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2013年06月29日

小説「6ステイン 断ち切る 福井晴敏 著」 人を幸せにしたいと思う人が果たすべき義務



自分の家族の幸せのために家族をかえりみずに
仕事づけの人生を送ってしまうお父さん。

我が子を幸せにしたいがために、
教育ママゴン(古!)になってしまうお母さん。


そんな私たちが、
家族の幸せのために、子供の幸せのために、
絶対に果たさなければならない義務があると思っています。



福井晴敏さんの短編小説「6ステイン」の第5話は「断ち切る」

60をとうに過ぎた椛山は、妻に先立たれ、
息子夫婦の家に同居するようになって数年、
人生のボタンをどこかで掛け違えた感覚に、
鬱屈したものを感じていました。

そんな椛山の前に、かつて椛山を逮捕した宿敵の元刑事、
韮沢が姿を現します。
「断ち切りのタメ」と言われた椛山の腕を見込んで、
頼みたい仕事があると話を切り出します。

そこに一緒に現われた初老の女性に惹かれた椛山は、
渋りながらも掛け違えたボタンを掛けなおそうと、
その仕事をうけますが・・・

緊迫した状況の中、うまく言ったかに見えた仕事が、
さらに緊迫した状況によって思わぬ事態に巻き込まれていきます・・・


劇中で、朝から前夜の残りのカレーを差し出す嫁に
思わず文句を言ってしまう椛山が、
心境の変化で、同じような場面を受容できるようになるという
描写がありました。


年齢に関係なく、過去の失敗に関係なく、
人は誰でも幸せになれる、幸せになってもいいんだ。

と思える作品です。



家のローンのために、家族のために・・・
仕事に没頭して家族を顧みることが出来なかったお父さん。

子どもにとっては、広い一戸建ての家よりも、
狭いアパートで家族一緒に居られる時間の方が
宝物だったかも知れません。

子供の将来のために!
と教育ママゴンになってしまっているお母さん。

知らず知らずのウチに、子どもがのびのびと失敗できるチャンスを
奪ってしまっていませんか?
そのままでは子どもはいつか窒息し、
結果的にあなたは子供の将来を奪うことになりかねません。

そうならないためにも・・・

お父さんも、お母さんも、家族や子どもとは関係のないところで、
自分の人生という誰も代われないたった一つの人生を
幸せに創り上げていく義務があるはずです。

家族の幸せがオレの幸せ?
この子の幸せがワタシの幸せ?

そりゃあモチロンそうでしょう。


でも、それだけを生きがいにしてしまったとき、
あなたの人生はなくなりはしないか?
それで自分の人生を生きているといえるのか?

誰も誰の人生を代わりに生きてあげることは出来ません。

家族のため!子どものため!


本気で思っているのなら、
自分自身がまず幸せな人生を体現してみせる。
自分の人生を自分で幸せに創り上げるというお手本を魅せる。

それが、親に課せられている義務だと思っています。

ガマン大敵!


                     全ての物語のために










posted by ストーリーセラピスト at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ストーリーセラピー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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