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2014年07月09日

ドラマ「BORDER(ボーダー)警視庁捜査一課殺人犯捜査第4係 #6」いつも聴いてあげたい



小学4年生の息子はだいぶたくましくなってきました。
精神面もすくすくと成長しているようです。

以前は、学校で辛いことがあったとき、
それを2人でいる風呂場などで打ち明けてくれ、
その場で思い出して泣いてしまうようなところがありました。

でも、今はそういう回数も減りました。
学校や習い事先でこういう嫌なことがあった・・・
という話は聞きますが、「その時泣いた」とは言っても
それを話しているときは、
怒りは表現していても泣きはしない。

それが良いことなのか悪いことなのかはわかりません。
きっとそれはこれからの親子の在り方で
決まって行くことなのでしょう。

だから、息子の話を聴くということは
よりいっそう大事にしていきたいなと思っています。


4月期シーズンのドラマで
「MOZU」と同じ時間帯に放送されていたので、
近くに住む弟に頼んで録画してもらっていたテレビ朝日のドラマ。
「HERO」第1期シリーズと同時進行で観ています。


「BORDER(ボーダー)警視庁捜査一課殺人犯捜査第4係」

第6話、「苦悩」を観ました。

都内マンションで女子大生が墜落死します。

警察は自殺と判断し、捜査を打ち切ろうとしていましたが、
比嘉(波瑠)だけは死亡状況に違和感を覚え、
捜査の続行を申し出ます。

特に、中指に不自然な硬直が見られたことと、
屋上に揃えて置かれた靴のそばに
奇妙な枯れ枝が落ちていたことに引っ掛かっていました。

石川(小栗旬)は、上からの指示で
解剖に立ち合うことになっていましたが、
結局、家族からの要請で解剖は中止されてしまいます。

あきらめ切れない比嘉は、石川と共に女子大生の兄と会い、
彼女が自分用のスイーツを取り寄せていたことが分かります。

比嘉はますます事件の可能性を疑いますが、
遺体は故郷に送られてしまいどうにもできません。

そんな中、また別の墜落死事件が発生します。
亡くなった女性は、先の女子大生と同様
自殺未遂を起こしていた過去があり、
やはり自殺として処理されることになります。

しかし、同じような枯れ枝を発見した比嘉は、
確信を強め石川に協力を持ちかけます。


今回の話の登場人物の中に
自殺志願者たちのカウンセリングをしている
男性医師が登場します。

彼は自分に心を開いた女性たちに
体の関係を迫る卑劣な人間でもありました。

でも、今回焦点を当てたいのはその卑劣さではなく、
カウンセリングにより自殺志願者が
前向きに生きようと思えるようになったということです。


わたしがカウンセリングの講義で最初に教わったのが
カウンセラーが人を助けられるわけではないということ。

うつ病の人の話を聴いていて自分がうつ病になってしまう
カウンセラーや精神科医がいるのも事実です。

なぜ、そんなことが起きてしまうのか?
それは、自分が助けなきゃ!
と思ってしまっているから。
という部分が多いようです。

でも、それが原因で
カウンセラーが人を助けるわけではない
と思うようにしなさいと言うわけではありません。

クライアント=依頼人=相談者のことを考える。
突き詰めるとその人の人生はその人のもの。
その人の悩みはその人が成長するための課題として
現れたことであって他人が答えを出しても
結局助けにはならず、
むしろ相談者の成長を妨げることになるからです。

だから、カウンセラーは助けてあげるなんて
傲慢にならず、自分にできるのは
相談者が自ら成長しようとする力を信じ
そのサポートをするだけ。

ヘルプではなくサポート。

そう肝に銘じておく必要があるんですね。

そうすることで、相談者が本当に自ら悩みを乗り越えて
成長していく。

じゃあ、カウンセラーが何をしているのかというと
話を聞いてあげている。

もちろん専門的に勉強すれば
「ただ聞いている」んじゃないことがわかります。

しかし話を聞くこと、さらにしっかり心を汲みながら
「聴く」ことが何よりも大切にされています。

話を聴いてもらえる・・・

これって普段の生活の各場面を思い出してもらうと
わかると思いますが、とても重要なことですよね。


親としては家族を養うためには働かなければならない。
クタクタになって家に帰ると、子どもが遊ぼうとせがんでくる。
疲れていると正直しんどいです。

でも、子どもが子どもでいる時間は少ない。
彼らの話をきちんと聴いて、
こんなことが楽しかったんだね、面白かったんだね、
悲しかったんだね、残念だったんだね。

と知ってあげること。

自分に置き換えて考えてみたときに、
言いたいことを言えなかったとき
話を聴いてもらえなかったときの
寂しさやフラストレーションは確実にあります。

そのフラストレーションはすぐに溜まって
気持ちを荒ませます。

ちょっと聴いてもらえなかっただけで
こんなにきついんだなと自分でそのときの感情を
確認することができると、
子どもの話を聴けなかったときに
後でとても反省します。

反省すると、次はもっときちんと聴こうと思います。
それが大事。

いま、息子が話しながら泣くことが少なくなったのは
たくましくなったからだと思っていますが、
そう決めつけると、それ以外のことが見えなくなります。

もしかしたら、泣くのは弱さだと
息子自身が思っていて泣けずにいるのかもしれない。
だったら泣きたいときは泣ける環境も必要になる。

本当の意味で感情をしっかりと出せる
環境をつくってやる。

それは、親の在り方ひとつだなと思います。


               全ての物語のために










posted by ストーリーセラピスト at 07:53| Comment(0) | TrackBack(0) | ストーリーセラピー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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