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2013年04月23日

フジテレビ版ドラマ「家族ゲーム #1」 自己開示・・・誰を信じればイイの?



ここ数シーズン、テレビのドラマから離れていましたが、
今シーズンは見たい作品のが多いです。

「雲の階段」は泣く泣く諦めました。DVDが出たら見ます!
なぜか??
ウチの録画機は2番組同時録画が出来ないから!( ゜д゜)ノ

今回は「家族ゲーム」を見ることにしました・・・
水曜プレミアシネマでいい映画があったら泣くしかありません!




家族、友人、同僚・・・
人間関係で悩んでいる人は多いと思います。

私が小学生のころ、ファミコンが流行りだし、
核家族化も進んで、社会のいろいろな歪みの原因が、
そういうことのせいにされていました。

その中のひとつに「受験戦争」なんて言葉もあったな・・・
その反動で「ゆとり教育」なんて出てきて、
やっぱりそれもダメだった・・・
なんて言っているのが現代ですよね。

でも、多くの人は気付いているとおり、
問題の根本は、お勉強を詰め込みすぎだとか
ゆっくりやりすぎたとか、そういうところにはないですよねきっと。



私が始めて「家族ゲーム」という物語に出会ったのは、
小学校の低学年のころでした。

ロン毛で陽気でエッチで乱暴な大学7年生が、
いじめられっこの中学生、シゲユキの家庭教師になり、
家族全体の不協和音に揺さぶりをかけるお話。

受験戦争という言葉が問題視されていた時代のドラマでした。
TBS系列のドラマで、人気が高かったようで、
「家族ゲームU」という別アレンジバージョンまで見ました。

小学校低学年でなぜ楽しめたかというと、
コメディ仕立てだったからです。

吉本先生役は長渕剛さん。このドラマで初めて知りました。
シゲユキ役は、宮崎駿監督の「もののけ姫」で
主役アシタカ役の松田洋治さんでした。
小学生ながら長渕剛さんと松田洋治さんの演技に
驚愕したのを覚えています。

数年後、吉本先生を松田雄作さん、
シゲユキ役を宮川一朗太さんがされた、
映画版「家族ゲーム」を見て、
あまりの雰囲気のギャップにショックを受けて、
大人になったような気がしたのも鮮烈に覚えています。


その思い出深い「家族ゲーム」が、
新たに現代に蘇る・・・

原作の小説は確かシンプルだけど、
シンプルなだけに深いという印象を受けた記憶があります。

だから、また現代らしい問題を
今の時代にあった見せ方でやるにはいい題材だろうな・・・
と楽しみにしていました。


今回、吉本先生役は嵐の櫻井翔さん。
シゲユキ役は、浦上晟周くん。知らない役者さんでした。
兄のシンイチ役が神木隆之介くん。
映画「妖怪大戦争」とかの子役だった彼ですね。
父親役が板尾創路さん、母親やくが、鈴木保奈美さん・・・



み〜んな問題を抱えています。

お父さんは多分好き勝手にやってて、
本気で家族の心配はしてません。
お母さんは、誰に対しても言いたいことを言えずに、
自分の中に鬱屈したものを抱えています。
兄のシンイチは、勉強もスポーツも出来る優等生ですが、
世の中を見下しているようです。
そしてシゲユキは、イジメが原因で登校拒否・・・。

お父さん以外は誰も本音を語りません。

第1話で痛々しかったのはお母さん。

家族の目、ご近所の目を気にして、
言いたいこと、言わなければならないことは、
何一つ言いません。

ご近所はほうっておいてもいいとしても、
息子やダンナには言わなきゃいけないことも沢山あるはず・・・

なのに、気を使って言わない。

心理学では自分の気持ちを上手に相手に伝える
「自己開示」を重要視されますが、
心理学を持ち出さなくても、自分の気持ちを伝えるのは大事ですよね。

自分の気持ちを伝えられないのは、
伝えることで相手にマイナスの感情を持たれたくない、
という思いが強いのかもしれません。

怒らせてしまうとか、傷つけてしまうとか・・・

もちろん伝え方は気を使うべきでしょうが、
もしイヤな思いをさせても、
伝えなければならないときもありますよね?
怒らせても、傷つけても、それは一時のことで、
人間は機嫌を直せるものです。

伝えられないというのは、相手を信じてないから?
確かにそれもあるでしょうが、

相手がマイナスの反応をしたときに、
自分がイヤな思いをするのがイヤなんですよね?

「ようするに自分を守るためなのね・・・」

そうですね。そういう見方も正しいと思います。

もっと、突っ込めば、
そういうイヤな思いに自分が耐えられると思っていない、
それで成長していけるんだということを信用してない。

つまり、自分のことも信じてないんですよね。


いい時ばかりではなくイヤなこともあるのが人生だし、
人付き合いもそうです。
しかも、家族であればなおさらです。

「あの人はこんなことで怒らない」と信じるというのなら、
それは信じることではなく、自分の都合の押し付けです。

怒るかもしれない。
でも、私たち家族はどんなことがあっても大丈夫。

と、自分も含めた家族の全員の人生を信じること。
それが「信じる」ということですよね。


まず、自分を信じられるようになること。
それは傲慢さといういかがわしい自信ではなくて、
長所も短所も全て受け入れて、日々成長し続ける自分として
健全に自分を信じる。

大人がそうして生きていれば、
その姿勢や愛は自然と子供たちに伝わるでしょう。

私も、自信をもって親をやっているわけではありません。
正直、不安だらけです。正解なんてわかりません。
でも、私が自分を信じることから始めなければ、
息子が彼自身の人生を信じられなくなるような気がしています。

だから腹をくくって、まず私自身の人生を信じています。



                   全ての物語のために












posted by ストーリーセラピスト at 08:00| Comment(2) | TrackBack(0) | ストーリーセラピー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
いじめ問題では、鴻上 尚史や池上彰や専門家やTVでも「逃げろ」という論調でした。しかし、桜井君のドラマでは「闘う」という論です。一回逃げたら、将来に出会う困難からも逃げてしまうでしょう。桜井君演じる吉本先生の論が、いじめ問題には必要です。という私の考えですが、脚本を変えろとか桜井君フアンの間では署名まで・・・なんて話も出ているそうです。
通りすがりに失礼しました。
Posted by よよよ at 2013年04月25日 15:03
よよよさん
コメントありがとうございます!
ファンの間で著名まで!?知らなかったです。
たしかに「逃げるが勝ち」という言葉もありますが、それはしたたかさという図太いメンタリティがあって成立することだと思います。
困難に出くわすたびに逃げるのか!?という「家族ゲーム」のメッセージは、私も大切だと思います。
逃げることがあったとしても、逃げた自分を受け止めることから逃げるようになってしまわなければ良いんですが、今はそういう人が多い。
自戒の念も込めて書いてますが。(^^;)
「家族ゲーム」は映像化されたものにも色々ありますが、どの作品もいい。
今回も時代に合ったとても意欲的な作品だと思います。
Posted by ストーリーセラピスト at 2013年04月26日 00:11
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