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2014年07月22日

ドラマ「PRICELESS〜あるわけねぇだろ、んなもん!〜 #4」父は誇りを持って働き、母はそれを支えて・・・



だれでも若いときはそうなのかもしれませんが、
わたしは以前は「〜すべき」「〜であらねばならない」
という主義主張をとても強く持っていました。

年齢を重ね、いろいろな価値観を認められるようになり
また心理カウンセリングを学んだことも影響して、
「〜べき」は自分を縛り付け他人も苦しめる価値観の押しつけ、
独善の押し売りであることが多いものだと
気づけるようになりました。

ですから極力「〜べき」は言わないようにしています。
そう思った時は、「本当にそうなのか?」
と自分に問いただすように心がけています。

今回は、自分に問いただしながらも
現時点では「〜べき」だと、強く思っていることを
あえて書かせていただきます。

それは・・・

家庭における父親は、家族のために誇りを持って働くべき。
そして、母親はそんな父親を支えるべき。
それが家族を持つと決めた者の、取るべき責任。

という信条です。

男女平等の観点からいえば、
父=家庭を持つすべての働き人
母=その配偶者

となりますね。



本放送時に気になっていましたが、
観れなかった作品。
いつかまとめてDVD借りようと思っていたら、
「HERO」のおかげで夕方の再放送が始まりました。

ドラマ「PRICELESS〜あるわけねぇだろ、んなもん!〜」

第4話を観ました。

金田一二三男(木村拓哉)が
鞠丘貫太(前田旺志郎)、両太(田中奏生)と公園にいると、
榎本小太郎(藤ヶ谷太輔)がやって来ます。

榎本にご飯を奢ると言う金田一。炊き出しの列に並びました。

食事をもらった金田一は、
無一文になった時に段ボールを貸してくれたゲンさん(五頭岳夫)が
来ていないことに気付きました。

ゲンさんのテントを覗くと、風邪をひいて体が弱っている様子。
金田一は榎本に薬を買ってこさせ、水と食料も差し入れます。

榎本の用事は、金田一が会社にいた頃に進めていた
榎本自身の企画が形になりそうだという報告でした。
コストの問題でもめていましたが、
下請けの相模川製作所の社長の協力で切り抜けたのです。
榎本は、その会社が人手を必要としているので、
金田一に短期で良いなら働いてみないかと勧めます。

金田一は、もちろん大喜び。

金田一が『幸福荘』に帰ると、
二階堂彩矢(香里奈)がいて、彼女も仕事が見つかったとのこと。

実は彩矢は路上アイドルの富沢萌(小嶋陽菜)に
キャバクラのバイトの代打をさせられてしまうことになったのでした。

そこに一厘(夏木マリ)がやって来て、
金田一に客が来ていると教えます。

客とは、金田一の恋人、広瀬瑤子(蓮佛美沙子)でした。

一方、模合謙吾(中井貴一)は
社長の大屋敷統一郎(藤木直人)から企画営業部で進めている
新製品企画を全て白紙に戻すよう命令されていました。

その中には、
榎本が相模川製作所と進めている企画も含まれていました。

相模川製作所の存続と、
模合の人生を賭けた選択が迫られます…。



自分の出世のために真実から目を背ける模合に
彩矢は失望していました。
ですから、それでも模合を信じている金田一が
不思議でならない様子。

金田一は、模合さんはまだまだこれからだろう…
と言い、過去に取引先で起きた出来事を説明しました。

部下の失敗で取引先に迷惑をかけ、
同僚の金田一と模合も同行で謝罪に出かけたときのこと。

取引先企業の担当者は、
土下座をして謝罪する失敗をした部下を顎で指して
模合に言いました。
「当然、彼はクビにしてくれるんでしょうね?」
と嫌〜な言い方で担当者を辞めさせろ、
さもないとおたくとは契約できないと脅してきます。

それまでとても腰の低かった模合が
ハッキリとした眼で相手を見つめ、
そういうことならばと、契約を自分の方から断ります。

そして、今回の話では、
模合が社長に面と向かって
「この会社から排除されるべきなのは、あなただ」
と言ってしまうシーンがあります。
もちろん会社にはいられません。
それが原因で家からも追い出されてしまいます。

これで晴れて模合も、金田一や彩矢の仲間入り〜♪

明るく前向きなドラマの話なので
こんな風に書けますが、
現実にこのような境遇の人もいるわけです。

「震える牛」というドラマにもなった小説。
このモチーフになっている食品会社の
偽装事件やそれに関わった社員の家族にも
多くの葛藤があったはずです。

仕事というのは、
単純に生活費を稼ぐための手段ではありません。

自分が人や社会に対して
どのような価値を提供できるのか?

自分自身の価値を問う活動と言ってもいい。
それだけ強い側面もあります。

家族の生活ために、誇りの持てない仕事を
黙って続けろというのは、
突き詰めれば・・・「死ね」と言っているのと同じです。

模合は自分の誇りをかけて社長に進言しました。
その結果クビになったのであれば、
奥様は「そんなあなたを誇りに思う」という態度では接しても
「家族のために言いたいことを我慢して会社にしがみつけ」
とは言ってはいけない。

それがわたしの意見です。

それがつまり、
「誇りなんかいらないから、黙って金もってこい」
「金さえもってくりゃあ、あんたじゃなくたって誰だってかまわん」
と言っているのと同じ、つまり存在の否定です。
「死ね」と言っているのと同じというのはそういう意味です。

「家族のために働く」・・・
それは、生活費を持ってくるためだけではありません。
特に子供がいれば、
その生き方、仕事への向き合い方を見て
子供が育っていきます。

教育ということです。
もちろん、大人・・・働く本人もその配偶者も
成長は日々していかなければならない。

自分を殺して、会社にしがみつき
間違っていると思うことを黙々と続ける・・・

そんな生き方が、一緒にいる人…特に家族の
手本になるでしょうか?
良い影響を与えるでしょうか?

わたしはそんな人たちばかりで作られるような
社会に面白味も幸せの可能性も感じません。
つまらないことこの上なし。

男女平等を謳い、社会に進出するような女性なら、
仕事やそこにある自分の存在への誇りというものが
どれだけ大切か、それこそよくわかるはずです。

まさか、自分は誇りを持って生きるけど
ご主人には家族のために誇りなんて捨てろ!
・・・なんて言いませんよね?

お父さんもお母さんも、
家族のためにというなら、なおさら
自分の誇りを大切にすべきでしょう。

奴隷の子供が不幸なのではありません。
奴隷意識を持って生きている親を見せられること、
奴隷意識を引きちぎり、
自分の人生を生きることを否定するような
家族の在り方を見せられてしまうこと、
そういう考え方を植え付けられてしまうことが、
子供にとっての不幸です。

子供たちに、生き生きと自分の人生を
元気に幸せに全うしてほしいと願うなら、
大人としての責任をとって、
誇りを持って働き、家族はそれをサポートすべきです。



               全ての物語のために












posted by ストーリーセラピスト at 22:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ストーリーセラピー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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