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2013年05月21日

フジテレビ版ドラマ「家族ゲーム #5」自分の心と向き合うことの難しさ



虐待を受けて育った親は、自分の子どもを虐待してしまう・・・
虐待のような極端な例ではなくても、
幼少期に親や大人から受けた影響は、何らかの形で、
自分の子どもにも影響を及ぼします。

もちろん、どんなことでも!とか、みんながみんな!
そうだとは言いませんよ。
ただし、それが起るときには自覚できていないことが多い。


それが子供にいい影響を与えるものなら問題ありません。


親に殴られて育ったから自分も殴るようになった。

と自分で言える人は立ちなれる可能性が高いです。

それは自覚できているから。

問題は、自覚できない場合です。


例えば、
子供のときに両親の仲が悪くなり、
そのうちに片方の親が出て行ったとします。

「アイツはオレを捨てた!」
「私はあんな親にはならない!」
「自分は我が子を捨てたりしない!」
「妻(夫)を捨てたりしない!」
「絶対に幸せな家族を築くんだ!!」

もちろん、素晴らしい心構えです。
同じ年齢の子供たちより早熟で、
経済的な自立も早くなったりします。

親に頼らない!強く生きるんだ!
という信念があるからですね。

そして、恋人ができ愛し合い結婚をする。
夢に見た「幸せな家族」…

しばらくの間は幸せが続きますが少しずつ違ってきます。

妻(夫)の悪い部分、足りない部分が目に付き始める。

「アイツは幸せな家庭で育ったから甘ったれてるんだ!」
あるいは、
「あの人は私と同じように親に捨てられたハズなのに
そこから何も学ばなかったのね!」

さらに、わが子が大きくなってくると、
パートナーの気に入らない欠点と似ている部分が目に付く、
いや、自分を捨てた親に似ていたりするかもしれません。


「おまえが甘いから!」「あなたがしっかりしないから!」
「この子までこうなっちゃう!!」
「やっぱりオレ(私)がしっかりしなきゃ!」

そして、パートナーや子供の欠点に目くじらを立てるようになり
「〜しろ!」「〜だからダメなんだ!」
「〜すべき!」「こんなことも出来ないのか!」


自分だけが正しいと思っているので、なかなか自覚できません。
しかし次第にパートナーとの仲は険悪になり、
そのまま修復できなければ、相手を恨んだまま離婚。

子供からすれば、両親の仲が悪くなり、
どちらかが自分を捨てていなくなる…

結局自分が親にされたことを、そうとは知らずに子供にする…


これは、無自覚の悲劇です。


5月15日(水)放送された、フジテレビ版「家族ゲーム」の第5話

いじめられっこで成績も悪かった沼田茂之は、
友達もでき、成績もあがり始め、
辛いことも乗り越える強さを持ち始めている・・・

ということで、新たな生徒、兄沼田慎一も
家庭教師として面倒を見ることになった家庭教師、
吉本先生は、「沼田慎一は家族が作ったモンスターだ」
とナレーションで語ります。

子どものころに経験をさせておかなければならなかったことを、
経験させなかったために、
他人の気持ちを想像することができなくなったモンスター。

慎一は、以前吉本に家族を殺されたというマキと共謀して、
吉本の弱みを握ります。
その”弱み”を利用して、
マキの家族を死に追いやった真相をしゃべらせようとします。

しかし、慎一は吉本によって
マキが自分自身と向き合わされる瞬間を目の当たりにします。


まだまだ、真実がどこにあるのかは掴めないドラマですが、
マキの今回の反応が吉本の仕込みではなく本物であるなら、
これから事実を受け入れるためには相当な覚悟と苦しみが
伴うことでしょう。

ここからドラマがどう転んでいくのでしょう。
本当に家族が崩壊するだけで終わってしまうのか、
それとも1度解体されてウミを出し切って再構築できるのか・・・


慎一が自分と向き合うキッカケになるか、
余計にモンスター化するのかという
最初の分岐点的なお話でした。



無自覚の悲劇を起こさないためには、
自分と向き合える技術が必要です。


幼いころに、強くならなきゃ!と思い、
自分を傷つける状況から自分の心を守ってきた人は、
パートナーや自分の子にある弱さが気になり、責めます。

状況が悪化すればするほど、
それが自分のせいだとは思いたくない。

自分があの親と同じことをしてしまっているだなんて、
絶対にあってはならない。

だから、パートナーが悪い!こどもが悪い!

