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2013年12月02日

「ロッキー・ザ・ファイナル」常に勝機はある




みんなこの試合をジョークだと笑ってた!
でも、もう誰も笑ってない!

2006年に、映画を超えた映画が誕生しました。

「ロッキー・ザ・ファイナル」(邦題)

それまで完結編とされてきた
「ロッキー5」はその16年前、
シリーズ1作目の「ロッキー」からは30年経っていました。


監督・脚本・主演を務めたシルヴェスター・スタローンは、
このとき60歳でした。

スタローンがまた「ロッキー」と「ランボー」をやるって!?

もう60歳でしょ?おじいちゃんじゃん!

そんなみっともない映画誰が観るの?

製作が決まったと報道されたときの
実際の世間の反応です。
わたしの友人達も多くがこのような意見でした。

スタローンはいつまで過去の栄光にしがみつくんだ?
みっともない!

関西弁が達者なハリウッドのアクションスター
スティーブン・セガールも日本のワイドショーで
スタローン復帰の報道に対して
みっともないと語っていました。

昔から、作家としても役者としても
尊敬していたわたしはロッキー復活の情報が
インターネットで出始めてから、
ずっと期待していました。

発表されたタイトルは「ロッキー」にも「ランボー」にも
「〜6」「〜4」というシリーズの何番目かをうたう数字がない。

『ROCKY BALBOA』と『JOHN RAMBO』

それぞれの役のフルネームがそのままタイトルです。
どちらも、脚本・監督はスタローン本人。

これが何を意味するのか・・・
簡単です、スタローンの本気です。
本気でその人物を描くんだという意志の現われ。

もともとストーリーテリングのツボを知っているスタローン。
いい脚本になっていないわけがない。

この映画を実際に観るまでは、未だに
誰もが還暦を過ぎたおじいちゃんの悪あがき
だと思っています。

でも、そう思っていた人が実際に映画を見ると
みんな心打たれる。絶賛するんです。


そんな

「ロッキー・ザ・ファイナル」

改めてブルーレイで観ました。


ロッキー・バルボア、伝説のヘビー級王者、
そして、過ぎ去りし過去の人。

老境に入ったロッキーは現在もファンに愛されながら、
地元フィラデルフィアで今は亡き妻エイドリアンが残した
小さなイタリアン・レストランを経営していました。

レストランではかつての自分の活躍を
語り部としてレストランの客に聞かせるサービスをしながら。

エイドリアンの命日、
しかし独立した息子ロバートが墓参りに来ません。
ロバートの会社に彼を訪ねても、
どこか素っ気無い態度です。

義兄ポーリーとともにエイドリアンとの思い出の地を巡り、
フィラデルフィアで過ごした青年時代を回顧するロッキー。

かつて馴染みにしていたバーを訪れたロッキーは、
そこでバーテンダーとして働く中年女性マリーが
昔説教して家に帰した不良少女であることを知り、
それをきっかけにマリーやマリーの息子ステップスと
交流を深めるようになります。

ある日テレビ番組の企画で、
現世界ヘビー級チャンピオンであるメイソン・ディクソンと
現役時代のロッキーとのバーチャル試合が組まれ、
話題になります。

ディクソンは無敗の王者として
圧倒的な強さでボクシング界に君臨していますが、
どの試合でも対戦相手を秒殺してしまうため、
ファンからの人気が非常に低く、
ディクソン自身もそのことに苦悩していました。

コンピューターが弾き出した試合の結果は
ロッキーのKO勝ち。

評論家も大半がディクソンよりも
全盛期のロッキーを評価していました。

しかし、ポーリーがロッキーに見せた翌週の番組では、
別の評論家が
「ロッキーはすでに過去の人間であり過大評価されているだけだ」
と試合結果に対して批判を浴びせます。

バーチャル試合を見たロッキーは、
自分の中にボクサーとしての燻っていた魂が
蘇ってくるのを感じていました。

ロッキーは息子に反対され世間からもバカにされながらも
ライセンス発行を渋る体育協会を説得し、
プロボクサーとして復帰します。

もちろんローカルな小試合での復帰を想定していました。
しかしそこへ突然、
ディクソンとのエキシビションマッチが申し込まれます。
ディクソンの人気回復を狙う、
ディクソン側のマネージャーの画策でした。

いきなりの大きな舞台に二の足を踏むロッキーですが、
マリーの激励によって試合を決意。

しかし息子のロバートは、
偉大なボクサーだった男の息子であることの苦悩を父にぶつけ、
これ以上自分を苦しめるようなことをしないでくれと懇願します。



スタローンが60歳で「ロッキー」をやり、
しかもロッキーを再びリングに上げる。

そのニュースを聞いてバカにしていた世間と、
映画の中のボクシングファン達。

スタローンの人生とロッキーの人生。

全てが絶妙にリンクして、
観る人の心にたくさんの言葉や熱い思いを残す作品。
映画を超えた映画。

登場人物たちのセリフのひとつひとつが
胸にささります。

スタローンは自分が還暦で「ロッキー」や「ランボー」をやる
と言って笑われるという状況を
心のどこかで「オイシイ」と思っていたのかもしれません。

その嘲笑は、感動を生み出すギャップを盛り上げるには
充分すぎるくらいでした。

映画の中で、ディクソンとロッキーの試合の記者発表が
描かれます。
ロッキーはテレビを通して全米の笑いものになります。

せいぜい豪華なスパーリング。
ケガをしないように。

と、せせら笑いの中、セコンドのデュークが言います。
「常に勝機はある」

スタローンは自分を取り巻く「せせら笑い」という状況を
見事に利用して、映画を超える名作を作って見せました。


この「ロッキー・ザ・ファイナル」は、
ストーリーセラピーに取り上げるには、
あまりにも濃厚すぎて、躊躇う作品です。
語りつくせない。

老若男女、誰もが観るだけで
前に進む力をもらえる映画です。

この翌年に公開された「ランボー最後の戦場」で魅せた覚悟。
そして、「エクスペンダブルズ」という、
いさぎよすぎる新たなシリーズを大ヒットさせ、
今後も、シュワルツェネッガーとの競演作「大脱出」や
ロバート・デ・ニーロと老ボクサー同士で
リングで対決する『Grudge Match』、
現在67歳で撮影中の「エクスペンダブルズ3」など、
スタローンはまだまだ、リングの上で戦い続けています。

シュワルツェネッガーとの競演はいわずもがな、
ロバート・デ・ニーロとのボクサー対決は
「ロッキー」VS「レイジング・ブル」

名作ボクシング映画の主演2人が老ボクサーとして
どんなドラマを見せてくれるのか。


みんなこの試合をジョークだと笑ってた!
でも、もう誰も笑ってない!

リングの上で戦うロッキーに息子ロバートが叫びます。

わたしが心理学の勉強を30歳半ばで始めたときに
先生に言われました。

人生で一番若いときは常に今です。

・・・と。
わたしの父も59歳の時に国家試験に合格しました。

常に勝機はある。

もしもあなたが元気をなくしているなら、
年齢性別は関係ありません。
過去のシリーズを見ていなくても構いません。
「ロッキー・ザ・ファイナル」を見てみてください。


                 全ての物語のために


(アマゾンのレビューが165件て…凄い!)









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posted by ストーリーセラピスト at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ストーリーセラピー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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