起源的な扱いを受けたりもしますが、
「ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド」しかり
同じくジョージ・A・ロメロの代表作「ゾンビ」しかり、
その内容、描かれているドラマは
社会派の人間ドラマであり、メッセージ性の強い作品です。

しかし、こういった暴力描写や他にも
性的な描写が暴力と混在して描かれるような
刺激の強い作品が映画・テレビ・DVD・インターネット・マンガ
などなど、あらゆる媒体で垂れ流されている社会では
子どもたちへの影響を考えないわけにはいかない。

ですから、作り手もそのことと向き合わなければ
ならないのは当然のこと。
「ウォーキング・デッド」の作り手たちは、
子どもたちを取り巻く環境が、
子どもたちに与える影響のカタチとして、
こういうことも考えられるよね?
と、冷静に見せてきました。

純粋だからこそ、起こりえる悲劇。

子どもたちの強さ、本来持っている人間性を
信じつつも、大人が学び、考えて
適切に対処していかないと、
便利で快適なはずの近代世界も
脅威になりかねませんよね。


                   全ての物語のために











posted by ストーリーセラピスト at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ストーリーセラピー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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