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2013年07月03日

小説「人生教習所(上) 垣根涼介 著」 知らない人に反感をもつわけ




朝、電車を降りてホームを行きかう人々。

うっとうしい・・・さっさと歩けよ!

と思ったことがありますか?


でも、よく見ると会社の同僚だったり、
久しく合う同級生だった・・・

となれば?

一瞬前の反感は霧と消え、
喜びや親しみの感情が一気に湧き出しますよね。


人間は、「知らない」というだけで反感を覚えてしまうんですね。




垣根涼介さんの著作、最近文庫化されたばかりの作品、
「人生教習所」という上下分冊の小説を読んでいます。

・・・

いや〜、なんとも。

財布の紐って、一旦緩めちゃうとどんどん出て行っちゃいますねぇ
困ったもんだ♪

もう、ワタクシ今月は、書店に立ち寄るの禁止!

・・・アト イッサツ ダケ キニナッテイル ホン ヲ カッタラ・・・(^^)


根が凝り性なワタクシは、福井晴敏さん作品群から、
強引に垣根涼介さん作品に軌道を変えました。

そしたら、こんどは垣根さん作品にハマッちゃって・・・
多分この次は海堂尊さん作品にはまるんだろうな。。

数年おきにやってくる周期なものですから
よく分かるんです。


「ボーダー ヒートアイランドW」の興奮冷めやらぬまま
書店に入ったのがマズかったですね。
ちょうど最近出たばかりの平積みの文庫コーナーに、
「人生教習所」の上巻と下巻がキレイに並んでいて、
私を呼んでいました。


物語は・・・

東大を休学中の引きこもり、元ヤクザ、
デブでオチコボレのフリーライターなどなど、
人生をやり直したいと思っている面々が、

小笠原諸島の父島と母島で開催される
約10日間の人生再生セミナーに参加する話です。

都内から小笠原諸島へ向かうフェリー乗り場や
フェリーの中で、はじめて見る人たち。

元ヤクザの柏木は、両親連れ立って
いかにも幸せ家族で甘やかされて育った
ホームドラマ一家の学生に対して「うらなり野郎」
と反感を覚えます。

東大生の太郎も、そんないかにもな元ヤクザを見て、
絶対に自分とは相容れない人種だと思います。


ところが、同じセミナー参加者だと分かり、
少しずつ言葉を交わすようになっていき、
人となりを知るようになっていくと
お互いの関係性が変わってくる。

知ってみればそう悪いヤツじゃないんだな・・・と。



「知らない」ということは不安です。怖い。

だからその恐怖に負けないように、
自己防衛本能が働き、”反感”という感情が湧く。
警戒するんですね。

その心のメカニズムが分かっていれば、

ああ、自分は相手を知らないから警戒しているんだな。
じゃあ、知り合えば良いんだね。

と冷静に考えて行動できます。

たとえ行きずりのすれ違うだけの人でも、
知り合えばきっと反感なんてなくなるんだ。

ということが想像できれば、
無用に負の感情を持たなくても済みます。


アブナイのは、その”反感”のメカニズムを知らない人。

反感の感情に流されて、下手をすると相手と争ってしまう。


たまに電車の中で、感情的になって
知らない人同士がケンカしている場面に遭遇します。

それは、寂しい。

相手を知らないだけではなく、
自分の心のメカニズムも知らないんですね。


自分の心を知ることは、相手の心を知ることにもなります。



                  全ての物語のために









posted by ストーリーセラピスト at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ストーリーセラピー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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