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2013年10月29日

「毎日かあさん」毎日とおさん




数年前、まだ息子が保育園に通っていた頃、
私がリビングの隣の部屋の机に向かって仕事をしていると、
底抜けに明るいメロディーに乗せられた歌詞が胸を貫いて、
涙が溢れてしまったことがあります。

あるアニメのオープニングテーマでした。


♪こんど〜 生まれ変わって〜も〜
やっぱ〜り お母さんがいいな〜♪

なんだこのとてつもない感動は!?
と思い、涙が乾いてから妻と息子が見ているテレビを
見に行きました。

それからしばらくは、毎週このフレーズの箇所で泣かないように
涙をこらえるのが大変でした(笑)

今も書いていて、メロディーと歌詞を思い出すと・・・ヤバイ・・・


西原理恵子さん原作の「毎日かあさん」というアニメの
オープニングソングでした。

その少しあと、書店で「この世でいちばん大事な『カネ』の話」
(現在は角川文庫から発売中)
という本を見つけて、その著者が西原さんだったので、
「あ、毎日かあさんの人だ」と思わず手に取りました。

この本は、後にテレビ朝日で「崖っぷちのエリー」という
連続ドラマにもなりました。

自分の壮絶な生い立ちから得たお金に関する学びを
ガツン!とホンネで語っているスゴイ本・・・

その時は財布におカネが無かったので、立ち読みだったのですが、
忘れられずに、あとから購入して今でも本だなにきちんと収まっています。

アニメの「毎日かあさん」は、
子育てにまつわることを中心に、
面白おかしくほのぼのと、苦労と幸せを魅せて楽しませてくれる作品です。


しかし、2011年に劇場公開された映画「毎日かあさん」は
西原さんの自伝的な物語だったようです。

実際に夫婦だった、小泉今日子さんと永瀬正敏さんが、
離婚後に夫婦役を演じることで話題になった作品です。



福岡の民放チャンネルで
10月26日深夜(10月27日早朝)に
放送された邦画、


毎日かあさん」を観ました。


漫画家業と2児の子育てで大忙しのサイバラリエコ(小泉今日子)。

6歳の男の子ブンジと、4歳の女の子フミは、
母親の愛情をいっぱいに受けながら
すくすくと育っていました。

リエコの夫カモシダユタカ(永瀬正敏)は、元戦場カメラマン。
しかし、戦場での辛い経験が忘れられず仕事を辞め、
アルコール依存症で入退院を繰り返していました。

何度目かの入院の後、リエコとユタカの共通の知人である
雑誌編集者ゴンゾ(古田新太)の勧めもあり、
作家を志すと宣言しても結局は酒に溺れる日々をおくるユタカ。

愛する子ども達を思いながらも、仕事も出来ず、
妻の稼ぎに頼ることしか出来ない、酒を断つこともできない、
そんな自分に劣等感を募らせていました。

「40過ぎていつまでも迷子の子ども・・・」
そんな夫に遂にリエコは離婚届を渡します。

ユタカは隔離病棟へ転院することを決意し、
2人の子どもにも寂しい思いをさせながらも、
苦労の末にようやくアルコール依存症を克服したユタカでしたが、
今度はガンの発症が発覚するのでした・・・



この映画を観て、初めて「毎日かあさん」という言葉の意味がわかりました。

フミが言います。
「オカシャン(お母さん)は毎日だけど、
オトシャン(お父さん)はときどきだね」

入退院を繰り返すので、
家に居ないことも多いお父さん。

それに比べ、毎日家にいて、
リエコの場合は、仕事も家でしているので、
家事も仕事も全部子ども達に見えるところでやっています。

ユタカは外に出ても飲んでいるだけでしたが・・・

子ども達から観たお母さんとお父さんの違い。
それが、

「毎日かあさん」という言葉の意味だったんですね。


母親であることの喜び、子どもを授かったことの尊さと、
そのことへの感謝。

原作は読んだことがないのですが、
アニメやこの映画を見る限り、
そういう思いがひしひしと伝わってきます。

そして、その根底に流れているお父さんの存在。
アニメは全て観たわけではないので知らないのですが、
原作マンガでも、描かれているそうですね。

アルコール依存症の夫と離婚した後に
リエコのナレーションが入りました。

「手を離すことを怖がっていたのは私の方でした・・・」

早めに見捨ててあげた方が
自分で施設に入院しようと思ったかもしれない・・・
ということなんですかね?

