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2013年07月05日

ドラマ「Woman 第1話」 幸せのために少しずつ




「アンタにワタシの何がわかるの!?」

み〜んな、そんな風に言いたいときがあります。

このストセラもそういう気持ちの的になることが多々あるんだろうな・・・
(毎回だったりして・・・汗)



さて、2013年4月期のドラマの中からは、
「ガリレオ」第2シリーズと「家族ゲーム」を見てきました。

しばらく最新のテレビドラマを見ていなかったので、
2作品もあるのか・・・と毎週楽しみでもあり、
忙しくもあったのですが・・・


なんということでしょう!?

2013年7月期スタート予定のドラマを
各テレビ局(東京のキー局)のホームページで確認してみると・・・

「DOCTORS2最強の名医」
「半沢尚樹」
「救命救急24時 第5シリーズ」
「Woman」
「Oh.My Dad!!」

と、気になる作品がい〜っぱい♪
しかも初回は時間延長スペシャルとかで、
「DOCTORS2」と「Oh.My Dad!!」は時間かぶってるし!!



というところで早速、7月3日日本テレビ系列で

「Woman」第1話が放送されました。

2010年に同じ日本テレビ系列で放送されていて
わたしが好きだったドラマ「Mother」のスタッフによる作品
ということで、気になっていました。

そこで、この2作品の脚本を手がけた坂元 裕二さんという方の
コレまでの作品を調べてみました。

上記2作品のほかにも
2008年の問題作、「わたしたちの教科書」や
今年2013年、最近やっていた「最高の離婚」
も手がけてらっしゃるんですね・・・

「わたしたちの教科書」も好きで見ていたので、
どうやら、またわたしは好きな脚本家が増えたようです。



「Woman」はシングルマザーのお話です。

青柳小春(満島ひかり)は、青柳信(小栗旬)と
幸せな結婚生活を送っていましたが、
信は突然この世を去ります。

「隠れているお父さんも、みんなが笑っていたら
楽しくなって出てきちゃうかも・・・
だからママは泣かない」

幼い娘と息子を連れて
突然シングルマザーになった小春。
朝は通勤ラッシュの満員電車で
サラリーマン達に舌打ちをされながら、
保育園と託児所に子どもを預けて、
アルバイトの掛け持ち。

託児所の値上げや、保育園での子ども同士のトラブル・・・
娘が書いた家族の絵は、母親(小春)だけが背中を向けていました。

「ママ、いっつも家事しながらお話してるもんね・・・」

信がいれば・・・

2人だったら苦ではなかった日常の些細なことが、
1人になったとたんに、本当に難しくなっていく。

役所に生活保護を求めに行っても、
いろいろな決まりでなかなか認められず、
「ご主人はなぜ亡くなられたんですか?」
と、つらい過去の詮索だけはされる。

あるとき、小春の実母が健在だということで、
役所から娘への援助の意志確認の手紙を送ったところ、
援助の意志あり、との返答があったと、
また生活保護の給付を断られました。

小春は20年会っていなかった母(田中裕子)に会いにいきます。

そこで知った事実は、
小春にとっても、母にとっても、
あまりにも切なくやるせない事実でした・・・。


小春は援助の意志ありと返事したことで、
生活保護が受けられなかったから、
そういうことはやめて下さいと意志を伝えます。

そして、新しい夫、新しい娘と暮らしている母に、
自分の境遇をふつふつとぶちまけてしまいます。

絶対に母を許せない小春。


しかし、小春が帰ったあと、母はつぶやきました。
「私を捨てたのはあの子・・・」


母の家からの帰り道・・・
子ども達と手をつないで笑顔で話しをしていた小春。
立ち止まった小春の異変に気付いた娘が
「どうしたの?ママ?」と問いかけます。

小春は「パパに会いたいよぉ、信さんに会いたい・・・」
と泣き崩れました。

そんな小春を見て泣きながらひとりで歩いていく5歳の娘。
泣き叫びながら辺りに呼びかけていました。
「パパ〜!出てきてよ〜!パパ〜!」



「Mother」の時も、毎話涙無しでは見れなかったのですが、
「Woman」もそうなりそうです。


でも、ふと思いました。
「Mother」は実の親に虐待を受けていた少女を、
学校の担任が連れて逃げ、娘として育てようとする話でした。

恐らく多くの女性達が感情移入したと思います。
様々な母たちの物語でした。

重い内容ではありましたが、
おそらく多くの人からはその設定が少し
日常とかけ離れていたこともあり、
見やすかったんじゃないでしょうか?


しかし、今回の「Woman」はどうでしょう?

虐待されていた生徒を誘拐して逃げる担任・・・
という少し日常と違う要素がない。
それはつまり娯楽として捉えてもいいと思えるスペースがない。
ということ。

日常そのものを切り取っている感じ。リアルです。

それだけに、「見れない」人が多いのかもしれません。


「リアル!?冗談じゃない!現実はもっと酷いよ!」
「あんな風に、感情を暴露できる親がいるだけマシよ!」
「旦那が素敵で、しかも小栗旬じゃないの!
ウチの旦那は酔っ払って暴力振るうのよ!私にも子どもにも!」

そんな風に感情を発散させながらも見れる人はまだ強い。

でも、「今」本当に生活保護が欲しくてのっぴきならない人、
母に捨てられたという思いから、
自分の中に巣くっている感情に苦しみながら生きている人・・・

そんな人たちの中には、悲しみや怒りしか湧かなくて
見たいとも思わない人が多いかもしれません。


小春を見ていて思いました。

小春が母への憎しみを手放していれば、
どれだけ楽か、どれだけ幸せになれるか・・・

そろそろ言われそうですね。
「アンタに何がわかるの!?」


たしかに・・・小春は27歳。20年間、母とは会っていなかった。
20年間憎み続けた関係。
それが母との関係です。

当人にしかわかりようのない感情です。

当人以外の人間が憎しみを手放せというのは無責任。

でも、憎しみを抱いたままでは人は幸せにはなれないのも真実。

許すことはできなくても、手放すことも出来なくても、
癒すことも出来なくても・・・
ホンのちょっと横に置いておくのはどうでしょう?
ホンのちょっと誰かに背負うのを手伝ってもらうのはどうでしょう?
ホンのちょっと今までとは違う角度から憎しみを見てみるのはどうでしょう?

「それが出来れば苦労しない!」
そうですよね・・・

でも、

直ぐには出来なくても、少しずつ少しずつ・・・



                     全ての物語のために








posted by ストーリーセラピスト at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ストーリーセラピー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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