お知らせ 2019年10月1日からこのブログ
「あなたの幸せ力を引き出すストーリーセラピー【ストセラ】」は
https://storytherapy.net/
へ移行します。

こちらのseesaa版は、これまでの記事のアーカイブとして残します。
今後とも、よろしくお願いいたします。

2013年07月24日

ドラマ「七つの会議 #2」 好かれながら行動を変えさせる方法




自分の仕事にプライドを持って働くのは大切です。
仕事=志事としてやっていれば、誇りは生まれるものです。

でも、誇り高い仕事の仕方は敵を産む危険性も増えます。

ハートは熱く、頭も熱いと特にそうなりやすい。

だからハートは熱く、頭はクールに、
無益な対立は避け、出来れば味方を増やした方がいい。



NHKの土曜ドラマ「七つの会議」 第2話を見ました。

池井戸 潤さん原作の小説を全4回でドラマ化した第2回目。
サブタイトルは「二度と戻れない」


前回、原島(東山紀之)は製品用のネジが
強度不足で折れる瞬間を目の当たりにしました。

前任の課長だった坂戸の更迭の裏側にこのネジの件が
隠されているのではと考えた原島は、真実を探り始めます。

一方、クレーム処理部署「カスタマー室」の室長、佐野(豊原功補)は、
クレームの出た製品をなぜか営業一課の原島が先に
顧客元から回収してきたという事実を知らされます。

社内政治家と呼ばれる佐野は、
原島が何かを企んでいると感じ、原島に近づくのでした。

佐野と共謀した原島は、
坂戸が課長のころに発注されていたネジを入手するために、
工場への顧客見学ツアーを企画します。
まんまと工場に入り込み、ネジの保管庫から、
クレームが集中している製造時期に使われていたネジの
サンプルを入手した原島と佐野。

2人は驚愕の事実に行き着くのでした。


そこから、2人の取る行動には違いが出てきます。

佐野は、自分の社内政治の能力を駆使し、
自分を営業部から追い出した上層部の人間を
追い出そうと画策していました。
本気の佐野は社長以下上層部あてに告発分を郵送します。

一方、原島は営業部長の北川(石橋凌)に呼び出され、
佐野を説得するようにと命令されます。

「自分にもこの隠蔽に加担しろと言ってるんですか?」

とプライドむき出しの目で問いただす原島は、
命令に返答はせず、部屋を出て行きました。


佐野と会った原島は、佐野の本心を聞きました。


自分は何もとりえの無い人間だ・・・
と話し始める佐野。

高い学歴があるわけでもなければ、
抜きん出た営業の才能があるわけでもない、
顔も良いわけじゃない・・・

でも、ほんのちょっと、人よりも本音を聞きだすのが得意だ。

だから、そのわずかな才能を使って、生き残って来た。
それの何が悪い!?
それが俺の誇りなんだ。

・・・と。


原島は、「そんなことが誇りですか!?」

とくって掛かりました。
誠実な原島のことですから、分かります。

マジメに見ていれば、見ている私たちも同じ気持ちになります。

しかし、佐野は「じゃあ、お前はなんなんだ!?」
とやり返しました。

北川に説得するように言われてのこのこやって来たお前はなんだ?





う〜む…そりゃ、そうなるよねぇ…

原島さん、誠実で熱くて正しくて良いんです。

でも、ふと思いました。

「そんなことが誇りですか!?」と佐野を否定する前に、
頭はクールにして考えてみたらどうだったんだろう。


「なるほど、佐野さんは自分の欠点に目を向けるのではなく長所に目を向け、
それを活かして何が出来るかを考えたんですね。
それって素晴らしいですよね。私も参考にさせて頂きます。
ひとつ思ったんですが、
佐野さんの才能って本音を聞きだすのが得意ってことだけじゃないですよね?」

こう言ったとしたらどうでしょう?

自分の才能のことを言われているので「え?」
って気になりますよね。

「無いものよりも、有るものに目を向けたこと自体が才能ですよ。
そしてそれを活かそうと思えることも才能ですよね・・・。
だったら、その才能も活かして、会社全体や他の人の中に
無いものより有るものを見つけて、そこを活かしてより良くする方法を
考えませんか?」


こんな風に言われたら心に響きますよね。


もちろん、現実に原島や佐野の会社、東京建電が、
そのネジを扱っている製品のリコールを実施したら、
会社は生き残れないという問題があります。

だから、佐野も「今更そんな奇麗事言ったって・・・」
となるでしょう。

今更取り返しはつかないと・・・

でも、会社はつぶれるかもしれませんが佐野の人生は続く。
佐野がこの先生きていく過程のどこかで、
こう言われたことが生きてくる日がくるんじゃないかな〜と思うわけです。


これが、佐野を言いくるめてやろうとしての発言なら
反発されて終わりでしょうが、
佐野のことを思っての言葉なら、今は反発されても、
いつか佐野を成長させる日がくる。

そのときに、自分でも気付いていなかった長所を認めてくれた
原島に感謝するんじゃないですかね?


                     全ての物語のために












posted by ストーリーセラピスト at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ストーリーセラピー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。