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2013年12月27日

ドラマ「HOMELAND(ホームランド) #12 決意の果てに(MARINE ONE)パート@」正義とエゴの境界線





復讐はダメです。

なぜなら復讐は復讐を生むだけだから。

頭では分かっています。

でも、自分の家族が誰かのせいで
傷つけられたら・・・

その時の感情とどう付き合うのか・・・
仕返しか・・・泣き寝入りか・・・
もっと他の向き合い方が出来るのか・・・

正直、全く想像がつきません。

復讐はダメ、でも自分の身に降りかかったら・・・
この境界線をクッキリと引くのは難しい。


同じように、
正義とテロの境界線も難しいのかもしれません。


それでも、ハッキリクッキリと
「それは正義じゃない!テロだ!」
と線を引けるものもあります。

当事者になり感情が入り込むと、
その境界線が見えなくなるのかも知れないけど、
それでも、それは違うよ!といえること・・・



先日、TSUTAYAで珍しく
海外ドラマコーナーを物色しました。
第2シーズンが気になって。

TBS系列で深夜に第1シーズンを放送していた
海外ドラマ「HOMELAND(ホームランド)」

正式には第12話で終わるようなんですが、
現地では2時間スペシャルだったようで、
最終話が第12話、第13話として
2回に分けて放送されました。


ドラマ「HOMELAND(ホームランド)」
第12話、「決意の果てに(MARINE ONE)パート@」
を観ました。

双極性障害の症状が悪化して自宅に引きこもるキャリーは、
独自に行った捜査などが問題になり
CIAには戻れないことが決定的となってしまいました。

見舞いにきた上司ソールに、
ナジールに過去の空白時期に何があったのかを
調査して欲しいと懇願したキャリー。

そんな彼女のブロディへの愛を知ってしまったソールは、
忘れるように諭すのでした。

一方、狙撃の名手ウォーカーがいまだ捕まらない中、
副大統領が大統領選立候補を表明することになります。

発表の当日、いてもたってもいられず、
会場へと向かったキャリー。
続々と集まる要人の中に、ブロディの姿を発見し、
全ての疑問が解けたキャリー、
なんとか、テロを阻止したい彼女は・・・。

一方ブロディは、爆弾チョッキを身にまとい
会場に赴いていました。
ナジールの息子アイサの死を胸に・・・

現場はウォーカーの狙撃により騒然となり、
副大統領他用心たちと共に
まんまとシェルターに非難させられたブロディ。

爆弾チョッキのスイッチをスタンバイするのでした・・・。



ブロディーが、決死の覚悟を決めるシーン。
ナジールの顔がフラッシュバックで入ります。

「その時は、アイサのことだけ考えろ
あとはただスイッチを押すだけだ」


ナジールは捕虜だったブロディに
我が子アイサの英語教師をさせていました。

はじめはなかなかブロディになつかず、
ブロディも手を焼きますが、
そのうち、言葉も心も通い合わせるようになった
ブロディとアイサ。

その頃、副大統領の命令による
無人機による空爆が行われ、
たくさんの民間人が犠牲になります。
その中にアイサもいました。

同じ悲しみを共有したナジールとブロディ。

ブロディは、ナジールに従い、
副大統領他、その作戦に関わった要人達に
正義の鉄槌を下すことを決意したのです。

ブロディ自身は、
自分は祖国を愛するアメリカ軍人であり、
この行為はテロではない。
と思っています。


我が子を失った父親ナジール。
心を通わせた教え子を亡くしたブロディ。

彼らに怒りが湧かないはずはありません。
副大統領は、その作戦は公には否定し、
もみ消したのですから、
その怒りはさらなりです。


しかし・・・


その先はいびつです。

ナジールの父親としての復讐を、
ブロディに要人達を殺すという方法で果たさせる。

しかも、関係のない人を巻き込んで、
しかもしかも、家族をもつブロディ自身も確実に死ぬ
自爆という方法を用いて・・・

たとえナジールが指導者として
我が子アイサのみならず他の犠牲者や
その家族の思いを背負っているから
といっても、とても歪んだ形での報復です。

自分は危険を冒すこともない・・・


正義の鉄槌が聞いて呆れます。

いいや!
カンフー映画や時代劇を愛する東洋人としては
復讐という言葉ですら、軽んじているように伺えます。

そんなやり方で復讐が果たせるものかと・・・

自分の手を汚さず、無関係な人を巻き込む・・・

これはもう、”復讐の正義”にも反している。

これをテロって言うんでしょ?

正義どころか復讐すらもひん曲げて、
関係のない人を巻き込む。

テロの直球ど真ん中でしょーが!!


と、取り乱してしまいましたが・・・

オトナになると、知識や教養により、
口だけは達者になってきます。

カリスマ性があり、
リーダーシップを取れるオトナなら、
ナジールのように、
自分の思い通りに人を操れるようにもなれるでしょう。

でも、ただエゴのために人を動かすのは
もちろん間違っています。

カリスマ性やリーダーシップという才能は
そういう風に使っていいものではないですよね。

いくらアタマの良い指導者でも、
エゴと正義の違いがわからないなら大人ではありません。

ブロディは、ひどい精神状態で
上手く洗脳されていると思います。

だから一概にブロディが大人じゃないとは言えません。

でも、このドラマのナジールは違う。
もちろんこのドラマの副大統領も違う。

責任を伴う才能や力を持っているのなら、
同時に、自分を客観的に見れる本当の
「大人思考」を持つことも、責任の一旦だと思います。

あなたは、立場を利用して歪んだ上司や
歪んだ親になっていませんか?



                全ての物語のために












posted by ストーリーセラピスト at 08:33| Comment(0) | TrackBack(1) | ストーリーセラピー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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アメリカにて起きる
Excerpt: ドラマ「HOMELAND」を見ました。 TBSにて火曜深夜にやってました 正直 そこまでの期待はしてなかったのですが・・・ いや〜これはレベルが高い 面白かったですね イラク赴任中に消息不明と..
Weblog: 笑う社会人の生活
Tracked: 2014-02-24 16:46
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