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2013年06月07日

ドラマスペシャル「味いちもんめ」親に認めて欲しい子どもごころ




アベノミクスで景気回復の兆し・・・?

景気が回復するのは嬉しいことですよねぇ確かに。

しかしあまり期待をしていないのは雇用を取り巻く環境です。
実際には、学生の就職率は確実に上がっていて、
就職氷河期、超就職氷河期なんて言葉が死語になりつつあるようです。

とは言え、それは今の新卒の話で、
氷河期世代にとってはまだまだ喜べるような状態ではないようです。

企業は長い不景気を経験し、
利益を従業員に還元せず、株主への配当や時価総額を上げるための
努力に費やす術をすっかり身につけてきたかのように見えます。

バブル状態の一種「狂った」ような状態にでもならない限り、
従業員へ還元される可能性はあてにしない方が良いのかもしれません。



先月、テレビ朝日系でドラマ「味いちもんめ」の
新作スペシャル版が放送されていました。

昔連ドラが確か2シリーズ作られ、たま〜にスペシャルドラマとして
復活するシリーズですね。

SMAPの中居正広さん主演の人気ドラマシリーズです。

中居さん扮する血気盛んな青年伊橋悟が、
日本料理の板前修業をしながら成長していく物語。


今回のスペシャル版は、「海猿」シリーズや「ワイルド7」、
テレビでは昨年TBSとWOWOWの共同制作で話題になった
「ダブルフェイス潜入捜査編&偽装警察編」などの監督
羽住英一郎さんが監督をされていました。

まるで映画のような映像でした。



東京の老舗料亭『藤村』で立板として充実した日々を送っている伊橋。
ある日、20年ぶりに料理学校の同窓会に出かけます。
しかし、同級生たちと自分の金銭感覚の違いなど
現実に開いた同級生達との差に落ち込んでしまいます。
さらに同級生で、現在はフードコンサルタントとして数多くの店舗を手がける
加山奈津子(国仲涼子)から独立を持ちかけられ、
あらためて自分の将来について悩むようになりました。

そんななか伊橋は体調を崩し、数日間入院することに。
伊橋が抜け多忙を極める『藤村』にやってきたのは、
フランス帰りの料理人・中津川浩(要潤)。
料理の知識に長け、人当りもよく面倒見がいい中津川に、
追い回しの安達信太郎(山本裕典)や
真由美(貫地谷しほり)をはじめとする仲居たちはすっかり上機嫌。

伊橋は見舞いにやってきた信太郎からその様子を聞き不機嫌になります。


退院した伊橋は『藤村』に戻りますが、
花板の熊野信吉(小林稔侍)と女将の藤村芳江(樹木希林)は、
伊橋の復帰と同時に『藤村』を去ろうとする中津川を引き留めます。
しかも父・栄蔵(北村総一朗)が心臓を患い、余命いくばくもない、
と知った伊橋はそのショックもあり、中津川に暴力をふるって
熊野から店に出ることを禁止されてしまいます。。。自宅謹慎。

ふて腐れる伊橋の元に奈津子から、
日本料理界を活性化させるためのプロジェクトとして
京都の老舗料亭『千華亭』の次期花板を公募し、
料理対決番組で人物を決定するという企画への誘いを受けます。
父、栄蔵が元気なうちに花板になった自分の姿を見せたい!
と考えた伊橋は『藤村』に辞表を出し、料理対決に挑む決意を固めます。

そして、結局は『藤村』を去った中津川がその対戦相手となるのでした。。。



ビジネスとして料理の世界をとらえている奈津子や中津川が、
料理人としての真髄を追求する伊橋や仲間たちとの対比として
描かれていました。

ひとり立ちして、店を構え一人前になりたい!

そういう思いが伊橋を両者の間で悩ませることになります。


とても印象的だったのは、父、栄蔵の枕元で泣く伊橋の姿でした。

もともとのテレビシリーズのころから確執があった父子。

その父の枕元で
「おやじ〜、俺の料理食って美味いって言ってくれよ〜、
よくやったって言ってくれよ〜」
と涙ながらに声を滲ませる伊橋に
見ているほうも涙をこらえられませんでした。


確執があればこそ「こんちくしょ〜!見返してやる!」と、
反骨精神で頑張ります。

でも「見返してやる」というのは「認めさせてやる!」という強い気持ちです。
なぜそうまで強く反発できるかというと自己承認欲求という
本能が働くから。

つまり、どれだけ反発しても、子どもは「親に認めて欲しい!!」と、
心から叫んでいるんですよね。


仕事で認めてもらえるというのは直接やり甲斐に繋がります。

認めてくれる人が多ければ多いほどいい。


最近のサラリーマンを取り巻く環境がどうなっているかというと、
頑張りがなかなか給料やボーナスに反映されない。

そうなると正等に評価されてないという不満が募ります。

自分の頑張りを、会社は認めてくれない・・・


その思いは、転職先や起業へ向ける意欲へと変り、
職場への従属意識は希薄になって行く。
忠義も仕事への意欲も低迷していくという構図が
見事に出来上がっているというふうに感じます。

そもそも、派遣社員や契約社員、準社員なんて雇用形態で
組織側が人員を安く流動的に使おうとしているのですから
それも仕方ありません。

そんな中で、利益を積極的に従業員へ還元している企業は
やっぱり元気がありますよね?

Google、PIXAR、未来工業、EC studio・・・・


子育ても同じです。
「だからお前はダメなんだ!」といわれるより
無条件で承認される環境で育つ方が元気に強く育ちます。


そもそも、何のために会社は儲からないといけないのか?
親は子どもにどんな人生を歩んで欲しいのか?

本気で考えれば、認めることの価値が、
何ものにも代えられないというこに気付くはずです。



                     全ての物語のために












posted by ストーリーセラピスト at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ストーリーセラピー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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