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2013年04月21日

小説「機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)」(福井晴敏 著)第2巻 ユニコーンの日(下)」為すべきことを為すのは何のため?



人に認められたい・・・

たぶん、私の中にはそういう思いがあります。

この場合の「人」というのは、誰のことだろう・・・
親?友人?妻?息子?もっと多く人たち??

なぜ、認められたいと思うのだろう・・・
じゃあ、もしも誰も認めてくれないのなら、
私は何もしないのか・・・?



福井晴敏 著
小説「機動戦士ガンダムUCユニコーン」の第2巻「ユニコーンの日(下)」

後半のクライマックスはかなり熱いものが湧き上がります。
父と子の再会と別れ、息子に全てを託す父の思いに目頭が熱〜く!
なりました。

人類が、増えすぎた人口を宇宙に移民させるようになって約1世紀。

西暦の終わり、宇宙世紀の始まりと共に、
地球連邦政府が覆るほどの「何か」・・・「ラプラスの箱」を
手にしたビスト財団。

ビスト家は、「ラプラスの箱」の存在によって、
地球連邦政府や大手企業アナハイム社に対して、
影で力を持ち、その存在を大きくしてきました。

そのビスト財団の初代宗主、サイアム・ビストは、
一族の中で最も信頼できる孫、カーディアス・ビストに、
財団の宗主の座をゆずり、箱の取り扱いを任せていました。

そして、本来をあるべき人の世に正すべく、
箱の力を正しく使える者にラプラスの箱を託すという希望を胸に
カーディアス・ビストは、考えうる最良の選択として、
反地球連邦組織、かつて独立自治権を求めて連邦政府に
反旗を翻したネオ・ジオンの残党「袖付き」に、
箱を譲渡するという密約を遂行しようとしていました。

ラプラスの箱の番人としての役割があったかこそ、
地球連邦政府とも共存してこられた100年。
その100年来の約束を反故にして・・・ビスト財団の反映に
泥をかぶせてでも、為すべきことをなそう。
内なる希望をかてに、人の人としての力や優しさを世にしめそう。
という信念をもっての密約。

ただし、シャアの再来と呼ばれるフル・フロンタル率いる
「袖付き」が、箱を託すに足る存在なのか否か・・・
それは、賭けでしかありませんでした。

カーディアス・ビストと「袖付き」の不信な動きを察知した、
ビスト財団グループや連邦政府はカーディアスと
「袖付き」の密会の場に箱の譲渡を阻止しようと押しかけます。

張り詰めた緊張の糸が切れるように始まる戦闘のさなか、
身内に撃たれ傷をおったカーディアスは、
若い日を思い出していました。

陰鬱な影をもつ「家」を飛び出し、外の世界で、
自分に何が出来て何が出来ないのかを見極めたいと思っていた若き日。
祖父サイアムと父に相談しようと訪れた祖父の部屋からは、
祖父と父の言い争いが聞こえて来ました。
ラプラスの箱を連邦に渡すべきと主張する父と、
信頼に足る存在にしか渡さないといって譲らない祖父。
結局カーディアスは黙って家を出て、連邦宇宙軍に入り、
世界を見ることになります。

『勤勉実直と一握りにされる者たちの中にも、
二種類の人間がいることを知った。
ひとつは、誰かに認めてもらうために、なにかを為したいと思う人間。
もうひとつは、なにか為さねばならないことがあって、
結果的に周囲から認められる人間。
前者は、周囲の評価が前提としてあるがゆえに、大事な局面で判断力が鈍る。
対して後者は、目標が常に前方に設定されているため、
目先の情実や良心にかかずらわって必要な決断をためらうということがない。』
(引用:「機動戦士ガンダムUCユニコーン 第2巻 ユニコーンの日(下)」福井晴敏 著/角川書店)

カーディアスが外の世界で学んだことでした。

ラプラスの箱の鍵である、UC計画の要。
ユニコーンガンダムのラプラスプログラムを消去しに向かった
カーディアスは、そこで離れて暮らしていた息子
バナージ・リンクスの姿を見ます・・・



「勤勉実直と一握りにされる者たち」・・・私も一握りにしていました。
その中にも2種類の人間がいるという箇所で・・・?ん?となり、
何かを為そうとする人のその目的に2種類ある。
それは・・・「誰かに認めてもらうため」

!!ガビ〜ン!!

ショックを受けました・・・

自分は・・・認められたいって・・・思ってる・・・

ただの小説じゃん、とか、ただの映画じゃん!なんて侮っていると、
このように自分自身の心の真実を突きつけられることがあるんですね。

だからコワイ。

イヤ、だからこそ、成長できるぜよ〜と謳っているこの
「あなたの幸せ力を引き出すストーリーセラピー」なんですが・・・
コレほどまでに自分自身に突きつけられると・・・
久しぶりにしばらく放心しちゃいました。

こうなると、自分と対話しなきゃ前に進めない!

「認められたい」という欲求、承認欲求は人の本能です。
だからあたまから否定するものではないでしょう。

これは誰にでもある。

ただそれよりも強い「為すべきことをなすんだ」という気持ちがあるかどうか。


じゃあ、「認められたい」私は、
もし誰も認めてくれなかったら、もう何もかもどうでも良くなって、
何もしなくなってしまうのか・・・?

いや、それはない。

出来るだけ沢山の人に認められる・・・つまり伝わるように、
努力はするだろうけど、認められるため「だけ」にやっているのとは違う。

承認、賞賛に関係なく、「やらなきゃ」「やりたい」と、
自分を突き動かすものが確かにある。

・・・よかった。
そこを、しっかりと見つめていれば、
為すべきことを為す人になるための道も開けてきそうな気がする。
その自分を突き動かす気持ちがそうなるための手がかりだ・・・
たぶん、そんな気がする。

何とか、認められたいだけのお子チャマから抜け出せそうな
可能性を自分の中にも見つけることが出来ました。

やれやれ〜(汗)


                     全ての物語のために










posted by ストーリーセラピスト at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ストーリーセラピー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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