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2013年10月06日

小説「人類資金 第2巻 福井晴敏 著」その2 洗脳を説く方法




最近のビジネス書を読むと、
経済の仕組みがこの先どんどん変わっていく
ということを警告するようなことがよく書いています。

そりゃそうだろうな、と思います。
日本もアメリカもとんでもない金額の借金をしている。
そしてそれはどんどん増えている。

http://www.kh-web.org/fin/


こんなもの見せられたら、
国の将来、世界中の経済社会の将来に不安を覚えるのは
当たり前です。

「経済の仕組みが変わっていくんだって〜」

と他人事ではなくて、
自分達で変えていかなければならない。
・・・ということですよね。

かといってどうすればいいのか検討もつかないのが
正直な現在の状態です。

ただ、今までのルールが通用しないのは分かりますよね。


前回紹介した小説

福井晴敏 著 「人類資金」 第2巻

都市伝説である「M資金」が実在したら?
という題材のエコノミック・サスペンス


謎の男”M”に盗み出して欲しいと依頼された「M資金」。
かつて育ての親をしに至らしめたその存在に
25年ものあいだ呪縛され続けてきた真舟は、
”M”との接触を機に日本の地下にうごめく力学に呑み込まれていく。
”M”の腹心・石優樹の尋常ならざる能力、
”市ヶ谷”と呼ばれる組織の執拗な追跡。
この世界を支配する”ルール”の正体を垣間見た真舟は、
これまでの人生を覆し、依頼を受ける覚悟を決める。



「こんな紙切れに価値があると言い出した誰か・・・」
ルールを作っている誰か・・・

金の価値によって世界の貨幣価値が決まっている
というのを確か池上彰さんの番組で聞いた気がします。

その価値は一体誰がどんな基準で決めたのか、
決めたとされている人たちは、本当はルールにのっとっているだけで
裏でそのルールを作り、管理しているモノがいる・・・

としたら?

フィクションの世界ですけど、現実はこのフィクションよりも
エゲツナイんじゃないの?なんて思ってしまいますね。

この作品のテーマはもちろん、
M資金が存在するかしないか・・・なんて事ではなくて、
世の中はどうなっていくのか・・・わたし経ちはどう向き合っていくのか・・・
と言うことだと思います。

そのキーワードが”ルールの外へ”と言うことでしょう。

”ルール”の外へ飛び出す真舟に、
既存の常識に縛られずに、常識の外からその常識を眺めてみようよ。
と言うことなのだと思います。

単純に娯楽としてみたら、「いつもの福井節」とか「既読感があって・・・」
というあまり耳障りのよくない感想を持たれる方もいらっしゃるようです。

しかし、それは福井さんファンサービスであって、
状況の描き方は確実に洗練されてきているし、
テーマには深みと人間の幅広さが恐ろしいくらいに伝わってくる。

わたしたちが経済を回し、成長させ続けなければならないと
思ってきたこと。その認識そのもの、
常識そのものを疑う目を持ちましょうよと
問われているような感じがします。

無意識でまったく疑っていない、
習慣になってしまっている思考パターン。

じつはそこに常識というものはとても根深く影響を与えています。
「会社は発展し続けるべき」
「経済も社会も発展し続けるべき」

それが当たり前となっていて、
本当にそうなの?

とは、なかなか考えない。

それはわたしたちも知らず知らずに常識に洗脳されているということです。

自分の頭で考えよう。感じる心を大事にしよう。

というのは、腹が立ったからキレるとか、
面白かったから笑った。

と言うレベルでの感じる心ではありません。

なぜ、そのことがらに触れたら腹が立つのか、
なぜ、それを見ると楽しいと感じるのか・・・?

まずは、そのように思考や感情の仕組みやパターンに隠された
自分自身の思い込みや刷り込みを超える(変える)ことでしか、
新しい未来(新しい視点)はつくれない。

それが、自分で考えよう。感じる心を大事にしよう。

ということの本当の意味です。

自分が捕らわれているものを、打開する。
知らず知らずの内に洗脳されいたことを、
その洗脳を自分の力で解く。

それが、今を超える、今を変えるということですよね。
そのための材料集めが勉強をするということの意味です・・・

これ、福井晴敏さんの小説、「機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)」
でも語られたことでしたね。




                      全ての物語のために








posted by ストーリーセラピスト at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ストーリーセラピー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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