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2013年07月30日

ドラマ「救命病棟24時 #3」扱いづらい部下が言うことを聞くストセラ式人材育成術カウンターシュハリ





親は子供の成長と一緒に親になっていきます。

リーダーも全く同じです。

実はストセラ式人材育成哲学があります・・・



フジテレビの人気ドラマシリーズ「救命病棟24時」
第5シリーズの、第3話を見ました。


最上透院長(段田安則)の思惑で、後期研修医の広瀬斎(風間俊介)と
奈良さやか(芦名星)の指導医が変更されることになり、
現場はやや混乱していました。

広瀬は本庄雅晴(佐々木蔵之介)から夏目衛(時任三郎)に、
さやかは片岡仁志(柏原収史)から
小島楓医局長(松嶋菜々子)に変更となりました。

さやかは楓に憧れています。
しかし仕事を任せてくれないことに不満を持ちはじめていました。

広瀬は他の医局員同様、夏目という人物そのものがわからない。

そんな中でも、広瀬は夏目と桑田章市(花王おさむ)という患者を、
さやかは楓と認知症を患う小野寺節子(茅島成美)
を担当することになりました。

夏目が章市に退院後の歩行が困難になると告知すると、
章市は家族には連絡しないで欲しいと頼みます。
家族に頼らない老後を考えている堅い意志の老人。

夏目は広瀬に、感覚のない章市の足に
毎日ホットタオルをあてるよう指示します。
「すでに感覚がないのに・・・?」と、
疑問を持ちながらも広瀬は素直に従っていました。

一方、さやかは節子の症状を楓より早く察知したことに自信を持ち、
積極的に患者にアプローチしていきます。
いつもひとり黙々と時間を見つけて医療技術の腕を磨いているさやか。

さやかは、胸に秘めたまま、なかなか言えなかった思い・・・
楓が休みを取らずに働きづめなのも、
全て自分でやってしまいさやか達に任せないのも、
自分たちを信用していないということじゃないのか!?
という思いを、とうとう楓に面と向かってぶつけてしまいます。

ところが、その直後、さやかが見落としていた症状から
節子が危険な状態おちいってしまうのでした・・・。



楓自身、人を育てるということに自分が向いていないと悩んでいました。
ついつい任せられずに自分でやってしまうということも自覚していました。

それが患者のためなんだから、それでいいんじゃないか?
という意見もありました。

しかし、それでは後輩が育っていかないのも事実。

かつて、楓の元指導医でもあった進藤一生医師(江口洋介)は、
後輩に反感を持たれながらも、自分のやり方を貫くタイプの医師でした。

しかし、「お前は医者だ」と、一見ハードルの高そうなことも
厳しい目で任せるような男でもありました。

楓の指導医になったころには進藤は既に完成した指導哲学を
持っていたのかもしれません。

しかし、楓は指導する立場としては成長段階に居ます。
進藤のように自分のやり方を貫くという選択肢もあるのでしょうが、
楓は進藤ではありません。

楓は楓。

彼女は自分の厳しさはしっかりと通しましたが、
さやかに言われたことをきちんと受け止めて自分のやり方を変えました。

研修医も指導医も一緒に成長した瞬間が描かれたお話。


物事を学ぶときは昔から「守破離」という
段階的な成長が望ましいとされています。

・守・・・師匠の教えを忠実に真似る段階
・破・・・教えに自分なりの一工夫を加える段階
・離・・・基本を完全に自分のものにし、新しい自分のやり方を編み出す段階

ですね。

これは、師匠から教わる弟子のあるべき姿として用いられることが多いですが、
わたしのストセラでは、師匠も同じように「守破離」のリズムで、
目の前の弟子から学ぶ姿勢を大切にしましょうと言っています。

そういうストセラ的人材育成哲学を、わたしは「カウンターシュハリ」
と名づけて実践しています。

「守破離」をボクシングのクロスカウンターパンチのように、
師匠側からも仕掛けることによって、
弟子の「守破離」をさらに効果的にしてやろうということですね。
(気分は「あしたのジョー」です)

親が子どもから学び、親になっていくように、
上司は部下から、トレーナーは新人から学び、成長していく。


アラフォーの私から見て、ハタチ前後の若者なんて、
何を考えているか分からない。

時に異生物のように思えることもあります。

それでも、彼らのことを少しでも理解し、その気持ちを汲んで
向き合って行きたいと、いつも思っています。

(実は以前、このストセラで
ワンピース フィルム ストロンゲストワールド」を取り上げたときも、
”ワンピース世代”の感覚を知りたいという想いで見た作品でした)

私が小学生のころ好きだった先生は、私たちが大好きだった
「キン肉マン」のことを良く研究していました。

誤解のないようにいうと、部下にこびる必要は、もちろんありません。

でも、彼らのモチベーションを上げて会社の利益につなげていくのは
上司の仕事です。

それはつまり、部下の”想い”や”夢”を実現するための道と、
会社の利益になることをつないでいくということです。

そのためには、彼らの感覚を少しでも理解しなければなりません。

ですから、部下から学ぶ姿勢と、先輩として彼らの想いに
一工夫加え会社の利益にしてみせること(やりがいを魅せる)

そして、彼らから学んだことで、自分もこんなに成長できた!
と新しい自分を見せることで、尊敬や信頼を勝ち取り、
彼らが、「自分もああなりたいな」と思って、自立的に成長していく。

「守破離」のリズムを師匠が応用したら、
こういうことになるのではないでしょうか?

これぞ、理想の人材育成だと思っています。

「俺から学べ!」じゃなくて、
どんな人からでも学ぶ姿勢を自分が手本になって見せるということですね。


楓はまさに、そんな上司になったようでした。



                       全ての物語のために














posted by ストーリーセラピスト at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ストーリーセラピー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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