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2014年08月28日

アニメ「ガンダム Gのレコンギスタ 特別先行版」映画は体験



2007年、親友と映画館を出たときに
息が切れていたことがありました。

疲れて「はぁはぁ」言っていました。

あまりに映画に入り込みすぎて、
最後のアクションシーンで、
登場人物たちと一緒に戦っている気分になっちゃったんですね。
「キングダム 見えざる敵」という作品。
ジェイミー・フォックス主演のサスペンスアクションでした。

友人に「羨ましい」と言われました(笑)
そんなふうに入り込める感受性が。

大学に入って、脚本・演出・撮影・編集と
自分でやるようになり、
あまり映画に入り込めなくなった時期がありました。

それを考えると今のわたしは幸せです。
子どもの頃のように入り込める。

さすがに毎回とはいかないけれど、
他の大人たちよりは随分と高い確率で
映画を体感していると思います。

そう、映画は体験。

映画は体験と言えば、このように映画の中身を
どれだけ体感できるか??

という捉え方をされることもありますが、
わたしが言う『映画は体験』というのは、
少年の頃の夏休みからきています。

夏休み、冬休み、春休みもですね。

ほとんどの場合は母に連れて行ってもらった映画館。
その帰りに連れて行ってもらえるマクドナルド。
そして、両親と妹と弟の家族5人で言った映画祭や、
叔父たちに連れて行ってもらった時のこと・・・

つまり、作品そのものも含めて
映画を観に行くというイベントそのものという体験。

わたしにとっては、それらひとつひとつが
今のわたしを作り、支えている。
そんな大切な思い出です。



10月からMBS系列のテレビで放送がスタートする
新作アニメ

「ガンダム Gのレコンギスタ 特別先行版」

特別先行版の上映会を観てきました。
TV用のアニメの3話分を特別編集して
2週間限定での劇場公開です。

宇宙戦争を繰り広げた宇宙世紀(U.C.)が幕を閉じ、
新たな時代である
リギルド・センチュリー(R.C.)を迎えている地球。

R.C.1014年、地球上のエネルギー源であるフォトン・バッテリーを
宇宙よりもたらすキャピタル・タワーを守護する
キャピタル・ガードの候補生ベルリは、
初実習の最中に
謎のモビルスーツ・G-セルフを操縦する
宇宙海賊のアイーダ・レイハントンと出会う。
シネマトゥデイより)



ガンダム大好きの弟と、わたしとわたしの息子と
3人で観てきました。

息子は小学4年生。

総監督の富野由悠季さんの想定では
バッチリ対象年齢のハズです。

今回の作品に当たって、
富野由悠季さんは『「ガンダム」を見て育った大人たちは
この作品を自分のお子たちに見せる義務があると思って欲しい』
というような発言をされていたようです。

公開初日8/23の初回の鑑賞。
10日ほど前に息子に話した時は
「ガンダムなんか古い!」
とまったく興味を持たず、絶対に行かないと
言いきっていました。

夏の夜長に翌日の仕事に備えて
眠りに就きたい父を捕まえて「遊ぼう!」という息子に
『じゃあ今度伯父ちゃんと3人で「ガンダム」観に行こう』
と卑怯な(笑)取引を無理やり呑ませて、
その日は21時に寝る予定が23時まで
眠い目をこすりながら息子とカードゲーム。

夏休みと言えど、息子の夜更かしも
普段は22時までなのですが、
その日は超特別な夜長になりました。

「面白くなかったら寝ててもいい」
という条件で連れてきた劇場。

実際に始まると、ちゃ〜んと最後まで観ていました。

劇場を出て、わたしと弟は息子に感想を聴いて観ました。
「どうだった?」
息子の返答は「・・・」

本気で言葉に詰まっていました。
いつもなら息子は遠慮なく感想をいいます。
しかし、この日は本当に言葉が出ないと言った感じ。

わたしも弟も深追いせず、話題を変えました。
なぜなら、わたしたち大人が
感想は?と聞かれたら「・・・」となることを分かっていたから。

感想を言葉にすると「混乱」です。

内容や表現される情緒的な部分まで含めた
情報量がとにかく多くて、
台風のようにブワー!っと渦巻いている。

だから、面白かったとか面白くなかったとか
そんなのは観た本人がわからない。

特に富野由悠季さんの作品は、
正真正銘、物語のオープニングのはずなのに
数十話あるお話の途中からいきなり見せられたような
そんな始まり方をするので、
観ているうちに台風に巻き込まれる自分を待つか、
自分から巻き込まれに行くしかない。

観終わって数日たった今なら、
ちょうど冒険が始まりかけたな・・・

と言うところで終わっているのが分かります。

このあと、息子が興味を持つか持たないかは彼次第。
でも、父と伯父ちゃんと、なんかよくわからないけど
観入ってしまった「ガンダム」を観た。
という体験は残ったはずです。
その日の夜
『今度は伯父ちゃんと「弱虫ペダル」観に行きたい!』
と言っていました。

9歳の今しか持っていない感受性で
その日の体験をどのように感じ取ったのか。
その日の体験が大人になるにつれ
どのように彼のなかで彼自身の一部になっていくのか。

そう考えると、この子が大きくなるまで
ぜったいにちゃんと見届けたいなと思えます。

わたし自身、どんな作品を観るにしても、
そんなふうに体験しながら吸収していきたいと思っています。

だから、わたし自身が面白いと思わない作品を
他の人が面白いと思ったのなら、
その思いは大切にしたいと思うし、
わたしもその作品の良さを体験したいと思います。

映画は体験。

物語の世界に入り込み体験すること、
そして、その作品に触れたときの自分の人生の状況、
それら全てで感じ、情感として残っていくもの。

それは間違いなくわたしたちの人格を
創ってくれているはずです。


               全ての物語のために









posted by ストーリーセラピスト at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ストーリーセラピー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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