もちろん完全に無意識でのことです。
自分の内側に目が向くことはなかなかありません。
無意識で自分と向き合うことを遠ざけちゃうんですね。


自分と向き合うこと・・・

このストセラでもよく書いているテーマですが、
実生活では、向き合う自分が深ければ深いほど難しいですよね。

自分と向き合っているつもりでいて、
実は「都合の悪いところ」だけは目をそらしていていたりします。

そういうことまで掘り下げれば掘り下げるほど、
「もう、ここまでくれば自分を完全否定しろってことか??」
と思いたくなるほど思考が行き詰ってしまうこともあります。

もう、「うわ〜!!」って全部壊したいような・・・

私自身、自分で考えながら、
本当に難しいなと思う。

もちろん、そうやって自分を掘り下げることで、
狭い世界に捕らわれてしまうといけないんですが、

自分を・・・いまの自分を形作っているものを
ぜ〜んぶぶっ壊してしまうくらい、
生まれたての無の境地になるくらいに、
”自分”を壊してみなよ!!

というパワーみたいなものも、
吉本先生からは感じられる気がします。


感情に溺れて流されていては出来ませんが、
感情を捨てろというのではなく、
その感情と向き合っていかなければならない。

第3の目。

自分を客観的に観れる目。

そして、自分の弱さから目をそらさず、
かといって自虐的にもならず、
開き直りもせず、
あるがままを認めて、
よりよく成長するための在り方を決める。

そうやって掴んだものを、
不変で絶対のものと決めてしまわずに、
時がきたら次の成長をとげる。
まるでサナギから脱皮するのを繰り返すかのように。



                      全ての物語のために








ラベル:フジテレビ ドラマ 家族ゲーム ♯5 第5話 自分の心と向き合う 難しさ 虐待を受けて育った親 自分の子どもを虐待 虐待 幼少期 大人 受けた影響 子供にいい影響 自覚できない場合 子供のとき 両親の仲 仲が悪く 捨てた 絶対に 幸せな 家族 築く 素晴らしい心構え 経済的な自立 親に頼らない 強く生きる 信念 恋人ができ 愛し合い 結婚 夢に見た 幸せな家族 しばらく 幸せ 悪い部分 足りない部分 甘ったれてる パートナーの 欠点 似ている 目に付く 自分を捨てた親 親に似て 自分が正しい 自覚できません 修復 恨んだまま 離婚 親にされたことを 知らずに子供にする 無自覚の悲劇 沼田茂之 乗り越える強さ 友達もでき 成績 上がり 吉本先生 沼田慎一 家庭教師 家族が作った モンスター 経験をさせておかなければならなかったこと 他人の気持ちを 想像 自分と向き合う キッカケ 向き合える技術 幼いころ 強くならなきゃ 自分を傷つける 状況 自分の心を守ってきた人 パートナー 自分の子 弱さが気になり 自分のせいだとは思いたくない 自分が 親と同じことを 自分の内側 無意識で 遠ざける ストセラ 都合の悪い 目をそらして 掘り下げる 自分を 完全否定 全部壊したい 狭い世界 ぶっ壊してしまう 生まれたて 無の境地 感情に溺れて 感情と向き合って 第3の目 自分を客観的に観れる目 自分の弱さ 目をそらさず 自虐的 開き直り あるがまま より良く成長 在り方 時がきたら 次の成長 サナギ 脱皮 繰り返す
posted by ストーリーセラピスト at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ストーリーセラピー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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