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2014年02月03日

小説「ジェネラル・ルージュの伝説 疾風-2006 海堂尊 著」愛のスライドテクニック




息子や妻が体調を崩したとき、
自分で注意していることがあります。

自分が体調を崩したときは、
どうして欲しいか??

と考えるようにする。

イヤ、わかりますよ!
「そりゃ当たり前だろ!!」

って言われちゃうの・・・。

でも、ワタクシそれが非常に苦手なんです。
だから気をつけるように気をつけてる(泣)

それでも「気が利かない!」
って言われちゃうくらいなんですもの・・・(大泣)

苦しい人の気持ちを察するのって、
本当に当事者にならないと難しい。


邦画「ケルベロスの肖像」公開前に(3月29日公開)
原作を読んでおきたいわたしは、
貪るように、大好きな海堂 尊さんの著書で
未読のものを読み漁っています。

”田口・白鳥シリーズ”の番外編
「ジェネラル・ルージュの伝説」
その中の一遍

「疾風-2006」

半年前に東城大学医学部付属病院に赴任した
米国帰りの事務長・三船。

経営面の観点から院内改革を実現しようとしていましたが、
そんな彼の計画の前に、
院内で赤字を重ねる救命救急センター部長・速水晃一が
最大の障害として立ち塞がっていました。

三船は速水を失脚させることに躍起になるのですが、
三船と速水の対決は思わぬ形で終息を迎えようとしていました。

そんな中、ショッピングモール『チェリー』の開店日に
付近のバイパス事故による桜宮コンビナート火災が発生。

その現場には三船の最愛の妻・千春の姿がありました・・・。



正式な”田口・白鳥シリーズ”の第3弾
小説「ジェネラル・ルージュの凱旋」のクライマックスの部分を
事務長の三船視点で描いた短編です。

「〜の凱旋」では、イヤな事務長として登場しますが
視点を一転し本人視点にすると
こんなに世界が変わる・・・

ついつい涙もろいわたしは
いとも簡単に涙腺が緩んでしまいました。

映画でも描かれたエピソードですが、
三船は経営の観点からしか見ていないので
赤字を垂れ流す救命を弾圧しようとします。

しかし、そこには治療を必要とする
患者が列を成している。
自分ごとではないので、
そのことがなかなか共感を伴って理解できない。

しかし、自分の家族が災難に見舞われたとき
初めて心から救命センターへすがる思いを実感する。

自分の身に降りかかって初めて気づくんですね。

三船事務長は、それから患者さん達への見かたや
救命救急センターへの見かたが変わったはずです。

自分の家族への愛を、
患者さんや患者さんのご家族の気持ちにスライドさせて
考えることが出来るようになったのですから。


よくある話?


そうです。

わたしたちが、たぶんあなたも
常日頃、実は経験していることではないでしょうか?

でも、よくある話なのに・・・
わたしたちは気付きの機会をたくさん経験しているはずなのに・・・
その機会をたくさん無駄にしてしまっていないでしょうか???

わたし達は、健康なときは
何気なく過ごしています。

インフルエンザが流行っている。

会社では予防接種を受けろとか
手洗いうがいをしろとか
口をすっぱくして部下に指示を出している。

なのにある部下がインフルエンザにかかり欠勤。

あれだけ言っていたのに
「自己管理がなってないんだ!」

あなたはメンバーが減って
仕事が増えるかもしれない。
他の部下達の負担を考えると
責任感にさいなまれイライラするかもしれない。

でも、問題の部下は
下手をすると生死の淵をさ迷いかねない
状況で戦っているんですよね?
ウィルスと。

それでも自業自得だ!

と言えちゃう人は、
自分がインフルエンザにかかったときに、
自業自得だと自分を鼓舞できる強い人なのかもしれない。

でも、正直に言ってどうでしょう。
そこで、自業自得だ!と言われるよりは、
上司から
「無理して頑張っていたから、
少し休みなさいというタイミングだったんだよ。
仕事は気にしなくていいから、
ゆっくり養生しな」
と優しく言われた方が、絶対嬉しいはずですよね?

どっちが本当の意味で疲れを癒し
リフレッシュして本来の元気を引き出せるでしょうか?

体調を崩したときだけではありません。

わたしたちは、基本的に自分達の感情にしたがって
普段の生活をしています。

それが人間という動物の本能です。

だからこそ理性を使って、
そういう自分を許しながら認めて
一方では人の立場に立つという努力も
継続していなかいといけない。

当たり前のことを当たり前にできているか?

そういうことを客観的にチェックするためには
物語に触れるって、とてもいい機会ですよね。



               全ての物語のために












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posted by ストーリーセラピスト at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ストーリーセラピー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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