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2013年08月22日

ドラマ「Woman(ウーマン) #7」奇麗事ではない純粋さは暴力を否定しない




人間にはだれにでも暴力性というものがあります。
動物の生存本能として持っているものです。

子供のころに、自分の中の暴力と向き合うチャンスを大人が奪うと、
自分の暴力性と上手く付き合えないまま大人になってしまいます。


私が少年のころ・・・、従兄弟たちが地面に穴を掘って
毛虫を入れ、一緒に火のついた爆竹を放り込んで、
穴に板で蓋をしました。
その板を踏みつけ・・・パンパン!!

爆竹がはじけると足にその衝撃が伝わります。

「お〜!」と歓喜の声と爆笑の渦。

わたしもその渦の中にいました。

アブラゼミを何匹も捕まえて、
爆竹をぶら下げた糸をくくりつけて、
火をつけて飛ばして笑っていたこともあります。

おぞましいことこの上ないガキですが、
田舎のヤンチャ坊主なんてそんなモンです。
(※いや、まだカワイイ方でしょう?)



日本テレビ系列のドラマ「Woman(ウーマン)」
第7話を見ました。


小春(満島ひかり)は望海(鈴木梨央)と陸(橋來)を連れて、
亡き夫、信(小栗旬)の生まれ故郷へ向かいました。

そこは、山に囲まれた小さな村。

土産物屋の店主を訪ね、
4年前の夏に信が置いていったという手紙を受け取ります。

信は事故に遭った日、この村を訪れていたのでした。

手紙には、信から聞かされたことのなかった
彼の幼少期のこと、そして彼の母親との思い出がつづられていました。

そして、オレンジ色のマフラーの秘密、4年前の夏、
信が植杉家を訪れた本当の理由まで…。



手紙は持ち帰りましたが、子ども達が読み返しているときに
読めない漢字があり、異父妹の???(????)に、
読み方を聞いたため、??も手紙の存在をしりました。

夜、小春がクスリを飲むために居間に下りると??がいました。

「わたしはお姉ちゃんと仲良くしたい」

そう気持ちを打ち明けた??は、手紙のことを発端に、
あの日、地下鉄で起きた騒動を打ち明けました。
必死で土下座をする??。

しかし、小春はたまらなくなり、??に掴みかかり
鬼の形相で羽交い絞めにしました。
「どうして!?どうして!?」
「ごめんさい!ごめんなさい!」

騒動に気付いたのか望海が2Fから降りてきましたが、
「来ちゃダメ!」と小春。

自分の暴力を見せたくない、でもこの衝動はとめられない!
まるでそう言っているようでした・・・



わたしが幼少のころに虫に残虐なことをしていた
という話をすると、

「信じられない!」ととてつもなく拒絶する人がいます。


危ないのは、まるで自分には暴力性なんてない!
と決め込んでいる人。

あるいは、暴力は悪。と完全に決め付けてしまっている人。


どんなに、理性的な人間でも、人間である限りは
本能に暴力衝動のプログラムはあります。

それがあるから外的から未を守れるのですから。


子どもは残酷です。

倫理や理性をもって自分の暴力と向き合うには
丁寧にステップを踏んでいく必要があります。

わたしは、標本にするために幼虫から育てた蝶が、
成虫する神秘を目の当たりにして、
それ以来虫を殺せなくなりました。

小学校の高学年でした。

爆竹で遊んでいたのは低学年のころです。

その境目で過去を振り返り「なんであんなことが出来たんだ?」
と、自分と向き合うことができました。

だからといって暴力性がなくなるわけではありません。

理不尽な出来事を見聞きするだけでも
その衝動が湧き上がることがあります。

大事なのはそういう衝動が出てきたときに
自分と向き合えるかどうか。


自分の暴力性を認めていない人は、
衝動に飲み込まれます。


小春は信さんを痴漢扱いした人や、
背中を押したかもしれないという人に会ったら、
何をするかわからない・・・

と以前言っていました。

つまり、自分の中の衝動と常に向き合い、
苦しみながら生きて来たのです。

だから望海に「来ちゃダメ!」と言えた。


それでも、簡単にねじ伏せてしまえるほど簡単な本能ではない。
それが暴力衝動です。

それは、愛や正義からきていればなおさらです。

だから、まず自分の暴力、子どもの暴力性を
頭ごなしに否定したり押さえつけたりしないことから始めなきゃ・・・

思いっきり身体を動かして遊ばせて、
たくさんの素晴らしい物語に触れて、
両親の体験談やそこから感じたことなどを
たくさん語って聞かせてあげれば大丈夫。

自分が既に大人で、自分の中の暴力性を押さえ込んだり
否定してきた人なら、静かに少しずつ向き合うクセを
つけてください。


                     全ての物語のために







posted by ストーリーセラピスト at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ストーリーセラピー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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