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2013年11月25日

「カンパニー・メン」成功も成幸も、もらうものじゃなくて「成る」もの




数日前、昼も夜も
東京モーターショー2013
ニュースが何度も流れていました。

わたしが見た番組で特に言われていたのが、
車離れした若者を引き戻せるか?ということと、
既にお金を持っている層をターゲットにしている。
という視点。

格差が広がる昨今、両方を見据えるのは必然ですね。

そういえば、一戸建ての住宅でも、
若い夫婦が無理なく建てられる家、
というコンセプトの家作りや住宅ローンが、
少し前から増えてきていましたね。

景気は回復傾向にあるとはいえ、
そんな実感とは程遠いと感じているという人も多いはず。

それもそのはず。

バブル崩壊から再生するために、
日本の企業は利益を、なんとか従業員に還元『しなくて済む』
方法を構築してきたんですから。

年功序列・終身雇用の崩壊。人員削減。実力主義。
雇用形態の見直し。正社員、契約社員、準社員、派遣社員。
フリーター、アルバイト・・・
役職の見直し。マネージャー、アシスタントマネージャー、
スーパーバイザー、リーダー、サブリーダー、
サポーター、プレイングリーダー・・・

節約。・・・節電・・・、エレベーター使うな!?
電気消せ?(^^;)・・・暗いお店には入りたくありません!


「ムダ」をそぎ落とし「効率」化を図り・・・
今までとは違った意味で少ない経費で高い利益をあげる・・・
という、企業価値の魅せ方に長けてきました。

従業員より株主!あんたが大将お〜ぉ〜♪
by海援隊ってなもんです。

その延長線上に格差の広がりという一つの結果が・・・



2010年12月10日にロサンゼルスとニューヨークのみで公開され、
第83回アカデミー賞の候補条件を満たすために1週間上映された作品。
翌2011年1月21日、アメリカ合衆国とカナダの106劇場のみで
限定公開された作品・・・

という、世界中で華々しい功績を見せ続けるハリウッド映画としては、
とても控えめな・・・言い換えれば超レアな作品を観ました。

どんなインディーズ映画が登場するのだろう・・・
と思われそうですが、出演者は。

ベン・アフレック、トミー・リー・ジョーンズ、
クリス・クーパー、ケヴィン・コスナー・・・と・・・

なんともそうそうたるメンバーです。


「カンパニー・メン」

ボビー・ウォーカー(ベン・アフレック)は、
ボストンに本社を構える総合企業GTX社のエリート社員。
37歳にして販売部長の座に就いた彼は12年のサラリーマン人生で
それなりの邸宅に住み、ポルシェを乗りまわし、
ゴルフに興じる生活を築きあげてきました。
愛する妻、素直な長男と長女に恵まれながら・・・

ところが2008年9月15日のリーマン・ショックに端を発する不況の中、
GTX社は大規模なリストラを敢行します。
6万人の全従業員のうち3000人もの従業員が解雇を言い渡され、
ボビーもその中に含まれていました。

彼に支給された解雇手当は12週間分。
その間に新しい仕事を見つけなければ、
妻のマギー(ローズマリー・デウィット)も
2人の子供たちも路頭に迷ってしまうという状況。
ボビーは早速翌日から就職支援センターへ行き、職探しを始めます。

現実的なマギーは、
自分もパートで働くことや家の売却を提案するのですが、
エリート生活をしてきたプライドを捨てきれないボビーは
それまでの生活レベルを手放せません。

しかし彼に仕事のオファーはなく、
家のローンもゴルフ場の会費も払えない現実は
容赦なく押し寄せてきます。

一方、GTX社造船部門の重役ジーン(トミー・リー・ジョーンズ)は、
自分の出張中にリストラを行った親友、最高経営責任者
ジェームズ・サリンジャー(クレイグ・T・ネルソン)に対して
苦々しい思いを募らせます。

浪費家の妻との生活を維持するため
イエスマンにならざるをえなかったジーン。

現実逃避の場を求めるように
人事部門責任者のサリー(マリア・ベロ)と浮気を重ねます。

そんな中、GTX社で再び5000人のリストラが行われることに・・・
解雇者の中のひとり、フィル(クリス・クーパー)は、
溶接工から重役にのし上がった勤続30年のベテランでした。

