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2013年05月29日

小説「機動戦士ガンダムUC(ユニコーン) 第8巻 宇宙(そら)と惑星(ほし)と 福井晴敏 著」想いは感染する



10年ほど前にベストセラーになった
「ユダヤ人大富豪の教え」本田健 著(大和書房)という本があります。
(初めて読んだときは涙が出るほど感動しました)

これが売れ出して、自己啓発や資産運用系の書籍では、
「メンター」という言葉がよく使われ始め、
そういう本を読んでいる方々がこぞって「メンター探し」を始めました。

メンターというのは要するに、師匠ですね。
「こうなりたい」(お金持ちになりたい、仕事で成功したいなど)
という目標を持っているのなら、すでにそうなっている人に
メンターになってもらい技術的なことだけではなく、
その人の考え方や振る舞いを学びましょうということですね。

起業家育成の本でも、メンターという言葉は使わなくても、
サラリーマンの仲間の中にだけいないで、
起業を果たした人たちと知り合って、その考え方を学んだ方がいい
とよく書かれています。

今ある状況から脱したければ、違う思考回路を持たなければならない。

人は近くにいる人、普段接している人の影響を自然とうけるから、
自分にとって良い影響を受けるように自分で動けということですね。


この考え方はまちがってはいないとお思います。

ただちょっと、「メンター探し」が過ぎる人がたまにいるようで、
それが気になります。



小説家 福井晴敏さんが書いた大長編小説「機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)」
もう、第8巻まで来ちゃいました。

6巻 7巻 に関しては記事を書いていませんが、
面白くなかったのではなくて、
面白くて一気に読んでしまったので気付いたら8巻を手に取っていました。
スミマセン。

いつか機会があれば6-7巻も書きたいと思います。
目頭が熱くなるほど感動する場面がいくつもありましたから・・・



地球連邦政府そのものを覆すというラプラスの箱をめぐる強奪戦は、
もともとそれを隠し持っているということで連邦政府との
関係を保ってきたビスト財団、それを手に入れて守りたい連邦軍、
そして反地球連邦のネオ・ジオンの残党軍「袖付き」の
それぞれの思惑の中で熾烈を極めていました。

その戦火は地球上の連邦政府官邸があるダカールの街や
オーストラリアの「コロニー落とし」の現場であるトリントン基地にまで
飛び火をし、罪のない一般市民も大勢巻き込み大きな悲劇を生みました。

連邦政府内には、これを第3次ネオ・ジオン戦争と規定しようという
話も出始めました。

それだけ大きな「状況」になってきたということですね。

その地球規模の「状況」、歴史の大きなうねりの中で、
なかなか変えられない人の性に悲しみながらも、
「それでも!」といい続けるバナージ・リンクス。

地球で色々なことを実際に見て経験してきてバナージやオードリー
たちが、いよいよ物語の第三幕、クライマックスへと突入していく
のがこの第8巻です。

「袖付き」のパイロットをしていたマリーダ・クルスは
ビスト財団の手によって地球で「再調整」され、
強化人間プルトゥエルブとしてバナージの前に立ちはだかりました。
様々な経緯を経て、また宇宙に戻り、戦艦ネェルアーガマの医務室に
意識不明のまま眠っているマリーダ。
前はネェルアーガマの搭乗員から、敵だという理由で
拘束衣をつけるべきだと言われたりもしていましたが、
その搭乗員が今回はマリーダの枕元に花を添えていました。

敵味方の区別無くガンダムとともに行き来して
人々と触れ合いながら戦火を潜り抜けてきたバナージ。
人の革新=ニュータイプだと思わないと理屈が通らない
というほどの働きをしていました。
マリーダの枕元に添えられた花に気付いたバナージに
医務室のハサン先生が「ニュータイプは感染(うつ)るのかな?」
とつぶやきのような言葉をかける場面があります。


バナージが正しいと思うこと・・・連邦だジオンだという区別無く、
譲歩し合って、お互いが納得の行く共存の仕方があるはず・・・。

何も知らない子どもだとか、ファンタジーだ宗教だとか言われようが、
それでも!といい続けるバナージが「状況」の中心で
必死でもがき続けることで、周りが少しずつ変化しているんですね。

医務室の先生はそのことを感じ取っていたのでしょう。




人間は誰しもお互いに影響しあって生きている。
・・・言われるまでも無く当たり前のことですよね。

家族は家族で考え方が似てきます。

会社単位、チーム単位でも、考え方や価値観が似てきたりします。

ひとりイライラしている人がいると、場の空気が悪くなったりもします。


「メンター探し」に躍起になってしまう人は、
教えてくれる人探しに躍起になってしまい、
まるで「メンター」がいないと自分は成長できないと
焦っているようにも見えることがあります。

でも、私はメンターはいつでも目の前にいると思っています。

何かを感じたり学び取れたりできることなら
それが人であれ状況であれ本や映画であれ、
全てメンターだと思っています。

私の息子が私のメンターであることもあります。


気分や考え方、雰囲気というものがお互いに影響を与え合うのなら、
自分の気持ちを豊かにしてくれる人やモノに触れて、
自分も人にその豊かさを感染させて行きたいな・・・


という思いが、このブログから少しでも伝わっていれば幸いです。




                       全ての物語のために











posted by ストーリーセラピスト at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ストーリーセラピー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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