お知らせ 2019年10月1日からこのブログ
「あなたの幸せ力を引き出すストーリーセラピー【ストセラ】」は
https://storytherapy.net/
へ移行します。

こちらのseesaa版は、これまでの記事のアーカイブとして残します。
今後とも、よろしくお願いいたします。

2014年08月16日

「風立ちぬ」10年限りの大暴れ



転職活動を良くしていた時期。

迷走してると言われることがたまにありました。

半分間違っているけど半分正解なので
否定はしませんでした。
それは34歳のときの話。
そのころは、50社受けて箸にも棒にもかからなかった。

37〜38歳のときの転職活動では
5社受けて2社内定、1社は社長面接までは行けたので
自信もつきました。
しかし、迷走感がなくなって来てるんだろうなというのも
自分でも良く分かります。


幼少のころはマジシャンになりたかった。
小学中学年のころは昆虫博士になりたくて、
高学年ではマンガ家。
中学校に入ってから、
マンガ家より映画を作る仕事にあこがれた。

そのまま新卒では東京でテレビの仕事についたので、
そのあたりまではきっと周囲からも
「なるほどな〜」と納得してもらえる流れだったハズです。
しかし、1年で福岡に戻り、フリーターに・・・

迷走が始まったのはそこからです。

仕事の内容の前に、雇われる生き方に疑問が湧いたんですね。
映画の仕事に就けば何でもいいのではなく、
自分の生き方に対する考え方が浅かった。

何をやるかより前にどう生きるか?を考えていなかった。
その甘さに気付いた時でした。

もちろん、周囲から迷走のように見えている期間も
わたしの中では半分は一貫していました。

それが物語。物語が必ず中心にあったから。
心理学もマーケティングもコミュニケーションも
人材育成も・・・
物語への理解を深めるための周辺勉強的なものでした。

自分以外の人にも迷走から抜け出し始めているのが
伝わってきているのは、
自分の生き方が定まりつつあるからなんだと思います。



わたしは考えてみるとスタジオジブリの作品って
あまり多くは劇場で観ていません。
ほとんどが「金曜ロードショー」です(笑)

しかし、宮崎駿監督、今度は本当に長編映画は
最後になりそうな感じがしたこの作品だけは
とても気になっていました。
結局劇場には行けなかったけど、
わたしがジブリ作品を最新作でレンタルするのも珍しい。

「風立ちぬ」

せっかくなので、ブルーレイを借りて観ました。

大正から昭和にかけての日本。
戦争や大震災、世界恐慌による不景気・・・そんな時代のお話。

航空機の設計者である堀越二郎は
イタリア人飛行機製作者カプローニを尊敬し、
いつか美しい飛行機を作り上げたいという野心を抱いていました。

関東大震災のさなか汽車で出会った菜穂子と、
ある日、運命的な再会をします。

二人は恋に落ちますが、菜穂子は結核にかかっていました。

少年の頃からの夢を追う人生と
菜穂子との愛の日々を描いた人間ドラマ。



夢の中で、カプローニと会っていた二郎。
カプローニが二郎に言いました。
「想像的な人生の持ち時間は10年だ。
君の10年を力を尽くして生きなさい」

わたしの迷走は、力を尽くす10年を探してきた・・・
そんな期間なのだろうと思います。

これまでも一生懸命でしたが、
“本気”がどんなものかわかっていなかったり、
怠け心との付き合い方が分からなかったり、
力点をどこに置けばいいのかも分からなかったり・・・

どうなりたいかはハッキリしているけど、
どうすればどうなれるかは全く見えていなかった。

わたしの場合
多くの男性がすでに手にしているであろう
確固たる人生設計を
いったん度返しして、解体しちゃいました。

バラバラにしてなんとなく設計図の青写真が
見えてきたのがここ最近。
もう40歳直前です。

人生に完璧な設計図なんてありません。
それはだれも同じ。

ここからは、また試行錯誤しながら
臨機応変に創造していかなければなりません。

青写真から形に起こしていく10年が
これから始まるんだと思っています。

これから10年、力を尽くしていける。
そう考えるとわくわくします。

たぶん宮崎駿監督は何十年も力を尽くしてきたはず。
そんな人が
「想像的な人生の持ち時間は10年だ」
なんてセリフを言わせるということは、
きっとその10年が一番深い10年なんだと思います。

もっと勉強しておけばよかった・・・
もっと体力を蓄えておけばよかった・・・

そんな思いがあるから、子どもにも勉強しなさいと
ついつい言ってしまう。

それが普通の大人です。

わたしも普通の大人の一人ですが、
まだ、前を向いている。
だから子どもに勉強しなさいということは
少ないほうだと思います。

もっと勉強しておけばよかったけど
勉強だけする期間は終わった。
もっと体力を蓄えておきたかったけど
他にもやることいっぱいあったし五体満足だし
今あるところから体力も維持してやっていく。

多分、創造的な10年が始まりかけている。
正直、30代をそういう期間に当てられる人が
うらやましいとも思うし、
これからの10年を考えると身震いもするけど、
助走期間としては最高の30代でした。

ナウシカが砂の上を走って、メーヴェにのり風に乗る。
あの感じ。
きっとあんなにスマートにはいかないだろうけど
あのイメージで生きて行きたいな。

「風立ちぬ」を観終わった後、
自分の人生をそんなふうに考えました。


                  全ての物語のために











posted by ストーリーセラピスト at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ストーリーセラピー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。