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2013年09月02日

ドラマ「斉藤さん2 #7」虐待する人の気持ち




わたしは息子が生まれたときに、
それまで漠然と思っていた気持ちが確信に変わりました。

「我が子を虐待する人の気持ちなんて理解できない」

でも、心理学を学ぶようになってから
わたしの心に少し変化が現われました。

相手の立場をイメージしてその気持ちを想像していかないと
人の気持ちに共感できない。

そこから虐待する人の気持ちも想像できるようになって来ました。


それまでは「虐待する人の気持ち分かる気がする」
という人には「信じられん!」という反応をしていたんです。

でも、虐待する人の気持ちが分からないといいながら、
自分がしていることが虐待だと認識していない人も多くいる
という悲しい現実を知って、
気持ちが分かるといえる人は、
まだ冷静に自分と向き合えている人だと思えるようになりました。



日本テレビで土曜日に放送している「斉藤さん2
というドラマの第7話を見ました。

このストーリーセラピーのブログで取り上げるのは、
初めてです。
実はわたしも毎週は見ていません。

妻が好きでパート1から見ているのですが、
わたしは時間の都合上選ばなかった作品。

でも、このドラマは好きなんです。

主婦版の半沢直樹やDOCTERSの相良先生みたいな人が
観月ありささん演じる「斉藤さん」です。

どんな人かイメージしやすい表現を公式ホームページから
一部抜粋しますと・・・


※※※※

「うるさかろうが、煙たがられようが、
斉藤さんは正義の道を行く」

自分のために、未来のために、そして子どものために、
「悪いことは悪い。」
と大人が声を大にして伝えるために・・・・・・。

今の世の敵とは何ものなのか?
今の世の正義とは何なのか?

1人の母親・斉藤さんが、
新たな不条理を抱えた世の中に降り立つ!!
揺るがない信念を抱き、息子の右手を引きながら。

※※※※



まさに主婦版半沢さんみたいですね。

ただ、地域のママさんと一緒にいい関係を築いていく
という女性ならではのおおらかさもあるので、
「10倍返しだ!」とは言いません(笑)
「分かればよろしい」みたいな雰囲気をかもし出している感じです。

その第7話をなんとなく見始めたら止められなくて
最後まで見てしまいました。



玉井さん(南果歩)は、たくさんの取り巻き的な存在がいる
地域の主婦たちのリーダー的な存在だったようです。

ところが見てないので理由は分かりませんが
多分、斉藤さんの影響や玉井さん自身の日ごろの行いが原因で
元取り巻きさんたちから避けられるようになり、孤立していました。

元取り巻きだった播磨(音尾琢真)と大庭(猫背椿)は、
玉井さんの代わりに斉藤さん(観月ありさ)を
自分たちのリーダーにしよう企んでいるようです。

一方、若くして男の子を出産した冴
(松岡茉優←「鈴木先生」のクラスの生徒だった子)は、
一人で子供の面倒を見なければならないプレッシャーと不安に
混乱していました。

泣き止まず思い通りにならない息子をどう扱っていいか分からず、
冴は伯母の玉井さんを頼りますが、
玉井さんは自分の境遇にいっぱいいっぱいで、
冴を突き放してしまいます。

子育てに疲れ、次第に追い詰められていく冴。
冴が悩んでいると知った斉藤さんは、彼女を救おうとするのですが・・・。




周りに対する接し方が自分を孤独にしていることを気付かない冴。
それは不器用で、また円滑なコミュニケーションを学べなかった
青春時代があるのでしょう。
なかなか悩みを打ち明けられなかった冴が、
やっと斉藤さんに悩みを打ち明けます。

「聞いたらひくよ」と前置きをしました。
「あたし虐待しちゃう人の気持ちわかるんだ・・・」

よくないことだって分かってるけど、気持ちが分かってしまう・・・

冴には斉藤さんがいてよかった。


間違いなく今現実を生きている人たちの中には、
斉藤さんに出会えていない冴がたくさんいます。

そういう人たちに言いたい。

虐待する人の気持ちが分かってしまうようになったのは、
相談できる人がいなかった。
という現実があるのでしょう・・・。

まず分かってもらう努力はしましょう。
分かってくれない周囲が悪いことも現実にあるでしょうから、
そのときは、発想を変えてください。

自分の周りだけではなく、隣町ならどうか?
直接教えてくれる人はいなくても、
教えてくれる人を教えてくれる人はいないか?

自分の周囲が悪い場合、
「世の中みんなこんななんだ」と思ってしまって
結果誰にも相談できなくなっていることが殆どです。

でも、広い視野で見れば世の中に善良な人はたくさんいます。

ただし、冴のように周囲を攻撃ばかりしていたり、
自分の殻に閉じこもっていたりしたら、
周囲が理解しようにも関係が築けません。

そこは自分の殻を破るところです、自分が成長すべきところ。

助けてくれる人はいなくてもサポートしてくれる人や機関。
あるいは、周りの人との関係が築けるようになれば、
自分の振る舞いによって一時サポートを頼んで
上手に渡り歩けるようにもなるでしょう。

まず自分は知らないということを自覚して、
そのことを正直に人に伝える努力をして欲しいと思います。

虐待する人の気持ちがわかる・・・
ということは自分を客観的に見れるという
幸せに生きるために必要な感受性を持っているんだから。



                       全ての物語のために










posted by ストーリーセラピスト at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ストーリーセラピー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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