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2013年04月08日

ドラマ「ガリレオ 第1シリーズ #3 「騒霊ぐ」(さわぐ)」男は黙って怪奇現象



「この世には不思議なことなど何もないのだよ、関口君」
by京極堂(京極夏彦 著「姑獲鳥の夏」より)
「この世に不思議でないことなど何もないのだよ」
by一刻堂(アニメ「ゲゲゲの鬼太郎」第四作101話
「言霊使いの罠」脚本:京極夏彦 より)

講談社ノベルズで1994年にスタートした京極夏彦の
百鬼夜行シリーズは衝撃的でした。

妖怪オタクの著者が生みだした「知」のかたまりのようなキャラクター
京極堂こと中禅寺秋彦が妖怪ウンチクを思う存分語りながらも、
怪奇現象を、徹底的に論理で打破していく。
痛快エンターテインメント。


その中では妖怪という存在の役割も分かりやすく説明されていました。



テレビドラマ「ガリレオ」第1シリーズの第3話、「騒霊ぐ(さわぐ)」を見ました。

広末涼子と柴崎コウが一緒の画面で演技してる!
という豪華な競演に興奮しながらも、理屈人間ガリレオ先生の
人間味あふれる心遣いに思わず「かっちょいい〜」と唸ってしまう回でした。


今回は、警察からの依頼を受けるのではなく、
ガリレオ先生こと湯川センセが「相談したいことがある」と
内海刑事を呼びだすところから始まりました。

湯川センセに呼び出されて大学の研究室へおもむいた内海刑事、
湯川センセのゼミの生徒の姉、神崎弥生(広末涼子)から
行方不明の夫の捜索を依頼されます。

弥生は夫が失踪する直前に訪れた場所が、
夫がよく通っていたおばあさん高野ヒデさんの家だということを突きとめ、
夫が行方不明になった日に他界した高野ヒデに代わって
現在高野家に住む甥夫婦と不審な男女が
夫の失踪に関係しているんだと訴えます。

弥生とともに高野家に忍び込んだ内海は
そこでポルターガイスト現象に遭遇するのでした。

「今回は自分が彼女を巻き込んだから放っておけない」と
湯川センセも調査に加わります。


もちろん、推理物のラストを明かしてしまうわけにはいきませんが、
湯川センセが活躍するのは間違いありません。
なんてったって「探偵ガリレオ」シリーズ(東野圭吾 著)の主役なんですから。

物理学の専門家でオカルトなどの
非論理的なことは一切信じない湯川センセが、
どうポルターガイスト現象に立ち向かうのかが見どころなわけです。


今回のエピソードでは、
このポルターガイスト現象を信じている登場人物には、
その立場によって2パターンの解釈がありました。


完全に、自分達が呪われていると恐れおののいている人と、
自分にあることを知らせてくれたんだと深く大切に胸に刻み込む人。

前者は後ろめたさ、罪の意識にさいなまれ、
後者は悲しみのなかでも深い感謝の中で生きることができる。

どちらがより「幸せ力」が高いかは、一目瞭然。


この事件で胸を痛める内海刑事。
今回は物理学により証明した事実を
明かさずに黙っている内海に、
その心中を察して沈黙で答える湯川センセ。

心に残るお話でした。


                 全ての物語のために











posted by ストーリーセラピスト at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ストーリーセラピー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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