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2014年09月06日

ドラマ「とんび(TBS版) #2」難しい話を子供にしても伝わらないの?



妻のお腹の中に息子がいるとわかった時、
わたしは父親になる実感が希薄ながらも
喜びに満ちた日々を送っていました。

そして、その喜びは今でも日々グレードアップしています。

初めてエコー写真を見せてもらったときの
衝撃的な感動は未だに忘れられません。

今、小学4年生になった息子の寝顔を見ていても、
あのエコー写真の面影があり
写真を見たときの夢が叶っている今に
いつも感謝しています。

エコー写真を見たときの夢というのは、
言葉をしゃべれるようになって
自分の意見を言えるようになった息子と議論をすること。

今のわたしはちょうど、あの頃思い描いた夢の中にいる。

わたしは息子が言葉を話し始めたころから
結構難しいことも言ってきました。

大人はどうしても子どもに対して
子ども扱いし過ぎるところがある。
難しい話は理解しないだろうと
勝手に思ってしまう。

放っておくと無意識でそう扱ってしまいます。
わたし自身も意識していても例外ではありませんでした。
それを理解しているからこそ、できるだけ意識してきました。



2012年のTBSの日曜劇場枠のドラマ

「とんび」

第2話を観ました。

6歳になり保育園に通うアキラ(荒川槙)を、
たえ子(麻生祐未)が迎えに行くと、
周りの子どもたちのお迎えに母親が来る姿を見て、
どこか寂しそうな表情をしていました。

母親がいないことで寂しさを抱えながら
2人で生きているアキラとヤス(内野聖陽)は
銭湯に行くと、番台のおばちゃん(青木和代)から

「アキラに母親を作ってやれ」と見合いをすすめられます。

ヤスは慌てて「今さらいるか!」とつき返しました。

風呂に入るとアキラは
保育園で家族の絵を描くことになったから
お母さんの写真を持って行っていいか?
とヤスに聞いてきました。

その帰り道、
両親に手をつながれて歩いている子どもを見たアキラは、
ヤスと手をつないでいない方の手を
そっとポケットにしまうのでした。

翌日、保育園で美佐子(常盤貴子)の写真を見ながら
絵を描いていたアキラは、
周りの子供たちに写真を回し見され、
不安になって取り返そうとして1人の男の子と
取り合いになり、写真が破れてしまします。

そのことで喧嘩になり、
ヤスは保育園に呼び出されることになりました。

しかし・・・保育園の先生は言いました。
「問題はそのあとなんです・・・」

喧嘩を先生たちに止められ、
相手の子も謝ったのですが、
アキラは美佐子の写真を持って、
さらにビリビリに破り始めてしまったのです。
寂しさや不安な気持ちでいっぱいになったのでしょう。

この事件がキッカケなのか、
一時期おさまっていたアキラのおねしょが、
また繰り返されるようにもなりました。

やはり母親がいた方がいいのか・・・
そう思ったヤスは見合いをする決意をするのですが・・・。



ヤスを子供のころから叱り、見守り続けてきた
父親代わりの人物がいます。

ヤスの幼馴染のお坊さん、照雲(野村宏伸)の父親、
海雲(柄本明)和尚です。

寂しそうにしているアキラとヤスを海雲が
海に連れ出すシーンがありました。

真冬です。海雲はアキラに
コートを脱ぐように言います。

「風邪ひくじゃねぇか!!」と文句をいうヤスに
耳をかさずにアキラをシャツ1枚の姿にさせました。

「寒いか?」とアキラに聞いてから、
ヤスに抱いて温めてやれと言います。
すかさずアキラを抱き上げるヤス。

海雲はアキラに続けて言いました。
お前が寒いときはお父さんが温めてくれる。
でもそれだけじゃ背中が寒い。
海雲はそんなアキラの背中に手を当てて続けます。
背中が寒いときは和尚もいる。
息子の照雲にも手を当てさせて言います。
照雲おじちゃんもいる、〜おばちゃんも、〜も、〜も・・・
み〜んなが温めてくれる。
だから

「お前はかわいそうな子なんかじゃあない!」


泣けるシーンですね。
大人なら。

これが保育園に通う歳のアキラに伝わるのか?
伝わってますよね間違いなく。
この海雲の説明なら身を持って理解もできているし、
もちろん頭では大人が理解するように
「みんなで助け合って、支え合って」なんて
言葉にはできないかもしれません。

でもそんな「感じのこと」は感じ取っている。

そう、子供はちゃんと感じ取ります。
そして、子供を育てていて思うのは、
大人が頭を通して理解という形で感じようとするよりも
もっとダイレクトにそのままを感じ取っているんじゃないか?
ということです。

テレパシーみたいな超常現象ではなくても、
それに近いくらい敏感で柔らかい感受性を持っている。

そう感じる瞬間が多々あるんです。

もちろん和尚がしたように、
わかりやすく伝える工夫は必要です。

でも、だからといって子供だからという言い訳で
大事なことを伝えなかったり、ごまかしたりはできません。

言葉にできなくても、感じ取るモノは大人以上。

そんな子どもの視線をイメージしたら、
大人の方が勉強させられるくらいです。

わたしは小学4年生の息子に
哲学的な話をしたりもします。
「今ここ」という禅の考え方や、
心理学的な考え方なんかも話します。

もちろん押しつけにならないように。
息子が意味を理解したら
それをどう受け止めるか
どう向き合うかは息子次第。
そういうスタンスで話します。

そうすると、彼は自ら色々なことに
気づいて行きます。

また、そうやって色々自分で感じて考えて
成長していく息子と色々話す。

彼が何を観て何を感じ何を考えたのか?
常に成長し続ける息子の話が聴ける。

不謹慎かもしれませんが、
息子が「友達にこんなこと言われた!」
と怒っている時や落ち込んでいる時ですら、
喜びを感じています。
わたしにとっては息子の成長を観られる
貴重な瞬間です。

そういう話も息子にしています。
君がどんな大人になってもチチは父。
ず〜っと君のことが大好きな父だと。
夫婦喧嘩をしている姿を見せてしまった時は
父がず〜っと君を好きなように、
どんなことがあっても父は母が好きなんだよ。
なんてフォローしたりもします。

そんな一見矛盾しているようなことも
ちゃんと感じ取ってくれているはずです。

子どもは大人の頭では想像できないほどの
神がかり的な感受性で
色々なものを受け止めている。

あなどらずに、そんな子どもを信頼して
子ども扱いせずに、
自分の人生を歩むひとつの命として向き合う。

上から目線ではなく、偉そうにするのではなく
同じ目線にいる尊重すべきヒトとして
向き合っていく。

そうすれば子どもはどんどん素晴らしく
成長してくれます。



               全ての物語のために










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posted by ストーリーセラピスト at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ストーリーセラピー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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