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2014年07月20日

ドラマ「PRICELESS〜あるわけねぇだろ、んなもん!〜 #2」バカバカ言う側が本当にバカになるメカニズム



「バカって言うほうがバカだも〜ん」

って、子供のころ言ってました。

人にバカって言っちゃいけないんだよ。
それなのに言っちゃうやつこそバカなんだ。

子供のころの理解って、
その程度ですよね。

なぜ、バカって言うほうがバカなのか?
ちゃんとは理解してない。

大人でもちゃんと理解している人は
実はとても少なかったりします。

いや、本当は大人はほとんどの人が
わかってるんですが、
感覚的に分かっているだけで
言葉で「バカって言うほうがバカになる」んだという
状況を順を追って説明はできない。

なので、そのメカニズムを心理学的に
説明できるようになりましょう。

大人のたしなみとして。



「HERO」第2期の放送開始に合わせて
福岡では夕方の再放送が始まったドラマ、

「PRICELESS〜あるわけねぇだろ、んなもん!〜」

第2話を観ました。

一泊分の家賃を手に入れた金田一二三男(木村拓哉)は、
鞠丘寛太(前田旺志郎)、両太(田中奏生)兄弟とともに
幸福荘に戻りました。

そこで、アパートの住人、豪田武雄(酒井敏也)に
「窮地を救う女神が現れる」相が出ていると占われます。

もしや、一厘(夏木マリ)が…と、
一瞬思いますがどうやら違うようです。

次の日も、金田一は寛太、両太から
僅かばかりの金を得る方法を指南してもらっていました。

その頃『ミラクル魔法瓶』では、
榎本小太郎(藤ヶ谷太輔)が模合謙吾(中井貴一)に
金田一が本当は無実なんじゃないかと持ちかけます。

模合も気づいていますが、
榎本には「君が心配することではない」と取り付くしまもありません。

金田一たちが幸福荘に戻ると、
二階堂彩矢(香里奈)がやって来ます。

『ミラクル魔法瓶』の経理課に努める彩矢は、
金田一の大阪出張がカラ出張ではないかと
疑っていたのです。

なぜなら、社内で金田一が情報持ち出しを行った
とされている日付に、経理課には出張による宿泊費などの
領収書が金田一から出されていたからです。

この証拠は金田一には逆に朗報となりました。
ホテルの領収書もあるので、
出張を命じた模合の説明さえあれば、金田一の疑いは晴れるはず。

翌日、金田一は『ミラクル魔法瓶』へ出向きます。
彩矢と一緒に模合を探しますが、なかなか見つかりません。
そんな時、金田一は社長の大屋敷統一郎(藤木直人)と
財前修(イッセー尾形)と鉢合わせします。

誰も疑っていない金田一は大阪出張の件を
二人に話します。
多くの社員が見守る中、統一郎は冷静に
「それが事実だとしたら問題だな」しらを切り、
再調査を約束するのでした…。


本放送当時、気にはなっていたのですが、
多忙で見逃していたこのドラマ。

脚本は「任侠ヘルパー」などの古家和尚さん。
演出は「HERO」と同じ鈴木雅之さんらが担当されています。

つまり、ドラマの根底に流れるテーマや
物語の骨格、演出はとてもしっかりしているんですね。

見ごたえがある。非常に面白いです。
毎日見れるので帰宅の楽しみが増える。


今回のお話の中で、模合が金田一を呼び出し
喫茶店で待っている間に、
金田一の方は寛太が万引きの疑いをかけられ、
コンビニの中に連れて行かれたという両太からの
SOSを受けて、彩矢とともに
コンビニへ出向くシーンが描かれます。

コンビニの店長は、寛太と両太が
貧乏人であることをよく知っていました。
自動販売機の下に落ちているお金を
探して回っていたりする様子をいつも見ていたのです。
だから、コンビニの前でビールを手に持っていた寛太を見て
万引きしたに違いない!!
と決めつけてしまったんですね。
貧乏だから、お前がやったに決まっている!!と。

金持ちにも善人と悪人がいるように、
貧乏人にだって善良と悪人はいます。

しかし、この店長の頭には
「貧乏」と「万引き」の間に「だから」という
理由を表す言葉が何の疑いもなく入ってしまっているのです。

そう思い込んでいるから、
彼の中では貧乏人=犯罪者となってしまっている。
彼の世界ではそれが真実なのです。
客観的な事実は違っても。

つまり、先入観をとっぱらって、
広い視野で、貧乏人「だから」万引きするとは限らない
という当たり前の発想が出せない時点で
彼は「発想貧乏」になっているわけです。

や〜い、ビンボ〜ビンボ〜言うやつが貧乏なんだ〜い!

ってなもんです。

バカって言う人が本当はバカ。

も、これとまったく同じメカニズムです。


たとえば、誰かがあなたに
「そんなこともわからねぇなんて、バカじゃねえの?」
と言ったとしましょう。
その人は、ことあるごとにあなたのことを
「ああ、アイツはどうせバカだから」と言いふらしています。

もちろんあなたはバカではありません。
短所は確かにあるかもしれませんがそれはみんなそう。
短所があるからって、バカ呼ばわりされることはありません。

しかし、その人の現実の中ではあなたはバカなのです。

その人はあなたの欠点や、
あるいはその人の前でやらかした失敗を見ている。

あなたにはプラスの部分もいっぱいあるし
その人の前でもそのプラスの部分は発揮されているのですが、
その人には見えていません。
見えていても、どうせアイツはバカだからいつかやらかす。
と思っているわけです。

つまり、あなたのプラス面がちゃんと発揮されているときも
どうせアイツはマイナス面があるからバカなんだと
マイナス面しか見ようとしない。
そして、またあなたのマイナス面を目の当りにしたら、
ほ〜らやっぱりバカだった!!

と、言うわけです。

そして、「アイツ」=「バカ」という事実が
その人の頭の中では形成されます。

そう、物事をありのまま見るということができない。
あるいは人はプラス面とマイナス面を持っている
という当たり前のことがわかっていない。
あるいは自分にも長所と短所があることをわかっていない。

正真正銘のおバカさんなんですね。

普段から、人にバカバカ言うクセがある人は
人のマイナス面ばかりに目が行く傾向があるということです。
そうなると、本当にマイナス面しかない人に見えてきちゃうんです。
本当は自分がそこしか見れなくなっているのに・・・
もうそうなったら自分がおバカさんになってしまっている。

しかし、あいつバカだな・・・という評価をするときは
人は上から目線です。

自分が優位にいて評価を下してやっているという
大いなる勘違いに気づいていない。

その時点でおバカさんになってしまっている。

だから、バカって言う人が本当はバカなんですね。

これは、本当に滑稽でおバカな話ですが
非常に日常茶飯事に世の中では起こっていて、
本来悪くならなくていい人間関係を悪くしたり
バカと言われる側も言う側も
傷ついて、病気になったりということが
現実起きているんです。

だから、自分を客観的にみる。
周囲の人、物事、出来事も
できる限り、評価せず「ありのまま」を見る。
そういう視点を磨く努力が必要なんですよね。

大人も成長しなければならない。
これもその大きな理由のひとつですよね。




               全ての物語のために









posted by ストーリーセラピスト at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ストーリーセラピー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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