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2014年01月21日

「藁の盾」感じて考えるための物語




前回「図書館戦争」を紹介して書きました。
物語での殺人など酷い描写への表現規制は
学び考える機会を失う
とても危険な行為だと・・・


『物語』というのは、さまざまなことを
理屈ではなく感情を伴って感じ考えるという
プロセスを経て学ぶという経験が出来る
人間が創りだした貴重な発明です。

その学びの種類は・・・
人間についてであったり、
人生についてであったり、
自分についてであったり、
生命についてであったり、
仕事についてであったり、
愛につてであったり、
喜びや悲しみについてであったり・・・

観ているときは何も考えずに
その世界に入り込めばいい。

しかし、劇場を出たとき、
本を閉じたとき、
現実に戻り、日常の中で、
作品から感じたことが心の中で
化学変化を起こす。

つまり、成長です。


一人で休みだった平日。
午前中に「図書館戦争」を楽しんだあと、
洗濯機を回して部屋の掃除をして
血流がよくなったところで
午後にもう一つ、
邦画のアクションエンターテインメントを楽しみました。


「藁の盾(わらのたて)」

少女が惨殺される事件が起き、
殺人事件の懲役を終えたばかりの清丸(藤原竜也)が
指名手配されます。

少女の祖父、蜷川隆興(山ア努)は
日本の財界を牛耳る大物でした。

蜷川は、清丸を殺せば10億円の謝礼を支払うと
各社の新聞に広告を出します。

身の危険を感じた清丸は福岡南署に自ら出頭し、
保護を求めました。

日本全国民から清丸の命が狙われる可能性がある
という厳しい状況のもとで、
警視庁警備部のSPの
銘苅(大沢たかお)と白岩(松嶋菜々子)は、
福岡から東京へ移送される
人間のクズを、身をていして守るという
前代未聞の任務につきます・・・



蜷川の賞金目当てで
次々と襲ってくる「善良な市民」たち・・・

そして、裁判になれば死刑になるであろう罪人
しかも、根っからのクズ人間。

命をかけて守る価値があるのか・・・

葛藤をしながら任務に当たる
警察官達・・・

確実に間違っているのは
清丸という罪人。

蜷川も、気持ちは分かるし同情はするけど
やっぱり間違っています。

蜷川のせいで罪のない善良な人たちが
大切な人を亡くし
大切な人を残して死んでいきました。

自分だったら、この作品の中の
誰になってしまうのか・・・

大沢たかお演じる銘苅は、
確かに誇り高い人間でした。

しかし、自分が被害者家族だったら
本当にそう言えるか?

蜷川や彼が出した条件に飛びつく
人間達の立場にならないとは言い切れない。

答えなんて出ません。
現実にそういうことにならないと出ない。
だから答えは出ないに越したことがない問です。

それでも、こういうテーマについて感じる葛藤。
そのなかで深く考えることは
確実に見た人を成長させると思います。


自分だったらどうなるか・・・


感情を含めて自分を客観的に観るという
視点を持つという経験。

まさに、表現が規制されるとしたら
規制の対象になるであろうジャンルの作品ですが
そこから得られる学びの深さはとても大きい。

そういう映画の好例的な作品でした。

作った人たちは難しいこと考えずに楽しんでよ!
って言うでしょうけどね♪


               全ての物語のために












posted by ストーリーセラピスト at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ストーリーセラピー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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