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2014年10月29日

ドラマ「ウォーキング・デッド シーズン4 #12 本音の杯 (Still)」悲しみや不安を吐き出して前に進めるとき



プラス思考というのは生きていくうえで
とても大切な思考です。

しかし、プラス思考が良いモノという考え方から
マイナス思考が悪いモノと思いすぎている風潮も感じます。

もちろん物事を悲観的に卑屈に捉えてばかりいたら
幸せを感じるような余裕は生まれません。

また、前向きな展望が抱けない心で
幸せな未来を生み出すような行動がとれるとも思えません。

ですからプラス思考が大切ではないことはない。

でも、プラス思考が良いと思うあまり

「弱音を吐いちゃいけない」
「後悔したらいけない」
「不安を口にしたらいけない」

と思い込みすぎていることがないか・・・?

これは、本能的に「頑張ろうとする」わたし達みんなが
意識しておいた方が良いことです。

助けて欲しいときに、
きちんと助けてと言えているか?
SOSをハッキリと伝えられているか?

もしもそういうことを溜め込みすぎると、
また、言っちゃいけないと無理やり封じ込めていると
自分も他人も傷つけてしまうことがあります。

結果、願っていたこととは反対の方向に進むことも・・・



アメリカ発の大人気サバイバルドラマ

「ウォーキング・デッド シーズン4」

第12話、 「本音の杯 (Still)」を観ました。

2人だけで森を進むダリルとベス。

ベスはつらい気持ちを晴らすため、
今までは父・ハーシェルに止められてきた
お酒を飲んでみたいと言い出します。

お酒を探しに行こうと誘うベスに対しダリルは無言を返すのみ。

「ならば」と、ひとりで進もうとするベスに
付き添ってはくれるものの、
何もかも諦めたようなダリルの態度に
ベスはいら立ちを隠せないでいました。

何とか酒を見つけたベス。
しかしその酒はいざ飲もうとするベスですが
涙がこみ上げそうになり、
なかなか飲めずに居ます。

そんなベスから酒ビンを回収して叩き割るダリル。
「はじめての酒にはふさわしくない」と言って
廃墟となった自分が生まれ育った家にベスを連れて行きます。

そこに隠してあった密造酒を進めるダリル。
ベスは飲むゲームをしようとダリルを誘い、
ダリルは監視が出来なくなるから・・・と
乗り気ではありませんが、
ベスはそんなダリルの消極的な態度を無視して
ゲームを始めるのでした・・・。



あとで、ダリルは
「オレは酒が入るとタチが悪い」と
穏やかにベスに伝えますが、
ゲーム中に突如爆発したダリルはベスを驚かせます。
態度が豹変し、悪態をつき、凶暴になる・・・。
しかし、彼の言葉を聞いていると、
次第にそれは、仲間が暮らしていた刑務所や
仲間たち、ベスの父・ハーシェルを守れなかったこと、
その場に居たのに何も出来なかった自分・・・
そういった悔しさや悲しみの言葉と涙に変わっていきました。

ず〜っと無言だったのは、
そんな想いを自分の中に溜め込んでいたから。

ダリルというのは原作コミックには登場しないキャラだそうです。
ドラマだけのオリジナルキャラ。
ノーマン・リーダス演じるダリルの魅力の秘密が
発露するシーンでもありました。

わたしは「処刑人」という映画でこの俳優さんカッコイイな〜
と初めて知ったのですが、
「ウォーキング・デッド」のお陰で日本でも多くの人に知られ、
このドラマのプロモーションでも何度か日本に来ている様子。
この回を見た人はたちからまた、
ファンになる女性が増えるだろうな〜なんて思わされました。


不安に思っていることや悲しく辛い思いは
前回紹介したミショーンの例のように
時間がたつに連れて解決してくれることもありますが、
このダリルのように、早い段階で外に出しておいた方が
健全な場合の方が殆どです。

ダリルはベスという聞き役が居てよかった。

あなたには聞いてくれる人が居ますか?
わたしにとっては子供のころは母がそういう存在でした。
しかし今は、その内容によって
話せる相手が違います。

何でも話せる・・・という人がいるわけではないけど
誰にも話せないよりはずっと幸運です。

飲み屋の女将さんや大将がそういう相手だったり
キャバクラのお姉さんがそういう相手だという人も居るかもしれません。
それでも全然かまわない。

事実、わたしの心理学の先生の先生は
海外の方なのですが、
日本に来たときにキャバクラに行って、
ヘベレケに酔っ払って、
「彼女達はカウンセラーか!?」と
キャバクラ嬢のことを言っていたそうです。

カウンセラーを育てる先生ですら
何でも話してしまって気持ちよくなってしまったんですね。

日本で暫くカウンセラーが必要視されなかったのは
飲み屋のそういった文化があったからなのかもしれません。

ですから、不安な気持ちを溜め込まずに話せる機会
弱音を吐ける機会、後悔を口にして涙できる機会があれば、
それを聞いてくれる相手がいれば吐き出した方が良い。

ただし、その後にその人に依存しないように
気をつけましょうね。

ダリルがお酒の勢いで吐き出して
落ち着いて話が出来るようになったときに
ベスに言いました。

「ときどき励ましてくれ」と・・・
しかしベスは答えます。
「それは約束できない」と・・・
自分だっていつ死ぬか分からないから…と言いますが、
そこにはダリルがそれを必要としなくなるくらいに
立ち直れるという希望や信頼も感じられました。

この辺りの繊細な距離のとり方が表現できるのが
とても高い視点で描かれている証拠ですね。

このエピソードからは
依存ではない自立と、健全な相互依存の距離感も
絶妙なバランスで学べます。


                 全ての物語のために









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posted by ストーリーセラピスト at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ストーリーセラピー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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