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2013年05月26日

フジテレビ版ドラマ「家族ゲーム #6」その2 家族だからこそ難しい?距離感



家族だからこそしっかり向き合ってぶつかり合って、
何でも言い合える仲になりたい。

「何でも言い合える仲」・・・

一見とても素晴らしい響きを感じますし、
実際私の家族もそれを目指しています。

でも「何でも言い合える仲」の「何でも」とはなんでしょう??



前回、フジテレビ版ドラマ「家族ゲーム」 第6話を取り上げたとき
分かり合えないからこそ、ぶつかり合って、
わかり合う状態に少しでもにじり寄る努力が必要なんじゃないですかね?

という話をしました。

「家族ゲーム」では、お互い言いたいことを言わずに胸に秘め、
家族の仮面をつけて家族ごっこをしている家庭が描かれます。


そもそもなぜそうなるのか?


「ウチはちゃんと言いたいこと言い合えていたんです」
という人にどんな様子だったのかを聞くと


「バカじゃないの!」「使えねぇヤツ!」
「キモイ!」(←マジで!?って思いますが、実際あるんですよ)

と、罵声を浴びせあうことを「何でも言い合える」仲だと
思っていたんですね。



あるいは、そもそも過剰な期待をしてしまっている。

「私と同じように考えて当たり前」
「ちょっと考えれば分かるでしょう?」
「わざわざ言われなくても分かれよ!」
「なぜそんな考え方しかできないんだお前は!」



要するにどちらも、前回説明した幼児の心理。
相手が自分とはまったく違う人間だということが分かっていない
「母子一体感」ということですよね。


例えば、相手が家族じゃなかったら
同じ期待をしたでしょうか?

離別感をもつのは、実は距離が近ければ近いほど難しい。


家族だからこそ、他人にはいえないことでも言い合える
「何でも言い合える」仲になる必要はあります。

何でも言えるということは、
人に相談できないことでも胸の内をさらけ出せたり、
相手にとって厳しい指摘でもちゃんと伝えてあげたり、
そういうことができる関係と言う意味ではないでしょうか?


「こうすべき」「こうあるべき」「そうじゃなければダメ!」
と頑なな人で、それを人にも押し付ける人には
なかなか胸の内は明かせません。

また、落ち着いて自分が相手に何を期待しているのか、
ということを伝えることができずに、
期待をかなえてもらえられなかったら
「なんでそんなこともできないの!」
「バカじゃないの!」「使えンヤツ!」
と暴言を浴びせるというのでは、ただ反感をかうだけで、
注意してくれた、大切な指摘をしてもらえたという信頼感は生まれません。

話を聴く側の姿勢、期待を伝える側の姿勢。

他人より近い身内だからこそ、お互いに違う人間だという
マナー、節操を守れる距離が無ければ、
ただ相手を否定しあうだけ、恨みあうだけという
理想の「何でも言いあえる」家族からは
遠ざかってしまうものではないでしょうか?



                  全ての物語のために











posted by ストーリーセラピスト at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ストーリーセラピー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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