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2013年04月29日

小説「機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)福井晴敏 著 第3巻 赤い彗星」 知り合えば心はそんなに変わらない



10年ほど前、1人でロサンゼルス旅行をしたことがあります。
1人といっても、向こうには日本人の友人がいたし、
旅行といってもロサンゼルスにあるハリウッドに立ち寄ったり、
ロサンゼルスからサンタモニカまでドライブしたり、
という程度のもの。

友人に紹介していただいた現地の方の家に
2泊ほどお邪魔して、そこのご子息と、
日本からホームステイに来ていた学生さんと、
仲良くなりました。


小説「機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)第3巻 赤い彗星」(角川書店 福井晴敏 著)
を読破しました。

読破したのは数日前で、実はもうすぐ第4巻も終わりそうなのですが、
今シーズンのテレビはアニメやドラマをよく見ているので、
記事が追いついてません!



人類が増えすぎた人口を宇宙に意味させるようになって100年弱。
宇宙世紀(UC)0096、西暦が終わり宇宙世紀に変わって
100年の節目を迎えようとしているころ・・・
地球連邦政府は、その影で共存関係にあったビスト財団との
共同計画「UC計画」を秘密裏に進めていました。

ビスト財団宗主、カーディアス・ビストは、
「UC計画」の担い手である新型モビルスーツ、ユニコーンガンダムに、
連邦政府にも秘密で、解放されると地球連邦政府が転覆するという
「ラプラスの箱」の鍵となるプログラムを忍ばせました。
そして、「ラプラスの箱」ごと、反地球連邦思想のネオ・ジオン軍の残党
通称<袖付き>に引き渡そうと企てていました。

「ラプラスの箱」の存在により地球連邦政府や
大企業アナハイムエレクトロニクスとの共謀関係を築き、
それによって反映してきたビスト財団。
「箱」を<袖付き>に渡すということは、
ビスト財団そのものの終焉をも意味します。

「ラプラスの箱」を手に入れようとする地球連邦政府と<袖付き>、
そのどちらにも渡したくないビスト財団の末裔たち・・・

<袖付き>、ジオン残党の姫、ミネバ・ラオ・ザビは、
ジオン再興を目論む今の<袖付き>に「箱」を渡すべきではないと、
単独でビスト財団宗主カーディアスの元を訪れます。
しかし、会談中に緊張の糸が切れるように戦火の火蓋は切って落とされました。

ミネバは、カーディアスの隠れ家がある工業用スペースコロニー
インダストリアル7へ、身分を偽り潜入しますが、
その折に命を助けられたアナハイム工業専門学校の学生バナージ・リンクスに、
とっさに偽名を名乗ります。昔見た旧世紀のフィルム、ローマのお姫さまが、
身分を偽り街に出て恋をする物語を思い出して、オードリー・バーンと。

バナージにとっては、ジオンの姫だとか政治のことなんてどうでもいい。
オードリーはオードリー。
姫として、毅然と振舞うオードリーに、
「そんなしゃべり方で人を従わせようとするのは良くない」
「すべきことじゃなくて、君がしたいことを教えてくれ」
と、バナージはどんどん彼女の心の中に入り込んでいきます。

戦火の中、バナージはカーディアスの隠し子という秘密もあり、
運命のように「状況の一部」となっていきます。

第3巻「赤い彗星」では、
数年前の第二次ネオ・ジオン戦争で行方不明となった、
赤い彗星ことシャア・アズナブルの再来と言われている
<袖付き>のリーダー、フル・フロンタルが、
インダストリアル7でバナージやオードリーを保護して
宇宙に出た戦艦ネェル・アーガマを襲ってきます。

ラプラスの箱を渡せ、さもなくば貴艦を撃墜すると・・・
その前の戦闘で戦力の殆どを失ってしまったネェル・アーガマは、
不本意ながら、<袖付き>の姫ミネバを人質にして盾にします。

姫であるミネバ=オードリーは毅然としていますが、
そういう大人達のやり方に異を唱えるバナージは、
その場にいる全員の立場を背負って、
フル・フロンタルをやっつければ良いんだろう!と
ユニコーンガンダムに乗り、戦場へ出て行きます。

姫という立場のミネバと、
16歳の少女オードリーの存在の間で、
出撃するバナージの背中に、「お願い、やめて」と
心の中で叫ぶオードリー。
16歳の少女、お姫さまだろうが、
大人の都合で動く政治の世界で生きいようが、
16歳には16歳の、少女には少女の、
その時ににしか持てない感受性があります。
他の16歳の少女達と同じように・・・




私が、ロサンゼルスの旅行で感じたのは、
「ああ、みんな一緒だな」ということ。

寝泊りさせてもらった、家族のところには、
日本から来ていた19歳の大学生がホームステイしていました。
英語もペラペラなので、ネイティブの同年代の友達がいっぱいいます。
私がいるときも、友人が遊びに来ていました。
そして彼の部屋で少しだけ先輩の私も一緒になって
アメリカ人の大学生(19歳・男)の話を聴きました。

私は英語はペラペラではありませんが、
それでも1人で飛行機に乗ってタクシーに乗り、
その場所まで何とかたどり着ける位の英語力はあるので、
なんとなくその話の内容はわかります。

それは、微笑ましい恋の相談でした。
同じクラスに気になる女の子がいて、どうやって仲良くなろうかと
一生懸命、話し合っているのです。
彼の片思いの切ない心は痛いほど伝わってきました。
青い瞳、明らかに東洋人とは違う白い肌、綺麗な金色の髪。
見た目も話す言葉もまったくの異国の人。
でも、その感じ方も悩み方も、話す内容も全て、
その数年前に私が夜な夜な日本人どおしの友人たちと、
ファミレスにこもって切ない胸の内を語り明かした内容と
何も変わりませんでした。


知らない相手を、知らないというだけで、
疑って敵意を燃やすより、まずは知り合うこと。

それだけで、世界はずいぶん住みやすくなるんでしょうね。


                   全ての物語のために












posted by ストーリーセラピスト at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ストーリーセラピー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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