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2014年05月05日

ドラマ「ロング・グッドバイ #3 妹の恋人」あなたの誠実さは人の誠実さを引き出す



中学校卒業の時に、
担任の先生が立派な文集を作ってくださいました。

毎日のように先生と生徒の間でやり取りされていた
日報のようなものや、
行事があるたびに、 書いた文章など・・・
卒業前に先生が1冊ずつ丁寧に製本された
分厚い文集を見て、1年前からこのために
準備してたんだと知り感動しました。

ただ、その文集を見て自分自身にショックを受けました。

3年生のある時期、毎日クラスメイト一人にスポットを当てて
その人の良いと思うところを全員が書いていました。

その時の記録がこの文集にも残っています。
ありがたいことに、わたしは「クラスで一番マトモ」なんて
光栄なお言葉を頂いたり・・・
いろいろないい言葉をクラスメイトから頂いています。

わたしがショックだったのは、
他のほとんどのクラスメイトへの言葉の中に
「やさしい」と一言だけ書いているヤツがいる。
誰が書いたのかは分からないようになっているのですが
明らかにわたしの字。

実際に、当時のことを思い出しても
みんなに対してそれ以外の
細かい長所を上げることができませんでした。

他のみんなは、それぞれみんなの個性をきちんと
見れていて、色々なことを書いているのに。
わたしは誰に対しても「やさしい」とひとくくりにして
終わらせていた。

それは、その人の個性をちゃんと観ていなかった
ということなんじゃないの?
自分にしか興味ないもんだから、
そういうところに出てきたんだよ・・・

15歳でその文集を手にしてから
本当につい最近までそんな風に自分を責めてきました。

しかし、そんな自分を
最近少しずつ許せるようになってきています。


ハードボイルド探偵ドラマ
NHK土曜ドラマ

「ロング・グッドバイ」

第3回、「妹の愛人」を観ました。

増沢磐二(浅野忠信)は死んだ志津香の姉、
世志乃(冨永愛)とバーで出会います。
世志乃は保が妹を殺した犯人だと信じて疑わない反面、
友をかばって口を割らなかった磐二の誠実さに
一目置いていました。
しかし、保は犯人じゃないと言い張り、
自分の父親を悪人扱いする磐ニに腹を立てて
その場を離れていきました。

二人は小説家・上井戸譲治の文学賞受賞パーティーで再会。
殺された志津香の男性関係を知った磐二は
事件の糸口をつかみます。

そんなある日、震えた声の譲治から電話が入り、
磐二が駆けつけますが・・・。


保に義理立てする磐ニを
今時珍しい誠実な人間だと興味をもったという世志乃。

なぜ保にそこまでするのか?
という世志乃に磐ニは理由を説明ました。

「今時珍しく誠実なのは彼(保)の方ですよ。
そういう人間にはこちらもそういうふうに接してしまう」


わたしは、かなり周囲の人たちに恵まれてきました。

いつもみなさん優しい人ばかり。
もちろん責任者という仕事柄、
クレーム対応も日常茶飯事ですが、
それでもご理解を頂き今日までやってこれている。

子どもの頃からもうじき39歳になる今の今まで、
ほとんどの人にやさしくして頂いています。

もちろん、今は「あの人どういう人?」
と聞かれたら、ある程度知っている人なら、
わたしが見るその人の個性も含めてお伝えできるでしょう。

でも、「やさしい人」というのはほとんどの人に対して
わたしが共通して持っている感じ方です。

でも、中には「え〜!!アイツのどこが!?」
という反応をする人もいます。

その人にとっては優しい人ではなかったようです。
でも、わたしには優しかったのだから
優しい人なのです。

そういうときは、「アイツのどこが!?」と言った人に
その人のしらない「アイツ」の魅力を伝えるようにしています。


増沢磐二が保のことを言ったように、
わたしが「この人優しいな」と思った人は、
わたしに対して、
やさしくしようと思う「何か」を感じてくださったのかもしれない?

と、この歳になってやっと思えるようになりました。

そして、その相手が感じる「何か」が、
わたしが相手に「優しい人だな」
と思ってしまうことそのものだったとしたら・・・

中学校の文集で、みんなに対して
ハンで押したように芸もなく「やさしい」と書いた自分を
許してやって、少しくらい褒めてやってもイイのかな?
と思えるようになってきました。

おそらく、このように悩んでいるのが
わたしではなくてあなただったら、
わたしはあなたの悩みを聞いた途端に
そういうことだと思っていいじゃないですか?
とわかっていたと思うんです。

でも、自分のことを理解するには15歳から数えて
24年近くかかった。

悪意で接すると、人は悪意を返します。
猜疑心で接すれば、相手も自分を信用してくれません。

同じように、
誠実に接すれば、相手も誠実に向き合ってくれる。

書いてみたら当たり前のことですね。

それを、15歳のわたしはある程度出来ていたのかもしれない。
そう思ってやっとあの頃の芸のないわたしを
認めてあげられるようになりました。

あなたにも、許せなかった過去の自分で
見方を変えれば認めてあげられる部分があると思います。

幸せになるためには、自分と仲直りするというのは
実はとっても見逃しがちでとっても大切なことです。


                 全ての物語のために






















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posted by ストーリーセラピスト at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ストーリーセラピー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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