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2014年02月19日

ドラマ「チーム・バチスタ4 螺鈿迷宮 #6」悪いのはゆとりじゃなくて教育者




「言われたことしか出来ない若者が増えている」

仕事の世界ではだいぶ前から言われ始めました。
それが影響してか、
ゆとり教育の弊害のような言われ方もしています。

何かのせいにしたいのは分かりますが、
どうもそれだけではないような気もします。



11月に撮影は終わり、
丁寧に編集作業されているドラマ

「チーム・バチスタ4 螺鈿迷宮」

第6話を見ました。

巌雄院長(柳葉敏郎)に立花(宅間孝行)殺害の関与を
否定された白鳥(仲村トオル)は、
桜宮一族と立花の関係を改めて調べました。
そこで立花が小百合(水野美紀)の恋人だったことが判明。

そんな中、入院患者のひとり神岡(神保悟志)が
「病院から出せ」と暴れ出す事件が起こります。
神岡に強く掴まれた小百合は、突然おびえたように硬直しました。

田口センセ(伊藤淳史)は、その様子が
恋人から暴力を受けた女性の症状に似ていると思い至ります。

それを聞いた白鳥は8年前のある事件との関わりを疑います。

小百合が8年前に何者かに暴力を振るわれる事件が発生し、
立花が碧翠院を辞め町を出て行った時期と被ることを突き止めた白鳥は、
立花殺害は小百合による復讐だと仮説を立て
田口やすみれ(栗山千明)の前で小百合を追及するのでした。



白鳥による痛々しいまでのアクティブフェーズ・・・
相手を怒らせてホンネを引き出す手法・・・
しかし、今回初めて白鳥がミスを犯します。

ミスと言うか、もともと暴力的なパワーを持っている
白鳥流のアクティブフェーズが、
想定の範囲を超えてしまい白鳥自身が
やり過ぎたことを認めざるを得ない状況に陥りました。

記憶にある限り、
白鳥が「しまった、やり過ぎた」という顔を魅せるのは
シリーズ中初ではないでしょうか?


簡単に言えば『技におぼれた』
とも言えなくもない…


誰しも失敗はある。
一つのことを極めると、次のレベルへの階段を上るための
キッカケが訪れる。
それが失敗という合図で訪れるのはよくあることです。

だから、白鳥の技におぼれた状態は
糧になる失敗という意味では大人の失敗でしょう。

しかし、昨今の社会で言われている

「言われたことしか出来ない若者」

の場合、非常に悪い意味で
技におぼれ続けている状態なんじゃないだろうか…

という考えがふとよぎりました。

もともと「技におぼれる」というのは良い意味ではありません。
でも、ひとつのことを達成して束の間傲慢になることは
人間らしい。

そろそろ次のステップへ成長しようという合図として
しっぺ返しを食らうのなら、幸せになるための
因果応報としてはたから見ても容認することはできます。

しかし、「言われたことしかできない若者」のそれは違います。

つまり、お勉強したことしかできない。
お勉強はよくできる。
習ったことはちゃんと覚える。
だからテストの点数もいいし、いい学校へも行けたのかもしれない。

しかしそれは、インプットしたものを
『そのまま』アウトプットしたに過ぎない…ということ。

言われたことをするのもそれと全く同じ。

今では、そういう人たちが役職を持って
さらに若いこたちの上司となっています。
その上司たちが「ゆとり教育は甘ちゃんが多くて困る」
と言いながら、
何かが起こると、「フローで決まっているから」
「そうは教わっていないから」
と言い訳をしながら責任から逃れようとする。

責任逃れだとしても、
クリエイティビティに欠ける言い訳になってしまっている。
せめてもう少しマシな逃げ方が出来れば
まだ創造性をかえるのに・・・

ゆとり教育世代は確かにいま社会に出てきています。
しかし、その少し上の世代ほど
創造性の欠如を感じませんし、
根性の欠如も感じません。

むしろ、ゆとり教育世代の方が自由だし
自分の人生を選択し自ら行動し
道を創り出していく図太さたくましさを感じます。

つまりゆとり教育の弊害が
「言われたことしかできない人」を創ったのではない。

ということ。

日本の教育体制。
お勉強に対する常識・捉え方が
今の世の中の流れを創っている。

ゆとり世代はむしろ、
お勉強に関してゆとりがあったから、
そこに自らの創造性が入り込む予知があった。

誤解のないように言っておきますと
ゆとり教育信望者ではありませんよ、わたし。

ゆとり教育はそれはそれで弊害はあると思うんです。

お勉強を詰め込むか、詰め込みをゆるめるか…
という論点でのゆとり教育でしたが、
なぜか甘やかしてしまい、
そこに、大人たちの無知や偏ったお勉強観があいまって
効率性や物質的な価値や豊かさと
人間の心が本来求めている感受性や心の豊かさの
育み方が置き去りにされてきました。

ゆとりだ詰め込みだと論じ合っている最中にも
子どもたちは心を持って育ち続けている現実も
置き去りにされていた。

わたしも含めその少し上のバブル世代からそうですが、
まじめに心を感じることをどこか軽んじています。

損得勘定、生産性が基準で「意味」の在り無しが
評価基準になってしまっている。

そんな中でのお勉強は、いかに効率よく覚え、
習ったことを忠実に再現できるか?

