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2013年05月04日

「ウォーキング・デッド シーズン3 #11  表と裏の狭間で (I AIN'T A JUDAS) 」 安全でいたいのか安心したいのか




苦しみから逃れたいと思うのも、
安全、安心、安定、快適さを求めるのも、
さらなる快感を求めるのも、ぜ〜んぶ人間本来の本能です。

ところが、人間の大きな本能を3つも持っています。

よく言う3大本能というやつですね。

食欲、性欲・・・3つめなんだかわかりますか?

一般的には睡眠欲とか言われますが違うんですよ実ワ!
私も心理学の勉強をして始めて知りました。

3大本能のもうひとつは・・・集団欲。

自分を認めてくれる仲間、群れ、集団、コミュニティーが必要なんですね。




スーパー感受性刺激ドラマ「ウォーキング・デッド シーズン3」
第11話「表と裏の狭間で (I AIN'T A JUDAS) 」は、

シーズン2のクライマックスで、
リックたちの集団とはぐれてしまい、
その後<総督>率いるウッドベリーにたどり着いた
アンドレアが、苦悩に直面するお話でした。

<総督>は刑務所に立てこもっているリックたちの集団が、
アンドレアの仲間であることを知りながら、
そのメンバーであるグレンやマギーらを拉致したことを
アンドレアに黙っていたり、刑務所へ宣戦布告の奇襲を
かけたことも黙っていました。

アンドレアは<総督>に疑念を持ち始めていますが、
肉体関係までもつようになった相手・・・
信じたい気持ちもあります。
かといって、信頼しあった仲間たちを裏切りたくもない。

刑務所へ戻ってもいい、だがそのときはこちらには戻ってくるな。
という冷酷な<総督>の目を盗んで、アンドレアは刑務所へ行きました。

そして、リックに<総督>と話し合って和解をするように勧めます。
しかし、リックたちは既にウォーカー(ゾンビ)だけではなく、
生き残った人間達の恐ろしさも身に沁みてわかっています。
当然ウッドベリーの人になってしまったアンドレアも疑われます。

もともと寝食を共にした仲間だった人たちが、
しばらく離れて戻ってみると、全くの部外者を見るような目つき・・・
アンドレアにとっては、それはとても寂しいことだったはずです。



過去の自分の選択が今の自分の状況を作っている・・・

そうですね、アンドレアはもともとどちらかといえば、
安心や快楽に流される傾向が強かった。


だから日本刀を持った女戦士ミショーンが、
ウッドベリーという街や<総督>の本質を見抜き、
アンドレアに一緒に街を出ようと言った時も、
安心したい気持ちに負けて、
<総督>を信じたいという自分に負けたわけです。

しかし、ミショーンやリックたちはまず安定というものは存在しない、
という厳しい現実を前提にしたうえで、
何が本当に安全かと考え、そのために安心したい気持ちに
流されそうになる自分の弱い心に負けないように
常に戦ってきたのではないでしょうか。


その違いが、現状の違いを生んだ。
困難はどちらにもあります。
それぞれの状況で今目を向けるべき課題は存在する。

もし、アンドレアがウッドベリーの存在を知らずに
リックたちと行動を共にしていたら、
彼女はリックたちへの不満を募らせ、
ウッドベリーの存在を知ったとたんに、
やっぱり惹かれてしまうという状態におちいったと思います。


過去の選択が今の自分の状況を作っているのなら、
今の選択が未来をつくるということ・・・

だから反省というチャンスが人間には与えられる。


安心を求めるのは人間の本能ですから
否定されるようなものでもないでしょう。

しかし、本気で安心し続けるためには、
常に安心と実際の安全や安定は別のモノだということを
認識しておかないと、自分の弱気に足をすくわれかねませんよね。



             全ての物語のために











posted by ストーリーセラピスト at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ストーリーセラピー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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