お知らせ 2019年10月1日からこのブログ
「あなたの幸せ力を引き出すストーリーセラピー【ストセラ】」は
https://storytherapy.net/
へ移行します。

こちらのseesaa版は、これまでの記事のアーカイブとして残します。
今後とも、よろしくお願いいたします。

2014年06月13日

ドラマ「ブラック・プレジデント #10 結婚する君へ…社長、人生を悟る!?」他人をコントロールしようとしてないか?



「一体感」という言葉があります。

多くの場合は「連帯感」と混同されて、
いいことのように使われますが、

正確には「母子一体感」と言います。

幼児が自分の思い通りに
親が動いてくれないときにぐずりますよね?

「ミッキーのコップが良かったのに〜!」

ミッキーのコップは洗ってないし、
どのコップでも同じ・・・親の当たり前の考えはこう。

でも、その子にしてみたら、
今自分がミッキーのコップを使いたかったのは
事実であり、自分が思っている通りに
親が動いてくれるものと思っている。
その感覚からとった言葉ですね。
「母子一体感」

自分と、他人の境界が認識できてない状態。

それをきちんと認識することを
脳科学では「メタ認知」とも言います。
心理学では「母子一体感」の反意語として
「離別感」という言葉を使います。

わたしはわたし、あなたはあなた。
と違いを認めることができる大人のこと。
その上で違うまま一緒に生きることが出来る大人のこと。

こう説明すると、「一体感」は幼い子どもの問題で
大人たちには関係ないことのように捉えられがちですが、
問題は、大人達がこの「一体感」→「離別感」への
移行がスムーズに出来てないことが多いことにあります。

「アンタなに言ってるの!?」
「何回言ったらわかるの!?」
「このくらい考えればわかるだろ!?」
「常識でしょ!?」
「おかしいんじゃない!?」
「バカじゃない!?」

はいコレ全部一体感。
自分が感じたように感じない相手
自分が考えるように考えない相手
自分の期待通りに動いてくれない相手
そういう相手にイライラする、
その感覚は全部、母子一体感。

幼児の感情、つまり甘えですね。


さて、来週いよいよ最終回。
個人的には今回あたりで大いに盛り上がって欲しいと
勝手に期待していたドラマ

「ブラック・プレジデント」

第10話、「結婚する君へ…社長、人生を悟る!?」

前回、三田村(沢村一樹)は杏子(黒木メイサ)に
ブラック企業の暴露本に協力すると言い出しました。

さっそく三田村を飲みに誘い、
話を進めようと急かす杏子。

深夜、三田村が酔った杏子を自宅まで送り届けると、
そこには杏子の母親・彩子(戸田恵子)が待っていました。

実は、杏子は新潟の由緒ある寺のひとり娘で、
杏子に養子を迎えて寺を継がせたいと考えている彩子が、
見合いをさせようと乗り込んできたのでした。

彩子に杏子との仲を問いただされた三田村は笑いながら否定します。

翌日、杏子は誤解を解こうと、三田村を呼び出して
彩子に説明させようとします。

ところが、三田村はいつも通り金の話ばかり。

彩子は煩悩のかたまりだとあきれ、
「煩悩を断ち切りさえすれば、
心安らかに生きていける」
と仏教の教えを持ち出して諭しますが、
三田村はいつものようにどこ吹く風。

そんな折、三田村は健康診断で問題が見つかり、
再検査を受けます。
幸い異常はなかったのですが、
いつ体を壊してもおかしくない年齢だと医師に厳しく警告され
人生を省みた三田村は、本屋に立ち寄り仏教の本買うのでした。

本にすっかり感化され、別人のように穏やかな男に豹変した三田村。

いたるところで仏教の教えを口にし、
真理(国仲涼子)や百合(門脇麦)たちを困惑させます。

一方、彩子の勧めで若い僧侶と見合いをした杏子は、
結婚に心が傾き始めていました。
結婚すれば大学教員を辞めることにはなるけど、
仕事にかける自分の情熱に自信が持てなくなっていたのでした・・・。


杏子がお見合いをした相手(お坊さん)と
三田村が言い合いをするシーンがあります。

杏子さんは新しい人生を歩もうとされている
と主張するお坊さん。
しかし三田村は杏子の原稿を読んで
本心を見抜いていました。

わたしがグッと来たのは
最後のお坊さんの一言です。

「どうするんですか?杏子さん」

自分の意見はきちんと伝え、
三田村の意見も聞いた。
さあ、あなたの人生の問題だ、
答えを出すのはあなた自身だよ。

責めるわけでも悲願するわけでもない。

1人の大人として、
もう1人の大人が人生の決断をする瞬間を
穏やかに見守るといった感じ。

もちろん結婚したいと思っていた相手なので
心中は穏やかではないでしょうが、
それであの対応は立派な大人です。

まさに「離別感」を当たり前のように
わきまえている大人。

現代社会の閉塞感を話題にするときに
不況など経済や雇用を取り巻く環境のことが
取りざたされることが多いです。

しかし、一番の問題は、
わたしたち大人の一人一人が、
自分はもう大人だ、成長しきっているんだと
無意識で成長にブロックをかけていることが
一番の原因です。

わたしたちが個々にそのブロックを外し、
感情的な成長を遂げていけば、
否が応でも経済的な自立とはどんな常態か?
現在の雇用や経済を取り巻く環境は
どう変わっていくのかということに自然と目が向くし、
どう変えていけば良いのかと、
自分達の問題として取り組もうと思えるようになります。

昨日より今日、今日より明日・・・
三歩歩いて二歩下がることになるのかもしれません。

それでもわたしたちが意識して成長することを
忘れないように。

大人のカッコイイ離別感を目指して。


               全ての物語のために












posted by ストーリーセラピスト at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ストーリーセラピー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。