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2014年07月05日

ドラマ「BORDER(ボーダー)警視庁捜査一課殺人犯捜査第4係 #5 追憶」幸せな家族を持つ夢はちっぽけなもの?




サラリーマンの平均で言えば、
わたしは間違いなく多読だと思います。

小説だけではなくて、
ビジネス書もかなり読んでいます。
自己啓発系もかなり読んでいるほうだと思います。

よく、「変な影響を受けたくないから」
と言って本を読まない方がいますが、
変な影響を受けてしまうのは
あまり本を読まない人です。

本をたくさん読む人は、
そこに書かれてあることを著者や編集者という
個人の意見というフィルターがかかっている
第三者の意見として読んでいるので、
普通の討論と一緒。

他人の意見を
「なるほどそういう考えは参考になる。
でも、ここは違うよね」
と自分の意見も持ちつつ新しいことを学べます。

だから一冊の本からすべてを鵜呑みせずに
自分が選んだ方向へ成長するために
必要な情報を選択して取り入れています。

そうやって、わたしが読んでいる中で、
やはり賛同できない意見というのもあります。
大成した経営者や起業家、
あるいはフリーランスでバリバリ働いている
血の気の多い感じの方々の中には、
「家族を持つ」「家族のため」ということを
『ちっぽけな夢』と言ってしまう人がいます。


4月期シーズンのドラマ。
TBS×WOWOW共同制作の大作
「MOZU」のヒットの陰に隠れていた
テレビ朝日の秀作ドラマ

「BORDER(ボーダー)警視庁捜査一課殺人犯捜査第4係」

第5話、「追憶」を見ました。

住宅街にある一軒家の玄関先で
サラリーマンと見られる男性の遺体が発見されます。

検視を担当した比嘉(波瑠)によると、
異常死には間違いないものの、
解剖してみないと死因ははっきりしないとのこと。
また、その男性は身分を証明する物も
携帯電話も所持していないため、
身元さえ分かりません。

所轄の刑事によると、
最近管内で多発しているノックアウト強盗の可能性が強いとのこと。

しかし、石川(小栗旬)の前に生前の姿で現れた
被害者の男性(宮藤官九郎)に話を聞くと、
頭を打ったせいか、男性は記憶を失っていて、
身元すらわかりません。

「どうして私が死んだのか思い出すまで、
あなたのそばを離れません!」
と石川に宣言してしまうような始末。

宣言通り、自身の遺体の解剖現場から、
ノックアウト強盗の巡回捜査まで、
石川にピッタリとついて回る被害者男性。

石川は、そんな名無しの被害者男性と
親睦を深めながら?も、
死因を突きとめようと捜査を続けていきます…


コメディでした。
でも、笑わせておいて泣かせるみたいな・・・
配役も宮藤官九郎さんでピッタリです。

この被害者男性、
元は妻と娘を大切にしていたサラリーマンでした。

それがなぜ他人の家の前で死ぬことになったのか?

そこがミステリーなのですが、
役どころは本当に普通のサラリーマン。

厳しい社会情勢の中、
勤め先は合併を重ねて縮小していき、
今の年齢ではもう転職も難しく、
必死でその会社にしがみつくしか選択肢がない。

今の日本の多くの中堅サラリーマンの象徴のようなキャラクター。

わたしも妻と息子の存在はっても大きいです。
健康な彼らと同じ空間にいられる。
ただそれだけのことがどれだけ幸せなことか、
いつもヒシヒシと感じながら日常を送っています。

決して「ちっぽけ」なんかじゃありません。

もちろんビジネス書などで家族の幸せを夢だという人へ
「そんなちっぽけな」というときには、
もっと大きな夢を持て!
と鼓舞するために言っていることでしょう。
言い換えれば、家族を幸せにするのは当たり前、
それはもう当然の前提として
もっともっと世の中のことを大きな目で変えていこうよ!

という呼びかけの意味として言っているのでしょう。

わたしはそう解釈するようにしているのですが、
読んでいるとどうもそうではない感じの方もいます。

つまり本当に「家族なんてちっぽけなこと」
とどうやら本気で思ってるんじゃないかと・・・
そういう本もあります。

書いている人がみな成人君主なのではありません。
だから、その人個人の考え方が
強烈に前面に出ているものもあります。

価値観の違いは人それぞれ。
それはわかっているのですが、
わたしは、そういう意見に触れると
「じゃあ、あなた、例えばがん病棟や
小児がんセンターなどに行って、
そこにいる患者のご家族に言ってごらんなさいよ」
と言いたくなります。

生きているという大事(おおごと)、
健康でいられるという大事、
一緒にいられるという大事・・・

その奇跡を奇跡ととらえられる感受性がないまま
成功しても成功と言えるのかな?

というのが偽らざる気持ちです。

石川(小栗旬)のラストカットの一筋の涙。
かの感受性を持てることこそが
成功ならぬ成幸なのでしょう。


                全ての物語のために









posted by ストーリーセラピスト at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ストーリーセラピー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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