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2013年09月04日

ドラマ「Woman(ウーマン) #9」目をそらすと子どもが成長しない




子どもの教育にはタイミングが必要です。
何でもかんでも思ったときに
「そうじゃないでしょ!こうしなさい!」
と言っていればすむ話ではありません。

木の上に立って見ているのが親ですからね。

しかし、「大丈夫、大丈夫、あなたは私が守るから」
と子どもの罪をかばってばかりいると、
子どもは自分が犯した罪を償えるようにならないし、
その罪を背負ったまま、逆に苦しみ続けることにもなります。



日本テレビの名作ドラマ「Woman(ウーマン)」第9話を観ました。

小春(満島ひかり)は職場で倒れ2日間入院することになりました。
その間、母・紗千(田中裕子)が
娘の望海(鈴木梨央)と息子の陸(橋來)の面倒を見ます。

紗千は子供たちと過ごすうちに、
望海の姿に子供のころの小春を重ねるようになりました。
「あなた、お母さんの子供のころそっくりね」

紗千は、小春と骨髄が適合するかを調べるため
病院へ検査を受けに行きました。

一方、紗千の夫・健太郎(小林薫)は紗千から、
小春の病気のことや栞(二階堂ふみ)が信(小栗旬)の死と
深く関わっていることを聞かされるのでした。

そして、ある決意を胸に、健太郎は栞のもとを訪ねます…。



健太郎の決意とは・・・

栞に健太郎が言います。

「償おう」

・・・と。


「償いなさい」ではなくて「一緒に償おう」と持ちかけます。


以前、
紗千が栞の秘密を知ったとき、あなたは私が守ると
抱きしめて言いました。

そして紗千は栞に過去を思い出させないように
小春を遠ざけようとしました。

紗千はたまらなかったのです。
カワイイ我が子が、罪の意識でずっと自分を責め続けていたことが。

それも親心です。
しかし、それは栞が自ら償おうとする
成長の芽を摘む行為でした。

健太郎はいつもは紗千や栞のやりたいようにさせています。
気弱で頼りなく見えてしまうようなところもあります。

しかし、「小春ちゃんたちも家族だ。みんな仲良くしよう」
とずっと言い続けてきた人でもあります。

本当は芯のある男。

そして、”親”でした。

栞がこのまま逃げ続けることは栞のためにならないと
分かっているのです。

だから親として、どうするべきかが分かっている。
だから一緒に償おうと言えました。

自分と紗千と栞と3人で償うべきことだと。



名作「鈴木先生」で、
人の成長や気付きを促す働きかけのタイミングを表現した
素敵なキーワードが出てきます。


「折に触れ」


急がなくていい、折に触れ、伝えていこう。

人はその人生の中で、最良のタイミングで気付きを得ていく。
私の信念でもあります。

だから、親は「こうしたらダメ!こうしなさい!」
といちいち口出しばかりしていてはいけないのです。

それは子どもを親の価値観でコントロールしようという
傲慢な態度です。

木の上に立って観ている事で、気付いていく子ども達、
自ら育っていく子ども達から教わることもある・・・

それが教育です。

ただし、それは安易な放任主義ではありません。
見守るというのはサポートするということでもあります。
そして時にはヘルプも必要。

その「時」は、やはり自分の親としての責任のもとで、
見極めなければなりません。


紗千はその機会を潰しましたが、そのこともひっくるめて、
全てを受け止めた健太郎が責任を果たすには
今がその時だったんですね。



                     全ての物語のために






posted by ストーリーセラピスト at 09:37| Comment(0) | TrackBack(0) | ストーリーセラピー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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