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2013年06月05日

「のぼうの城」好き嫌いを言っちゃおう



「新ルパン三世」・・・というのは、
もっともポピュラーな「ルパン三世」のテレビシリーズです。
赤いジャケット着て、ルパン・ザ・サ〜♪という例の曲で始めるアレですね。

そのシリーズのかなり後半の回、第145話で、
宮崎駿監督が「照樹務」という名義で脚本と演出を担当した名作
「死の翼アルバトロス」というお話がありました。

その中で、悪党が隠れて原子爆弾の発火プラグを作って、
世界へ売り飛ばそうとしていることを知った
石川五右衛門が一言「好かんなぁ」と
つぶやくシーンがあります。

子どものころ、ドロボウなのに大人の落ち着きの中に、
正義の芯を貫いている五右衛門のカッコよさに
しびれたシーンでした。

私が「ルパン三世」を好きなのは、
ルパン一味がそれぞれ自立していて、
自分のルールにだけ忠実に生きて、
その結果も全て自己責任として引き受ける覚悟が
常に貫かれているからです。

ルパンも次元も五右衛門も不二子も、銭形でさえも・・・

「ルパン三世」とうシリーズが何十年も人気を失わないのも
きっとそういう理由からじゃないですかね?



5月の末に、数ヶ月ぶりに平日に2連休がありました。
妻は仕事、息子は学校・・・
車は妻が乗って行くので本屋めぐりはできないし・・・
これは、見ていないブルーレイを見なさいという
神様の思し召しだ♪

ということで、朝からちゃっちゃと掃除、洗濯を終わらせて、
時間が空いたら見るぞ!と数日前から楽しみにしていた
「のぼうの城」をスタート!

堪能しました♪

痛快、爽快時代劇。
史実だというんですから驚きです。



周囲を湖に囲まれて浮島とも呼ばれている忍城(おしじょう)。
領主の成田氏一門の成田長親(野村萬斎)は、
領民(百姓たち)から「でくのぼう」の「でく」をとって
「のぼう様」と呼ばれて、親しまれていました。

豊臣秀吉(市村正親)は天下統一を目前に、
関東の最大勢力である北条氏の小田原城を落城しようとしていました。
豊臣側に抵抗するため、北条氏は関東各地の支城に
籠城に参加するように通達をします。
しかし、支城の一つである忍城の主、氏長(西村雅彦)は、
北条氏に従うように見せかけて、裏で豊臣側への降伏を内通していました。

秀吉は、「忍城を討ち、武功を立てよ」と石田三成(上地雄輔)に命じます。
しかし、三成は既に成田氏が降伏していることを知らされていません。

成田側は当主、氏長より降伏を知らされて渋々従っていましたが、
軍使長束正家(平岳大)の傲慢な振る舞いに、
総大将・長親=のぼう様は「やっぱり降伏するのが嫌になった!」
と「戦」を宣言してしまいました。

かくして、三成率いる2万以上の軍勢に対して、成田側の兵は500人。
「のぼう様がやるって言うんなら仕方ない。加勢すっか」と
集まった農民たちを合わせても総勢で3千ちょっと。

2万の兵の石田勢VS農民合わせて3千の成田勢の戦いが始まるのでした。




もちろん、成田側の重臣たちは、初め混乱します。
「嫌なものは嫌なのじゃ!」という長親に「ガキかおまえは!?」と
たしなめようともしますが、結局強情に押されて腹をくくります。

のぼう様は領民みんなのことが大好きなんですね。
忍城のことも、多分自分のことも大好き。

だから素直に好き嫌いを表に出せるんじゃないでしょうか?
みんなが大好きで、みんなのことを信頼しているから。

そして、その好き嫌いを言った結果に対して、
責任はきちんと引き受ける。

純粋な感受性と、1人の大人としての筋の通し方を
併せ持っている。


我がままは百も承知なんですよね、きっと。
だから領民たちを集めて説明するときも、
「みんな〜!ごめ〜ん!」と素直に泣いてしまう。
だから領民がみんな、助けてやろうと思える。

これが、領主然として、
「成田の民なら我に従え!」というのであれば、
領民にとってはただの悲劇です。

ちゃんとみんなの気持ちを考えられる素直な人。
みんなを愛することができて自分の心に従える人。

そして、その責任をとる覚悟を持った人。

それが、好き嫌いを言える条件であり、
自分も人も幸せにする人なのかも知れませんね。


たぶん、のぼう様とルパン三世一味は
いいお友達になれるんじゃないかな〜。



                  全ての物語のために









posted by ストーリーセラピスト at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ストーリーセラピー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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