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2013年12月31日

「永遠の0」人間が持っている迫力




いい小説を読むと、
「これ、映像化されたらどうなるかな〜」
と想像してしまいます。

小説で感激して、
映画化されてから、
散々ガッカリしてきたはずなのに、
やっぱりいい小説には、
映像化された作品を観たくなる魅力があります。

百田尚樹さん原作の小説
「永遠の0」は2回読みました。

映画化は「ALLWAYS 三丁目の夕日」の
山崎貴さん監督と聞いて、
失礼ですが、期待半分、怖さ半分。

小説が本当に迫力がすごかったのと、
濃厚なエピソードがふんだんに詰まっていたので、
あれを一本の映画で表現できるのか
本当に疑問でした。

正直、日本映画だからと…

どこか期待しないようにもしていました。



2014年正月映画としての目玉

「永遠の0」

を観てきました。

祖母の葬儀の席で会ったことのない実の祖父、
宮部久蔵(岡田准一)の存在を聞いた佐伯健太郎(三浦春馬)。

進路に迷っていた健太郎は、
太平洋戦争の終戦間際に特攻隊員として出撃した
零戦パイロットだったという祖父のことが気に掛かり、
かつての戦友たちを訪ねます。

そして、天才的な技術を持ちながら
“海軍一の臆病者”と呼ばれ、
生還することにこだわった祖父の
思いも寄らない真実を健太郎は知ることとなります。



どんな映像化作品もそうですが、
小説をそのまま再現出来ているかというと、
そうはいきません。

また、日本映画だな…
と思う緩慢な演出の個所もありました。

しかし、今回は観てよかった。
ホンっとうに!!
観てよかったと思っています。

この冬の映画は、
実は結構いいのかもしれません。

「ルパン三世VS名探偵コナン THE MOVIE」
もそうですが、
「永遠の0」も…

もう一回映画館に見に行ってもいいな!

と本気で思っています。

マイナス面は、
特撮や戦闘シーンがダメだったわけではありません。
鬼気迫るものはちゃんとありました。

しかし、小説を読んで脳内で映像化してしまったイメージと
比べてしまうと少しスケール感がおちる。

そんなのは当たり前の範囲です。

でも、この作品はそれを承知で観る価値があります。


もちろんそれでも、さすが山崎貴監督と
言いたくなるようなVFXでしたよ。
最初の戦闘シーンの迫力は、
後半に行くにしたがって魅せたいところを
しっかりと味わってもらうために、
あえて抑えてあったのかな・・・

しかし、小説では味わえない
いいや、小説以上の迫力を見せてくれたものが
この作品にははっきりと存在します。

それは役者さんの演技。

岡田准一、三浦春馬はもちろん、
宮部久蔵の記憶を語る年配の役者さんと
彼らの若かりし日を演じた役者さんたち…

始まってから1/3のところ
もう、劇場ではすすり泣きの音が…

そして、後半に行くにしたがっての、
それぞれの役者さんの
鬼気迫る迫力満点の演技に
目がしらが熱くなりました。

一本の映画で何箇所も泣かされる。

演技によって作品にぐいぐい引き込まれる
という感覚はかなり久しぶりです。

小説での戦闘シーンの迫力を映画では
期待を裏切らないようにできるのか?

ついついそんな目で見てしまったのが
恥ずかしくなるほど、
小説では伝わり切れていなかった
生の人間がかもし出す迫力を
役者さんたちが本気で演じている。

小説を超える迫力を出す
唯一の方法なのかもしれません。

生身の人間が、
人間の持っている気迫を表現するときの迫力。

どんなVFX技術にも
決して再現することができない迫力。

一瞬一瞬を
本気で生きている人から伝わるモノって
こう言うことなんだ…

自分から人へ何も伝わっていないのなら、
この気迫が足りてないんだな…

見ていて本当に気迫が伝わってきました。


ラストの演出もまた素晴らしかったです。
あ、やばい、思い出したらまた劇場に行きたくなった!


「永遠の0」

小説が先か、映画が先か…?

その判断はご自身で楽しんでみてください。
どちらにしても損はしないはず。

どちらがいいとは言い難い。

小説のスペクタクルの迫力や
時代背景や当時の常識や思想がわかりやすいのが小説。
そういうことを理解したうえで
役者の迫力によってよりリアルに感じる映画。

どちらが先でもいいですが、
セットで楽しむことをお勧めします。


またひとつ、固定観念を壊された映画でした。



             全ての物語のために








posted by ストーリーセラピスト at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ストーリーセラピー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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