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2013年07月28日

アニメ「機動戦士ガンダムUC(ユニコーン) #3 ラプラスの亡霊」 ふるいにかけられる人生





成功者・・・

勝ち組・・・

凡人・・・

負け組み・・・


こういう言葉が嫌いな人、多いのではないでしょうか?

わたしも好きではないです。

あえて言うなら「成功者」はイマイチだけど「成幸者」は好きです。


とはいえ、社会でも会社組織でも、
出世したり、幸せな人生を歩める人は、
ホンの一部の人間のように見えます。

それはもう、社会というふるいにかけられているようなモノです。



福井晴敏さんが小説を書いた長編大作「機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)」

そのアニメ版の第3話「ラプラスの亡霊」を見ました。


地球連邦政府100年の歴史を覆すといわれている
「ラプラスの箱」をめぐる連邦と反連邦・ジオンの残党<袖付き>の戦い。

その戦いに運命的に巻き込まれていった主人公
バナージ・リンクスは、「箱の鍵」であるユニコーンガンダム
とともに、<袖付き>に拉致されていました。

しかし、どこにでも敵のスパイは潜伏しているもので、
連邦のスパイがバナージに救出作戦の知らせを持ってきます。

「今度はここが戦場になる!」

バナージが住んでいたスペースコロニーが最初の戦場でした。
関係の無い市民が、目の前で兵器によって蒸発するように
死んでいく様を見ていたバナージ。
「あんなのは人の死に方じゃない・・・」
その悲痛な想いが彼をガンダムに乗せたのでしたが、
今度はジオン共和国の街の人たちが犠牲になるかもしれない。

そもそも、敵だ味方だという人間の別け方を
受け入れられないでいるバナージには、
それはとても辛い知らせでした。

自分とユニコーンガンダムがここにいる限り、
連邦は仕掛けてくる・・・
だから、ガンダムと共にここを離れなきゃ。

バナージは<袖付き>のパイロット、ギルボアさんの家を抜け出し、
<袖付き>が隠れ蓑に使っているコロニー・パラオを抜け出しました。

ガンダムを追って来たのは、四枚羽根のモビルスーツ・・・
ニュータイプ(人の革新)であるバナージは気配から
四枚羽根のパイロットがギルボアさんの家に居候していた女性
マリーダ・クルスだと悟ります。

「マリーダさんなんでしょう!?」
「戦場ではパイロットという戦闘単位でしかない!」
「それでもあなたはマリーダさんだ!だからあなただと分かった。
今はこの戦闘をとめることを考えてください。
ボクとガンダムが戻れば、連邦は攻撃をやめます」
「それは、敵の理屈だ!」

なんとか戦闘を終わらせたいバナージと『ガンダムは敵』
と深層心理に埋め込まれてしまっている強化人間(人工ニュータイプ)
のマリーダ。

「この、わからずや!」というバナージの感情の発露と
一緒に、ユニコーンガンダムのNTD(ニュータイプデストロイヤーシステム)
が作動し、一方的にガンダムが四枚羽根をねじ伏せていきます。

その戦いの中で、魂同士の触れ合いをする
バナージとマリーダ・・・

バナージはマリーダの記憶を見ました。

「私はお前とは違う」
「それでも!」
「それでも?」


マリーダは数年前のネオジオン戦争後、男達の慰みものとして、
酷い仕打ちを受けてきた女性です。
そのマリーダを助けたのが、<袖付き>の中でも愚連隊的な
仕事をしているチームのリーダー、ジンネマン艦長でした。
自分を我が子のように可愛がってくれるジンネンマンをマスターと呼び、
ジンネマンの為に戦うと決めたマリーダ・・・

「それでも、そんなのは悲しすぎる」

と、バナージは青臭い思いでヅカヅカとマリーダの心に踏み込んでいきます。




このシリーズを見るといつも思います。

大人になることは、諦めることでもなければ、
汚れることでもないと・・・。

確かに、青臭いまま何も知らずには生きていけません。
それは逆に独善で、多くの人を傷つけることにもなります。

それでも・・・

何が正しくて何が間違っているのか?
その基準を自分の心の中に持っていられるのは、
純粋さだと思います。

青臭い、若い、甘ったれ・・・


言い方はいろいろありますが、そのパワーの中に、
本当に大事なことが確かに存在しています。

大人になるということは、青臭さといっしょに
その大事なモノをおとしてしまうか
それとも、それを持ったまま大人になれるか?


と、自分が試されているのだなと感じるときがあります。

自分で自分の中に持っているふるいです。


それを守るのって、歳を取ればとるほどしんどい・・・

でも、それを手放したら
人生がくすんで見えてしまうような気がして手放せない。

手放したらラクなんだろうけど・・・


今の時代って、一昔前に比べると、
そういう「大切なモノ」を胸に秘めたまま
カッコイイ大人になっている人って実は増えてきているような気がします。

活躍している有名人達ばかりではなくて、
日々出会う人たちの中にも、そういう気配がする大人が
増えているような気がする。

そういう人たちが世界中で増えているのかも・・・

それが”成幸者”だと思うんです。

勝手な妄想かも知れませんが、
妄想では終わってない確信めいた予感もあるんです。

そう考えると、世界の未来が楽しみになりますよね。



連邦軍の艦に捕虜として連れて行かれたマリーダは、
医務室のベッドに横たわりながらバナージに言います。

「お前は、『それでも』と言い続けろ」と。



                    全ての物語のために










posted by ストーリーセラピスト at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ストーリーセラピー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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