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2014年05月15日

ドラマ「ブラック・プレジデント #6 ブラックな誕生日」お金に価値が生まれる瞬間



わたしたちは
お金より大切なモノがあることは
よく分かっています。

うまく言葉にはできなくても感じていますよね。

でもお金が不要なものだと思っている人はいません。
誰でも生活するために“最低限”必要なお金は
実際に使っている。

経済社会の中で生きて行くには
やはり最低限度のお金は必要です。

だからお金はいらないなんて言いません。
しかし、家賃や光熱費、食費や最低限の衣類など費用以外の
趣向品や交遊費、娯楽など+アルファの付加価値の部分
に関しては、それぞれの価値観が大きく問われるところです。

そこを考えるには、
一般消費者としての自分の視点と
経営者でなくても経営者的視点、
あるいは商売人・商い人的な視点の
双方の視点と倫理的に中立的な感覚が
必要だと思っています。

う・・・ぜんぜん、分かりやすくないですね。今の文章。


それを、とても分かりやすく説明したこの物語に、
「う〜ん、なんて上手く表現するんだ!」
と舌を巻きながら、普通に感情移入して泣いていました。

ドラマ「ブラック・プレジデント」

第6話、「ブラックな誕生日」を観ました。

その日、三田村(沢村一樹)のもとに、
親しくしている業者が1本100万円の高級ワインを届けました。

間もなく三田村の誕生日だと知った業者は、
誕生日パーティーの席で開けることを提案しますが、
「忙しいのにパーティーなんかやらないよ」と
どこかさびしげにごまかします。
そして、そうは言いながらも
「もらっておこう」とワインは買いました。

そんな三田村の金遣いとは対照的に、
景気が悪い学生たち。
アパートの更新料10万円が払えないと悩む
百合(門脇麦)の話も、
聞いてはやれても助けてやれるはずもない
亮介(永瀬匡)や健太(高田翔)たち。

そんな悩める学生が集う部室にやってきた三田村は
「まじめにコツコツ働く労働は尊いもの・・・なワケないだろう!」
と、“金儲けの極意”を披露しました。

それを聞いた百合は、10万円を稼ぐ方法を思いつきます。

一方、世の中の景気回復の空気にのり
ボーナスアップを求める声が高まる三田村の社内。
三田村は会社自体の利益が伸びているわけでもないのに
ボーナスを上げる理由がないと反論しますが、
どの会社も景気に乗ってボーナスアップする中、
会社のイメージアップとしては
乗り遅れるのは得策とはいえない。
という幹部たちの意見を聞き、
アップするボーナスをどこから確保するか、
その秘策を伝えました。
それは、徹底的な経費削減。

冷房代・コピー機のインクトナーの節約・節電などなど・・・
社員の職場環境への負担になりかねないようなことも
厳しく要求していく三田村・・・。

そんなある夜、キャバクラに出かけた三田村は、
新人のキャバクラ嬢を紹介されて驚きました。
なんと百合が、「てっとり早く稼げるから」と
キャバクラで働いていたのです。
そんな百合に、「合理的な考え方だ」と感心した三田村は、
次の日も店に専務の明智(永井大)を送り込み、
百合の売り上げアップに協力させます。

しかしその翌日、百合が浮かない顔で会社に三田村を訪ねてきます。
「これじゃお金もらったのと同じ」だと
キャバクラの給料を突き返すように差し出したのです。

三田村は「そんなつもりじゃない」と本気で困惑しますが、
百合は結局そのお金を受け取らず出て行ってしまいました。

誕生日の当日、三田村は取引先のパーティーに出席。
持て余していた100万円のワインを開けようとしますが、
「客としては金を使わない、従業員としては使い物にならない」など、
一方的な経営者目線だけで、今どきの大学生をバカにする
他社の社長らの話に違和感を覚えた三田村は、
ワインを手に会場を去ってしまうのでした。

そして、行く当てもなく、ひとりラーメンをすする三田村・・・。


始めて、このドラマで泣かされてしまいました。

三田村の経営者的視点と
学生たちの庶民感覚が
お互いの境界線を越えた大切な部分で
響き合う瞬間。

お互いの存在を喜び合う「心」。
お金がなくても誕生日を祝ってあげようという
想いを行為で表現していました。

さて、よく在るドラマや“庶民感覚”だと、
これは「お金より大切なものもあるよ」
ということを描いたドラマだと受け取られます。

実際にそれを意図して書かれたお話かもしれません。

しかし、最初に三田村が学生たちに語って聞かせた
“金儲けの極意”は本当は経営者でなくサラリーマンでも
大切なモノの見方だと思っています。

摂取する側とされる側という見方をしてしまうから、
庶民が摂取される側という図式になってしまいます。

しかしもっと広く社会を見渡せば、
庶民だろうが社長だろうが“消費者”です。

ドラマの中で三田村が言ったように、
お金を持っているは持っている人なりに
お金を使うから、景気も上がっていく。

お金持ちがお金を使わなければ
お金が世の中を回らなくなり、庶民であるわたしたちの
給料や物価などに響いてくる。

こういった視点も大切なセンスですよね。
「贅沢しやがって」と妬んでいる場合でもない。

そして、三田村が今回経験したこと。
100万円のワインに100万円以上の価値を感じた瞬間。
「お金よりも大切なものがある」のは本当にその通りなのですが、
だからと言って、お金否定ではないということ。

あの瞬間、三田村は100万円に価値があるのではなく
一緒に飲みたいと思える相手との間に通う「心」。
相手を祝う心が尊いものだと感じていました。
つまりあのワインが100万円の値段だろうが、
500円のワインだろうが、
三田村にとっては100万円以上の価値があったのです。

つまり、お金は値段に価値があるのではなく、
そこに使う側と受け取る側の「心」が入ってやっと価値がでる。

そのことにも気付いた
という見方もできるわけですよね。

これは、「やっぱり、お金よりも大切なものもあるよね」
と結論付けて思考を停止してしまうだけではなく、
その気づき、その感動をまた次なる利益につなげる
というその先の思考へ進化させたという見方もできます。

ドラマでは、ボーナス代を絞り出すための節約で浮いたお金を
ジュエリーなどの装飾品を扱う会社を買収するという
“未来への投資”へまわすという“ブラックな”落ちとして
表現されましたが、
人を思う「心」をモノに変えて贈る・・・プレゼント。
という部分に大きな価値を感じた
商売人ならではの選択と捉えると、
不条理でも何でもない
プロフェッショナルな選択だとも思えます。

わたしたちの心の中には、
「お金」や「お金儲け」は汚いもの・悪いこと・・・
という刷り込みがとても大きく影響しています。

しかし今の経済社会はわたしたちが
幸せになるために作られた社会です。

そのための共通の道具としてあるのがお金。

この社会の中で生きて行くのなら、
「お金」も「幸せ」も否定せずに、
両方に「心」を込めて向き合っていかなくてはならない。

「ブラック・ブレジデント」は、そういうことを
面白おかしく楽しみながら
考える機会を提供しているように思えます。



                 全ての物語のために










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posted by ストーリーセラピスト at 08:48| Comment(0) | TrackBack(0) | ストーリーセラピー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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