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2013年09月15日

ドラマ「Woman(ウーマン) #11(最終回)」でも…




一部かじられたドーナツと、
まったく手をつけられていないドーナツ。

気になるのはどっち?

ときかれると、かじられた箇所…
気になりますよね?

これはよく心理学で用いられる例です。

人と人の関係も一度相手の欠点が見えると、
そこばかりがどうしても気になる。

そして、そこを指摘し始めると、
「あんただって!」と攻撃し合う羽目になる。

これが夫婦や親子の間で起こると、
なかなか溝が埋められなくなることもあります。



日本テレビのドラマ「Woman(ウーマン)」の最終回を観ました。


その日、小春(満島ひかり)、望海(鈴木梨央)、陸(橋來)、
そして紗千(田中裕子)、健太郎(小林薫)はいつものように明るく
穏やかな朝食の時間を過ごしていました。

しかし、紗千と健太郎は内心、
気が気ではありません。

その日は栞(二階堂ふみ)が受けた
骨髄適合検査の結果が出る日でした。

祈るような思いの紗千と健太郎。

もちろん、小春自身が一番そうだったことでしょう。

そんな折、小春の友人、由季が
段ボール箱を抱えてやって来ました。

中に入っていたのは、預けていた信(小栗旬)の遺品の数々でした…。



小春の運命が決定づけられる一日がメインの話。

映画のように情緒豊かな演出でつづられた
心にしみる作品でした。

ずっとわだかまりがあった小春と紗千が
20年ぶりに親子に戻っていく様子を
丁寧に丁寧に映し出していました。

満島ひかりさんと田中裕子さんの
演技の丁寧さ。

本当に素晴らしかったです。


栞が電話で報告をした後、
空が暗くなってから、
一度家に顔を出しました。

それまで楽しく過ごしていた一家でしたが、
紗千が栞の気配に気づいて
静かに玄関に向かいました。

静かに話をしていると、
「上がっていただいたら・・・」

小春が柱の陰から声をかけました。
そして、そこで言いました。

許せるかどうかは、分かりません。
でも、子供たちがいつか(信の死の真相を)知った時に、
信への想いを栞への恨みに変えて欲しくない。

…と。

そして…「ありがとうと伝えてください…妹に」



愛を憎しみに変えない…


夫婦でも、親子でも、幸せに暮らしている人たちは
その術を知っています。

ドーナツの欠けた部分だけにとらわれないこと。

目をそむけろと言っているわけではありません。

でも、欠けた部分は、誰にでもある。
そこを攻撃し合ったって、なにも生まれない。

欠点があまりにも大きく見えるということは、
人として他の人よりも大きな欠点があるということではありませんよね。

遠くで見ていたら大きくなかった欠点が大きく見えだした。
つまり、お互いが近づいたってこと…

家族ではなければ許せることが、
家族だと許せないってことはそういうことですよね。

欠点が大きく見えるってことは
それだけ大切な存在だってことです。


だからこそ、相手の気持ちを傷つけあって、
愛を憎しみに変えないように気をつけたいですね。

相手の欠点が見えたら、
「でも…」と自分に行って、そのほかの相手のいいところに
目を向けてあげるようにしたいと思います。

「でも…」

大切な人を大切にできる言葉です。


「Woman(ウーマン)」は、絶対に修復不可能に思われるような
大きく深い溝も、埋められるだという、希望を見せてくれました。

わたしは大好きです。


                     


                      全ての物語のために







posted by ストーリーセラピスト at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ストーリーセラピー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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