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2013年03月21日

「ブラック&ホワイト」 男の子が父親に求めるもの



悩んでいます。
息子に対して威厳を確立できていない。

既に他界している私の二人の祖父はとても威厳がありました。
私の父もハッキリと威厳を備えています。

ところが、どうやら私はその威厳を未だ確立できていません。

特に、親としての威厳。これは大切なことだと思います。

息子の私に対する態度を見ていると、
威厳を全く持ち合わせていないわけではないようですが、
どうも確立はできていないのも間違いないようです。



ブラック&ホワイト」というハリウッド映画を観ました。

CIAの凄腕エージェントであるFDRとタック。
仕事上のパートナーでもあり親友でもあります。
お互いを信頼し合い、命を預け合い、
少しやりすぎる傾向はあるものの、それなりの成果を上げていました。

プライベートでは、FDRはプレイボーイ。
タックには、別れた元妻と息子がいました。
タックは、息子のカラテの練習を見に行きますが、
息子は対戦相手にボコボコにやられてしまいます。
息子は、自信を全然持てていませんし、
父親であるタックに対しても、何も期待していない寂しい態度です。

息子を迎えに来た元妻に息子を引き渡し、
たまには家族3人で食事に出かけないか?と元妻を誘いますが、
「悪いけどデートがあるから」とケンモホロロ。
寂しいタックでした。

タックは、出会い系サイトに登録し、女性と出会います。
ところが、相棒のFDRも偶然同じ日に、
DVDレンタルショップで同じ女性と出会って恋に落ちます。

お互い、マジの恋が始まったと報告しあいますが、
一斉に写真を見せ合うと同一人物。

恋のライバルになった2人は、CIAのスパイ技術を駆使して、
女性のことやライバルのデートの状況をスパイします。

かつてない、CIAの職権乱用恋愛バトル。



監督はアメリカの人気テレビドラマ「CHUCK」(チャック)という
シリーズがありますが、そのシリーズの監督さん。

面白い設定をシンプルで軽快なストーリーで、
楽しく魅せてくれます。

2人の間に挟まれて苦しむことになる女性も憎めないキャラで、
全員を応援したくなるような、魅力的な3人。


別れた妻子がいるタックは、当然ですが、
自分がCIAだということは家族には内緒にしていました。
旅行代理店の社員だと偽っていたのです。

元来、人のいいタックは、秘密を守るのと、
その性格からか、ただの気弱ないい人だったのでしょう。


私も温厚と言われるタイプです。
だから、タックに一番親近感を持って観ていました。
恋模様のドタバタの裏で展開するタックの家族模様も
応援せずにはいられませんでした。

温厚な性格というのは、「ただのいい人」「優しいだけで頼りない人」
になりがちです。
しかし、温厚だと威厳をもてないのかというと決してそうではありません。

私の父や父方の祖父は、性格的には気性が激しい九州男児(薩摩隼人)です。
しかし、母方の祖父は、とても温厚な人でした。
それでも静かで優しい雰囲気の中に、
確固たる威厳を漂わせている人でした。
刑務所の看守をしていたのですが、
夏祭りなどに祖父と出かけると、”元祖父のお世話になった人たち”
が、テキヤをされてて、「おやっさん!」と慕ってくるのです。
子供から観ても強面のおじさん達が、
温和な祖父に畏敬の念を持ちながらも慕っている。

「おじいちゃん、すごいな〜」と、子供ながらに尊敬しました。

大人の男もそうですが、男の子ってそういうところはとても単純。
「強さ」という基準は本能的に持っていて、
それは腕力や地位などの分かりやすい力関係だと、
すぐに尊敬してしまうようなところがあります。
そして、自分の父親が「強い」というのは、それだけで鼻が高いし、
子供だと、自分の自信にもなっちゃう。

もちろん、内面的な強さというのも理解できるようにはなるのですが、
自分以外の人間に内面的な強さを感じて認められるようになるには、
自分自身の内面の成長もとても影響してくるので、
ある程度の成熟が必要になってきます。

かといって、暴力で自分が押さえつけられると、
それは畏敬ではなく憎しみになる。

私の小学2年生の息子も最近は落ち着いてきていますが、
少し前までは私に「お前」なんて言い方をしたことがあり、
そのときはお尻を叩いたりもしました。
大人が腕力で子供に恐怖を与えるのは簡単です。

でも畏敬の念というのは、恐怖だけでは絶対に生まれない。
暴力で押さえつけても理不尽さへの納得のいかなさが残るだけです。

それでも、人の道理は教えていかなければなりません。
でも暴力では矛盾が起きる。
人にやさしくしなさいと言いながら暴力振るってるって変です。

かといって映画のようにヒロイックな姿を見せるのは、
現実の世界では危険が迫っているときですから、
そんなハプニングなんて起って欲しくありません。

しかし、何かあれば命をかけて守れるくらいに、
体は鍛えておきたいと思っています。

後は、息子の賢さを信じて、
根気強く人の道理を伝えていくことしか出来ません。
いつか、息子が成長した時に、
忍耐強く誠実であり続けることがいかに「強さ」のいることかを
理解してくれると思っています。

男の子は父親には強くあって欲しいものです。

父親としての自信なんてありません。
常に、これで正しいのか?と自問自答です。
それでも腹をくくって親をやるしかない。

自信のなさと、強く自分と家族を信じる強さ…
この微妙なバランスが、悩みの種なんでしょうねきっと。

う〜む・・・親って、難しいですね!
でも、そんな苦悩は比にならないくらい沢山の幸せをもらってますけどね♪


                         全ての物語のために










posted by ストーリーセラピスト at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ストーリーセラピー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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