でも・・・

お父さんに会いたいと、
家庭用のビニルプールをイカダ代わりにして、
川を下っていった二人の子どもが
警察に保護されるエピソードがありました。

その時のナレーションで、
ブンジはフミの手をずっと離さなかったんだということが
語られるのがまた深い・・・


わたしはアルコール依存症ではありません。

今のところ、何かの依存症ではないと思っています。
依存症は自覚がないので自分には分からない。

この映画でも語られますが、
依存症というのは本当に大変な病気です。

アルコール依存症は、(うつ病などもそうですが)
見た目は正常なので、接している周りの人も、
病気だとは思わない。

だからアルコール依存症の場合
飲んだくれ、アル中と、ダメ人間扱いされて、
愛想をつかされる。

うつ病もそうですよね。
無気力で、やる気の無いヤツ。
と思われて、「気合入れろよ!」とかって言われてしまう。

どちらも、家族の理解と協力が必要な病気なのに・・・


それを、ユタカは家族から色々言われながらも一人で
戦って克服しました。

・・・と、ナレーションではリエコが言っていましたが、
映画を見る限り、離婚はしても結局リエコも手を離さなかった。

そして、ユタカは、子どもから見たら
「ときどき父さん」だったかもしれないけど、
父親目線で見たわたしには、「毎日とうさん」に見えました。


たぶん、依存症ではない普通のお父さんも、
こどもたちから見たら「ときどき父さん」なのでしょう。

うちも、そうです。

「仕方ないだろう!外に出て家族のために働いてるんだ!」

とまあ、言うのは簡単ですが、
リエコも仕事を持っているし、今は共働きの家庭も多いです。

パートやアルバイトとは違う!とかも言わずに、
そこはちょっと落ち着いて、冷静に見てみましょう。

やっぱり、家のことや子どものことを、
こまごまと気がつき切り盛りしているのは奥さんじゃないでしょうか?

わたしなんて、妻が居なくなったら、
息子の学校のことやら、育児手当やらなにやら、
何がどうなっているのかさっぱりわかりません。

ですから、やはり主婦業は労うべきです。


でも、奥様たちにも言いたいですね。

お父さんは、毎日お父さんなんですよ〜
ただ、その思いは報われない。

「毎日、報われないのは覚悟の上で、
お父さんとして頑張ってるのが、『毎日とおさん』なんですよ〜」

って。

そりゃ、わが子の成長をいつも見守っていたいですよ。
でも、外で働くお父さんには、それはできないんだもの・・・


はい。
ここで「そうだ!そうだ!」って声も聞こえてきそうなので、
また翻りますね(笑)

でもね。お父さん。

生き方は自分で選べます。

リエコが家で仕事をしているように、
父親だって家で仕事をしようと思えば出来ないわけではない。

起業して会社をつくる、個人事業主になる、
投資をして資産をつくる、フリーエージェントとして在宅ワークに切替る・・・

色々な方法があります。
実際、そういうお父さんもいっぱい居ますよね。

コールセンターでの勤務経験があるわたしにも、
大手コンピュータ会社から、在宅でのカスタマーサポート業務の
試験の誘いも何度か頂きました。

でも、それを選んでいない。

そう。自分で選んだ道を行っているんですから、
やはり、報われないのは覚悟の上です。

でも報われるために愛するわけじゃないもの・・・

やっぱり、お父さんには
「ときどき父さん」なんて言われながらも
自分の中では「毎日子ども達のことを考えている父さん」
として、夢を叶えていく姿を、子ども達に魅せてあげて欲しい。

そして、子ども達が
「自分も大人になったら!」
「早く大人になりたい!」
と目を輝かせてその背中を見つめる存在であってほしいと思います。

もちろん、わたし自身も!
そういう「毎日とおさん」にならねば!


                     全ての物語のために












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posted by ストーリーセラピスト at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ストーリーセラピー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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