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2014年08月17日

大河ドラマ「黒田官兵衛 #29 天下の秘策」嘘をつく資格



あなたは自分をだました相手を信じられますか?

「あなたは信用できない!
私に嘘をついたから!!」

常識としてとても筋が通ってますよね?

でも、いくつかあるわたしの座右の銘のひとつに
“嘘も方便”という言葉があります。

相手の幸せのためにつく嘘は
例えそれが嘘だと言うことで相手を傷つけたとしても
尊い嘘だと思っています。

ただ、それってとても難しいことなんです。
わたしもまだまだ嘘の達人になれずに困っています。

嘘は嘘。

本当は出来るだけつかない方がいい。
だって嘘をつかれて嬉しい人はいない。
ましてや嘘をつくことによって嘘をついた人のことも
守るような形になってしまうと、
ど〜しても嘘をついた方には罪悪感が残る。

後ろめたさが残る。

それが、”幸せ嘘”の達人になる邪魔をします。



最近は、5回分くらいまとめて観ている
NHKの大河ドラマ、

「軍師官兵衛」

第29話、「天下の秘策」を観ました。

官兵衛(岡田准一)は、信長の死をこの場限りの秘密として、
恵瓊(山路 和弘)に和議を申し出ました。

「一世一代の大勝負にございます!」
「その勝負、乗った!!」

官兵衛、恵瓊。二人の策略家の熱い取り交わし。

ただ、そうなると、備中、高松城の
決着を早急につける必要が出てきます。

恵瓊は、高松城主、
清水宗治が織田への寝返りを断固拒否していたために、
毛利の本領安堵と城兵の命を救う事と引き換えに、
宗治に切腹を承知させます。

「織田への寝返り」という形を承知したなら、
切腹の必要はないのですが、
清水宗治が応じない以上は最早切ってもらうしかない。
一刻の猶予もない今、
宗治の命よりも、事を前に進める事が優先されるとのこと。

後は、小早川隆景(鶴見辰吾)がこれに応じるか否か・・・。

恵瓊がすでに説得を始めていましたが、
官兵衛は夜道を馬で駆け、直々に隆景の説得を始めるのでした。




隆景には織田信長の死は伏せて、和議を結んだ官兵衛。

隆景は清水宗治の切腹直後に、
織田信長の死の知らせを聞き、
黒田官兵衛の策略にハマったことを悟りましたが、
官兵衛と直に話し、官兵衛がなぜそうしたのか?
その真意と、官兵衛の世の中の流れを見る力を信じて
自分が騙されたことを承知の上で、
改めて、本気の和議を結びます。



相手を騙しておいて、その嘘がばれたら
さらに信頼関係を増してしまう・・・

官兵衛は怖ろしいなと思いました。
と、同時になんだかザワザワもしました。
わたしの胸の中で。

嘘を突かれたとわかれば誰でも怒ります。
騙されていたわけですから・・・

隆景も最初は怒りましたが、
官兵衛の言葉を聞いて考えを改めます。

腹が読めない男、官兵衛を信じたのです。

嘘をつき通してまでこの国を変えようとしてる。
嘘をつき通してまで官兵衛側も毛利方も守り、
無益な折衝を、可能な限り抑えようとしている。

世の中の流れを俯瞰して、
その大きな流れの中にある自分たちを客観的に見て
誰がどの役目を担えば一番上手くいくのか?

官兵衛にはそれが見えている。

隆景は、自分に嘘をついた官兵衛ではなく、
国の先々のことまで考えていた官兵衛を信じたのでしょう。

嘘をつくとき、特に、
その嘘で自分にも優位に事が運ぶ時
わたしたちは罪悪感が生まれます。

その罪悪感で中途半端な嘘になってしまうか、
本気で嘘をつき通すか、
そして、その嘘がばれたときの自分の在り方は?


信長の死のようにいずれ必ずバレる嘘もあれば
自分さえ墓まで持って行けばバレない嘘もある。

嘘の種類によって覚悟の持ち方も違ってくるでしょう。

嘘も方便。
嘘は、それが招く結果を受け止める覚悟・・・
つまり自立した大人の覚悟と
自分だけでも相手だけでもなく、
過去も未来も含んだ自分たちを取り巻く環境全てを俯瞰して
最善の選択だと判断する決断力が求められるんですね。


                   全ての物語のために









posted by ストーリーセラピスト at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ストーリーセラピー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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