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2013年11月06日

ドラマ「安堂ロイド #4」ボクのこと覚えててね・・・




息子が小さい頃に使っていたモノを
リサイクルに出しました。

「もう邪魔になるだけだしね・・・」

何気ない一言が、息子を傷つけてしまったようです。


スピルバーク監督の「A.I.」やウィル・スミス主演の「アイ・ロボット」、
押井守監督の「甲殻機動隊GOHST IN THE SHELL」などなど・・・

人工知能モノとでも言いましょうか?

アンドロイド=ロボットが感情を持つことがあるのかどうか・・・
みたいなフィクションが多い中、
もう、フィクションではなくて現実にそういう世界は手の届くところにある・・・

というか、今の流れだと、
否応無しにそういう時代は来てしまうのでしょうね。


このような種類のフィクションは、
昔は、未来への警笛というよりは、
人間同士の心の在り方についての比喩として
描き易い媒体として存在したんじゃないのかな?

でも、人間同士がこの問題を解決する前に、
現実の方が進歩してきちゃった・・・

そうだとすると、コレは恐いことだなと思います。


やはり、ただ感情移入して「面白かった〜♪」って
言うだけじゃなくて、もう少し踏み込んで考えてみた方がいいじゃない?

と、思わずにはいられない。



回を重ねるごとに面白くなっていくTBSのドラマ


安堂ロイド


第4話を見ました。



麻陽(柴咲コウ)は、自分の命を狙い
次々と襲い掛かってくる暗殺者を淡々と殺していくロイド(木村拓哉)のに
複雑な思いを抱いていました。

そんな麻陽の元に、黎士(木村拓哉/二役)の妹、
七瀬(大島優子)から連絡が入ります。

黎士のパソコンを解析していた七瀬は、黎士のメール履歴に
100年先の誰かとやり取りしていたメールを見つけたというのです。

送信主も中身も解析できませんが、
黎士の唱えていた理論では100年先とのやり取りも可能なんだと麻陽に説明します。

そんなさなか、麻陽は黎士の親友で
同じく次元物理学者の桐生貴志(藤本隆宏)が
アメリカで行方不明になっているとのニュースに驚きます。

もしや桐生も殺人スケジュールの標的なのではと麻陽が懸念した矢先、
なんと行方不明のはずの桐生が突然麻陽とロイドの元に現れるのでした。

麻陽は自分たちとの再会を喜ぶ桐生に
黎士を装うロイドのことを気付かれはしないかとソワソワ。

再会をひとしきり懐かしんだ桐生は、麻陽たちのもとを去りますが、
彼もまた、何者かに襲われてしまうのでした。

一方、麻陽と黎士を装うロイドの周辺を嗅ぎ回っていた刑事、葦母(遠藤憲一)は
刑務所から出所した顔見知りのテロリスト、
川島(津村知与支)と久しぶりに再会し、再出発を願うのですが、
それが川島に化けたアンドロイドだと気付く間もなく・・・。



今回は、アンドロイドというファクターを使って、
記憶や思い出というものが、
テーマとして投げかけられていました。

黎士と桐生の思い出と、
ロイドとその元仲間だったアンドロイドとの思い出が、
上手い具合にリンクして、
記憶を消さないロイドと、記憶を消してしまった元仲間を通して、
「思い出」と言うものの大切さを表現するお話。


よくあるお話なのかもしれません。
とくにこの題材のお話では。


「わたしの感情をインストールする?」

アプリと呼ばれる女性型の看護ロボットがよく言うセリフです。

アプリによると、ロイドは記憶の蓄積によって、
感情を自然発生させてしまったアンドロイド・・・ということになるようです。


今回の物語の中では、川島に化けたアンドロイドが、
「死の恐怖」を自覚するシーンも出てきました。


赤ちゃんは、生まれてすぐに産声を上げます。
記憶はないはずなのに、
もう感情を持っている。

でも、それはDNAに刻まれた、
生命の記憶があるから、
鼻で息をするという変化や、環境の変化に対して
感情を爆発させているのかもしれませんね・・・


わたし達は、日常会話で、
何気なく人に言葉を投げかけます。

ある人にとってはどうでもいいことが、
ある人にとっては、とても価値があることだったりする。

いつの間にか、傷つきうつ病になる人もいれば、
ある一言が、ずっと宝物のようにその人を勇気付けていることもあります。


安堂麻陽はロイドに「安堂ロイド」という名前をつけます。

麻陽は名前があった方が一緒に居やすいという
単純な理由だったのかもしれません。

しかし自分が記憶を消すことは、他者に対して卑怯だという
信念を持っているロイドには、麻陽に名前をもらった記憶が
アンドロイドとして生きてきた”人生”を変えるものに
なるのではないでしょうか?

戸惑いながら「名前をくれて・・・ありがとう・・・」
というロイド。

自分の存在を認めてもらえているという感じ方は、
他人の記憶と自分の記憶に大きく依存している
ことなのかもしれません。



わたしの息子にとって、自分の大切な思い出が詰まっているモノ・・・
それは両親に愛されている自分の証だったのかもしれません。

しかし、自分は大切だと思っていた思い出が、
親にとっては大切ではなかった・・・
そう感じたのかも知れません。

”処分”するにも、言葉の選び方があったんじゃないだろうか・・・

にじむ涙をこらえる息子の姿に、
親として、とてつもなく反省させられました。




                     全ての物語のために











posted by ストーリーセラピスト at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ストーリーセラピー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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