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2013年11月20日

「ライフ・オブ・パイ トラと漂流した227日」人が求めている答え




作品は世に放たれたら、
観客のモノ、読者のモノ、ファンのモノ…

映画も本も、音楽も、絵画もなんでもそうですよね。

だから、わたしはブログで個人的な日記は
基本的に書きません。

個人的なことを書くことがあっても、
それはあなたに伝えるためであって、
人に見せないのが前提の日記とは違います。

考えて作られた作品ではなくて、
普段のコミュニケーションで発せられた言葉や
行動もまた、発信側が意図したように伝わるとは限りません。

つい、昨日もわたしは仕事でお客さまと話をして、
「思いを伝えるって難しいな〜」と実感しました。



アカデミー賞で、11部門でノミネートされ、
監督賞、作曲賞、撮影賞、視覚効果賞の最多4部門を受賞した映画。

「ライフ・オブ・パイ トラと漂流した227日」

を観ました。

劇場では3D作品だったんですね。
メイキングを観て知りました。

わたしの家のテレビは3D非対応なので、
2Dのブルーレイで観ました。

それでも素晴らしい映像体験でした。
子どもの頃にこんな映像体験をしたら、
きっと凄く良い刺激になるだろうなと思います。

物語は…

1976年、インドで動物園を経営するパイの一家は
カナダへ移住するため太平洋上を航行中に、
嵐に襲われ船が難破してしまいます。

家族の中で唯一生き残ったパイが、
命からがら乗り込んだ小さな救命ボートには、
シマウマ、ハイエナ、オランウータン、ベンガルトラが乗っていました。

ほどなくシマウマたちが死んでいき、
ボートにはパイとベンガルトラだけが残ります。

残り少ない非常食、肉親を失った絶望的な状況に加え、
空腹のトラがパイの命を狙っている。

独り対一頭の漂流生活がはじまるのでした…



物語のスタート時、キリスト教とヒンズー教の話題が出ます。

ああ、宗教映画か…
と、少し期待を削がれて観ていましたが、
すぐに様子が変わりました。

少年パイはヒンズー教からキリスト教、そしてユダヤ教…
さまざまな宗教から何かを感じようとしていました。

家族が乗り込んだ船は日本の船。
「わたしは仏教徒だ」という東洋人との出会いもありました。

どの宗派がどうこうではなくて、
振興や精神世界、人間の力ではあらがいようがない力…
そういうモノを表現する映像。

リビングで映画を見ていると、ちょっとだけ一時停止して
トイレに行ったりコーヒーを入れたりと、
結構気ままに動くわたしですが、
今回は再生前に入れたココア一杯だけで、
最後まで一度も動きませんでした。

その映画の世界にいたかったから。


もともと、この映画はカナダの作家が、
成人したパイに取材に来て、神を信じたくなるような経験談を
聞くところから始まります。

全ての話をし終えた成人パイは、
生還直後に事情聴取を受けたときの様子も語りました。

自分が経験してきたことを日本の船会社に説明しても、
作り話だと思われてしまいます。

冒険談ではなくて、実際に起こった事実を知りたいと言われるパイ。
そこで語り出したのは…


最後に、カナダ人の作家がパイに聞きました
「ハッピーエンドですか?」
パイは答えます。
「さあ、どうだろう。もうこれは君の物語だ」


昨日のお客さまとの会話もそうでしたが、
わたしたちは観たいものを観て、
聞きたいことを聞いて、
自分の世界で解釈します。

自分の世界の範疇から外れると、
無意識か、意識的にか無視をするか、
「非常識だ!」「おかしいだろう!」
と相手をののしります。

でも、それは相手に自分と同じであることを求めているだけ。
同じように感じて、同じように考えてくれないから
ストレスに耐えられなくなって、
「こんな気分にさせたのはお前だ!」と相手を攻撃する。

それでも例えば
客と店員だったらまだ他人同士なので、
ある程度ヒートアップしてもどこかで他人同士の礼儀という
ラインが自然と出来ることが多いです。

しかし、身近な人同士だと、これが非常に難しい。

なにが難しいのか…?


それは『違いを認める』こと。

違うんです。
わたしはわたしあなたはあなた。

同じものを観ても、そこから何を感じるか、何を学ぶかは人それぞれ。

独りで映画を観るのは、わたしにとっては至福のときですが、
人と一緒に鑑賞し、感想を話し合って盛り上がるのも大好きです。

自分と同じ感じ方をしていると身近に感じる喜びがあるし、
まったく違う感じ方を聞かされると、
「なるほどそういう視点もあるのか〜」と自分の世界が広がります。

それがまた、相手の意図とは違う受け取り方をしている可能性もある。

そういうことを含めて、
映画やいろんな作品に触れることも、
人と話をすることも、やっぱり面白いな〜と思いました。



                      全ての物語のために












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posted by ストーリーセラピスト at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ストーリーセラピー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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