納得のいかないフィルは、
上司であり昔からの仕事仲間でもあったジーンに詰め寄りますが、
ジーンもまた解雇されたひとりだったのです。

その頃、ポルシェも家も手放すことになったボビーは、
犬猿の仲であった妻マギーの兄、
小さな工務店を営むジャック(ケヴィン・コスナー)に
「働かせてくれ」と頭を下げていました。




それまでエリート街道まっしぐらだったボビーや、
叩き上げで友人達とともに創り上げた会社を追い出された
ジーンやフィル・・・

ストーリーを読まれても思うでしょうが、
明るいとは言いがたい、淡々とした物語です。

派手じゃないですからね。
これだけのキャストが揃っても小規模の限定公開はうなずけます。

しかし、こういう作品は、志が高いものが多い。
真面目な社会派の「エクスペンダブルズ」です。

不況のあおりで企業を追い出された人たち・・・
そしてその家族。

役員会のメンバーで持ち株もあったジーンは、
いくらかの貯えはありましたが、

ボビーやフィルは、サラリー(お給料)をもらって、
毎月家族を養っていました。

ボビーは40歳手前、フィルにいたっては60歳手前です。

わたしも現在38歳で、妻子があるので、
ボビーに共感しながら見ていましたが、
もし将来フィルの立場になったらと思うと恐ろしくて仕方がない。

この期に及んで「正社員になれれば安定する」
なんて能天気なことは言えないですよ。

日本にも、彼らのような境遇の人たちは、
バブル崩壊後からゴマンといるんですから。

リーマンショックはその何年後でしょうか?
日本人には、「目を覚ますチャンス」がたくさんありました。


そのチャンスごとに、実はしっかりとチャンスを掴み、
新しい価値観を生み出し、
たくましく飛躍している人たちもたくさんいます。

ゆとり教育世代だなんて言われて、
心配されていた人たちの中にも非常にたくさんいる。

”ゆとり”は弊害だけではなかったんじゃないか。

と確信的に思っています。

古い考えに捕らわれていては見えてこないもの、
それが、新しいものですからね。

古い考えで創られてきたシステムの基準で
「つかえない子たち」と評価するのは勝手ですが、
そのシステム自体が持たなくなってきてるんですから
「つかえる人材」の方が困るのかもしれないですよ。

格差が経済的な上下の格差だとしたら、

その「上」の中でも「下」の中でも、

既成概念に捕らわれている人と、
新しい価値観を創っていける人・・・

という別の格差が生まれていますよね。

なんとかシステムに乗っかり上の方にしがみ付いている人
システムから蹴落とされて、行政や環境を責め立てる人。

片や自ら価値を生み出し人に提供して心の豊かさを生み出せる人。
新しい発想とキラキラしたバイタリティで夢を追える人。

成功でも成幸でもどっちでもいいんです。

その字を見たら、
どこにも「与える」とか「得る」とか「貰う」なんて字は入ってない。
ましてや「奪う」とか「強いる」とかも入ってない。

共通しているのは「成」という字です。
与えられるものでも奪い取るものでも、勝ち取るものでもない。

「成る」ものです。
幼虫が蝶に「成」虫するために、
あらかじめ持って生まれたように、

人間も、ひとりひとり幸せに「成る」ためのものを
持って生まれてきている。

クレクレ言わんで成りましょうよ!成しましょうよ!
ってことです。


・・・能力って何でしょうね?

そう考えると、実はわたしは悲観なんてしてなくて、
ワクワクしているんです。

だって、ぶら下がったまま生きていられた時代から
ひとりひとりが※※※に成らないと生きていけない時代に、
既に成っているんですから♪



                 全ての物語のために










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posted by ストーリーセラピスト at 08:00| Comment(1) | TrackBack(0) | ストーリーセラピー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
記事拝見いたしました。とても参考になりました(感謝)!
Posted by 増田幸治 at 2014年05月14日 08:44
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