というものだと捉えられてきたのも
仕方がないことなのかもしれません。

しかし、学んだことと自らの経験や
インスピレーションや思いやりなど全てをひっくるめて
新しいことを生みだしていくことのための
お勉強だったはずなのです。本来は。

新しいことを生みだしていくことだって
それが目的ではなく、わたしたちが幸せに生き
子子孫孫に幸せに生きるための世を残していくための手段。

お勉強なんて、目的を達成するための手段のための手段の
ほんの一部にしかすぎません。

本来の目的は自分たちと子孫たちを含めた「幸せ」
のハズなのに、

生産やお勉強が目的になってしまっている現実を
俯瞰できなくなってしまっている。

そんな大人が教育者や上司やリーダーになろうと言うのですから
その下に「言われたことしかできない若者」が育つのは
当たり前じゃないでしょうか?

いったい幸せはどこにあるの?

悩む前に、現実を俯瞰して、
今ここにある無限の幸せに気づく感受性を
どうしたら取り戻せるのか?
どうしたらより育んでいけるのか?

それをどうすれば広めていけるのか?
子供たちにどうすればそれを残せるのか?

そういうことのためにお勉強して、感じて、経験して
イメージして、心を躍らせて、閃いて、
発想を鍛えて、その全部を投じて創造・クリエイトしていきたい。

非効率的だろうが、生産性が落ちようが
不幸を効率的に大量生産している本末転倒な社会より
ず〜っと楽しいと思いませんか?



                    全ての物語のために


















ラベル:ドラマ チーム・バチスタ4 螺鈿迷宮 #6 悪いのはゆとりじゃなくて教育者 言われたことしか出来ない若者 仕事の世界 ゆとり教育の弊害 言われ方 第6話 巌雄院長 柳葉敏郎 立花 宅間孝行 白鳥 仲村トオル 桜宮一族と立花の関係 小百合 水野美紀 神岡 神保悟志 田口 伊藤淳史 恋人から暴力を受けた女性の症状 すみれ 栗山千明 アクティブフェーズ 白鳥がミスを 過ぎたことを認めざるを得ない シリーズ中初 技におぼれた 次のレベルへの階段 上るためのキッカケ 失敗という合図 糧になる失敗 大人の失敗 技におぼれ続けている状態 非常に悪い意味で しっぺ返しを食らう 幸せになるための因果応報 お勉強したことしかできない お勉強はよくできる 習ったことはちゃんと覚える テストの点数もいい いい学校へも行けた インプットしたものをそのままアウトプットした ゆとり教育は甘ちゃんが多くて困る さらに若いこたちの上司となって フローで決まっているから そうは教わっていないから 責任から逃れようと クリエイティビティに欠ける言い訳 ゆとり教育世代 少し上の世代 創造性の欠如 根性の欠如 を感じません ゆとり教育世代の方が自由 自分の人生を選択し自ら行動 道を創り出していく図太さ たくましさ お勉強に対する常識・捉え方 日本の教育体制 自らの創造性が入り込む予知があった 偏ったお勉強観 大人たちの無知 効率性や物質的な価値 感受性や心の豊かさ 育み方が置き去りにされて 心を感じることをどこか軽んじています バブル世代 損得勘定 生産性 基準 意味 在り無し いかに効率よく覚え 習ったことを忠実に再現できるか? 学んだこと 自らの経験 インスピレーション 思いやり 新しいことを生みだしていく ことのためのお勉強だったはず 新しいことを生みだしていくことだって それが目的ではなく わたしたちが幸せに生き 世を残していくための手段 お勉強なんて、目的を達成するための手段のための手段のほんの一部にしかすぎません 本来の目的は自分たちと子孫たちを含めた「幸せ」 生産やお勉強が目的になってしまっている現実 そんな大人が教育者や上司やリーダーになろうと その下に 言われたことしかできない若者 が育つのは 当たり前 今ここにある無限の幸せに気づく感受性を どうしたら取り戻せるのか? どうしたらより育んでいけるのか? お勉強して 感じて 経験して イメージして 心を躍らせて 閃いて 発想を鍛えて その全部を投じて創造 非効率的だろうが、生産性が落ちようが 不幸を効率的に大量生産している本末転倒な社会より ず〜っと楽しい
posted by ストーリーセラピスト at 08:00| Comment(1) | TrackBack(0) | ストーリーセラピー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
素敵なブログですね。
読ませて頂きありがとうございます。
また来ます。
Posted by こんにちは at 2014年07月18日 18:44
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