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2013年06月15日

「ファミリー・ツリー」犠牲を出さずに家族の絆を強くする



自己啓発系の本なんか読むと、
家族にしろ職場のチームにしろ、
プラスとマイナスはバランスを取り合って存在すると言うことが書いてあります。

誰かが極端にマイナス思考になると
逆に極端なプラス思考の人が出てくる。
その反対もまたしかり・・・と言った具合ですね。

まあこれは分かり易く説明しすぎましたが、
心理学や脳科学を勉強し始めると、
ただの啓発的な意味だけではなく、
理屈として、グループ間での人間の心情が無意識で
バランスを取り合うというのが分かるようになってきます。

夫婦仲が悪い家の子どもがグレるとか、引きこもるなんていうのは
まだ平和な方で、

深刻な場合は、心臓病や小児ガンなど重い病気になったり、
そのまま本当に命を落としてしまうこともある・・・


そんな迷信じみたことが・・・なんていってる場合ではなくて、
心理学でも脳科学でも科学的に分かってきていることですから、
人の心のメカニズムを甘く見ている人がいたら、
勉強した方がいいですよ。



「ファミリー・ツリー」というアメリカの映画を見ました。

日本でもリメイクされた「サイドウェイ」を撮った監督、
アレクサンダー・ペインの新作。

主演はジョージ・クルーニーです。


ハワイの土地を先祖から受け継ぎ管理するマット・キング(ジョージ・クルーニー)は、
いとこたちとともに不動産売却の準備を進めていました。
そんなさなか妻がボート事故で意識不明になり入院します。
今までまともに面倒をみていなかった2人の娘の面倒を
突然みなければならなくなったマット。
しかし、長女が最後に妻とケンカをしたのは妻の不倫が理由だったということが発覚し、
彼は娘たちと長女のボーイフレンドを連れて、
オアフ島からカウアイ島の妻の不倫相手のもとに話をつけに行きます。


マットは、はじめは「いまさら娘とどう向き合えばいいのか?」と悩みますが、
妻が入院したことで無理やりにでも向き合うことになりました。

長女は高校生で、全寮制の学校に預けていましたが、
妻の容態が悪いこともあり、次女を連れて長女を迎えに行きました。
みんなで一緒に暮すんだと…

妻の不倫がもとで、長女は半ばグレたようになるというのは、
家族への無意識からの信号。

そしてバラバラになりかけていた家族が、
皮肉にも妻の事故によりつながりを取り戻していく…

というのももしかしたら、絆を求めていた家族の無意識が為したこと…
なのかもしれません。


男性には、ちょっと酷なストーリーかも知れません。

それに、一見まだ子供を持たない男性には、共感ももてなそうなストーリーですが、
この分かりやすさは、多分小学校の高学年生くらいからでも
共感を持ちながら観れると思います。

私の息子は小学3年生ですが、びっくりするほど親のことを観ています。
一人っ子というのもあるかもしれませんが、
もしかしたら普段は、子供っぽく演じているのだろうか?と疑うほど、
ふとした瞬間に、とても大人っぽい態度と意見をぶつけてきます。

家族はみんな一緒に成長していくもの…
良いことも悪いことも、共有し合って、
お互いが何を考えながら今を生活しているのかを
できるだけ知っていた方がいいですよね。


「サイドウェイ」は大人の映画でしたが、
「ファミリー・ツリー」は家族で観れる映画です。

もし、不倫経験のある人だったら、落ち着いて見れないかも?
とても良い映画ですが、とても切ない映画ですので、
みんなで見る時は、そのつもりで!!



                    全ての物語のために


posted by ストーリーセラピスト at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ストーリーセラピー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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