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2014年02月18日

「カラスの親指」父親が背負う家族の人生



結婚は地獄だぞ〜

って、わたしが妻と結婚する前に
飲み屋で近くにいたお客さんに
言われたことがあります。

わたしは幸い、そんな風には思いません。
我慢しなければならないことや
喧嘩をして寂しいことなんかもありますが
それでも、かけがえのない家族。
わたしの宝物、わたしの大事な場所でこそあれ
地獄だなんてまったくもって思えない。

ただ、わたしは結婚前に
わたしにアドバイス?をくれた
その男性のようにならないと誓った自覚があります。

自分で自分に決めたルールは、
・愛されるための努力より、愛し続ける努力をする
・妻も子どもも自分もひっくるめて、全員の人生を信じる

大きく分けるとこの二つ。

「三年目の浮気」は脳科学的にも自然なことは知っていました。
恋心というのは基本的に三年程度が限度なんだそうです。

また、ビジョン心理学という分野では、
浮気の誘惑を我慢すると2週間以内に
浮気候補相手に期待した関係が
パートナーとの間に築かれる・・・
ということが言われることも知っていました。

そもそも、人の人生は山あり谷あり、
いいときもあれば悪いときもある。

それが当たり前。

なのに、いつまでもパートナーが
”いい女””いい男”でいるなんて幻想もいいところです。

また、価値観が合う相手だと信じているなんてのも
傲慢なことこの上ない。

全部自分の価値観の押し付けですよね。

人生の浮き沈みのなかではふて腐れて
クソババア・クソジジイになることもあるかもしれない。

価値観なんて、成長とともに変わっていくもの。
価値観が変化しないとはつまり成長しないということ・・・

そんなことまでは理解していたので、
結婚の前に自分自身に誓うことが出来た。

でも、結婚してからでないと分からなかったこともあります。


阿部寛、村上ショージ主演の映画

「カラスの親指」

を観ました。

ベテラン詐欺師のタケ(阿部寛)と、
どこかマヌケな相棒のテツ(村上ショージ)。

二人はある日、まひろ(能年玲奈)という少女を助けます。
それがきっかけとなり、タケとテツは、
まひろと姉のやひろ(石原さとみ)、
そしてやひろの恋人の貫太郎(小柳友)と
5人での共同生活を送ることになりました。

全員が不幸な過去を背負っていたこともあり、
彼らは次第に奇妙な絆を育んでいきます。

そんな中、タケが過去に起こした事件と
深く関わる大勝負に挑むことになります。

テツやまひろたちも一致団結し、
一大詐欺作戦が動き出すのですが…。



いや〜!おもしろかった〜!!

・・・と言いたくなる様な、素晴らしいストーリーの仕掛け。
160分と大作ですが、時間は感じさせません。

むしろ、もっと観ていたいと思える
いい雰囲気も漂っています。

5人の主役達は、それぞれに辛い過去があり、
胸に秘めた思いを持っています。

特に、タケとテツ。

2人はそれぞれ家族を失った経験を持っていました。

タケとテツはまだ出会って間もなく、
タケがテツに自分の過去を話すシーンがありました。

タケは妻に先立たれ、娘と二人で暮らしていました。
消費者金融に手を出してしまったことから、
金融業者に使われるようになり、
ふとしたことで業者の弱みを掴み警察に通報、
業者を解体に導きました。
しかし、相手は堅気ではありません。
仕返しに自分が仕事に出ている間に放火され
留守番をしていた娘が犠牲になっていました。

テツも多くは語りませんでしたが、
タケの話を聞いて
「タケさん、自分よりも大変な目にあってたんですね・・・」
と同情します。

二人とも家族の為に駆けずり回って
心をすり減らして、結果家族を失っていました。


結婚してからでないと分からなかったこと。

それは、家族の人生を背負う重圧。
その実際の重さ・・・です。

結婚前は責任は大きいぞというのは分かっています。
でも想像でしかない。

当たり前ですが、経験しないと実感にはならない。

じゃあ、その責任に押しつぶされないような
強さを身につけなければならないのかというと、

じつはそうでもないんだな・・・

と最近は思っています。

たぶん、その責任に耐えかねて逃げたり
つぶれたりした人たちの中には二種類いると思います。

ひとつは、本当に家族をもつことからの責任逃れ、
でももう一つは・・・

家族の人生を本当に全部背負っていると思い過ぎている

というのもあるんじゃないかなと思うんです。


責任というのは確かにありますし、
それはやっぱりかなり重いですよ。

子どもが出来るということは、
新しい命、新しい人生を誕生させるということですからね。

そして、新しい命を宿した女性の人生にも
大きな影響を及ぼす。

その責任を前にして恐れおののく男性のなんと多いことか・・・
それはとても嘆かわしいことです。

最初に書いた、飲み屋でわたしにアドバイスをくれた男性は
この責任の重圧のことを言っていたようですが、
それでも彼はちゃんと背負っていました。

しかし、その責任を背負うと気負いすぎた結果、
妻や子どもの人生までもを自分が背負おうとする人が
いるようです。

どうあがいても、人生とは自分以外の誰かが
背負えるものではありません。

本人以外に背負える人はいない。

そのことを理解していないと、
家族全員の人生を自分が何とかしようとして
そもそもどうにもならないものをどうにかしようともがいて
つぶれてしまう・・・。

責任感が強すぎるあまりに、
「自分が何とかしなきゃ」と、奥様に助けをもとめなかったり、
お子さんに弱音を吐く姿を見せなかったり・・・

一見かっこいい父親かもしれませんが、
それはとても危険。

奥様や子ども達はもっと自分を頼ってよと
寂しい思いをしているかもしれません。
助け合って家族です。
頼ることも信頼の証。

もっと危険な可能性があるのは、
大黒柱が全てを背負ってしまうことで
奥様も子どもも自分の人生の責任をとれなくなること。

精神的な自立が出来なくなること・・・ですよね。

そこまでいくと、責任感の強さも問題です。
全ては背負えない。

人生は本人のものだから・・・
子どもを育てていると、可愛くて仕方がないです。
ついついなんでも助けてあげたくなる。
でも、自分で解決しなければならない問題までもを
親が助けると、成長の機会を奪う。

だから、責任が重い父親業ですが、
全ての責任を背負っちゃいけないということ、
その采配が出来るように自分自身の人格形成に励むのが
むしろ父親の責任なのかもしれませんね。



                 全ての物語のために











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posted by ストーリーセラピスト at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ストーリーセラピー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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