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2013年03月14日

「機動警察パトレイバーthe movie2」 組織で働くとは飼い犬になること?



新入社員が早く仕事を覚えるには、素直であることが一番です。
しかし、教わることが何もかも正しいわけではありません。

ところで、私は組織が苦手です。
色々な意味で、「上手く」ありません。
でも組織否定はしません。大きな事を成すには組織は必要です。


機動警察パトレイバーthe movie2」という映画は、
日本の防衛のあり方に業を煮やした元自衛官が、
テロリストになり、東京に虚構の戦争を演出しようとします。
それを突き止めていくのが特車二課第二小隊の後藤隊長と
第一小隊の美人隊長、南雲さん。

1作目から数年後の話で、おなじみの第二小隊のメンバーは、
それぞれ配置換えでいなくなっていました。
新しい新人さんたちがいるようですが、
後藤さんにとっての可愛い部下達はやはり、
あの面々だけのようです。
(前回紹介した3作目は、物語の時系列では2作目より前の話です)



テロの首謀者ツゲは南雲さんのもと恋人。
そういうこともあってか、関係ないのか・・・

エンターテインメント!というより、文芸作品的な雰囲気で、
淡々と語られていきます。
前作は作画も絶賛をされていたんですが、
近作は制作費も大幅にアップし、
前作をはるかに凌ぐ緻密な画に仕上がっていました。

1カット1カットの画とそのつながり、
音楽と不思議なテンポと演出がかもし出す独特の雰囲気。
それが心地よくて、たまに見なおしたくなる作品です。

このシリーズは、「踊る大捜査線」の監督もモチーフにつかうほど、
警察の縦割り社会が描かれています。

この「the movie2」では、いつもひょうひょうとしているタヌキオヤジの
後藤隊長が、上層部を前に声を荒げる珍しいシーンがあります。
しかも、
「あなたたちには愛想が尽き果てました」と敬礼をして、
単独行動をしますと宣言しちゃいます。

何度もこのブログ
「あなたの幸せ力を引き出すストーリーセラピー」で言っていますが、
仕事をするには、誇りや志がないと、本当の意味での仕事は出来ません。
言いたいことを言えずに、ただ上司の命令だからと、
何でも言うことを聞くのであれば、それは仕事ではなく単なる作業。

自分は組織の歯車だから・・・、サラリーマンだから・・・、
・・・仕方がない。これも仕事のうちだ。

確かに、気に入らないことに何でも反射的に反抗していたら、
チームとして大きな事を成そうとしているのに、
台無しにしちゃいますよね。
ですから、大人の対応はもちろん必要になります。

でも、一旦相手の言うことを受け止めて、自分の頭で考えることと、
何でも「ハイハイ」言うのとではまったく違う次元の話です。

組織の中にいるからといって、奴隷や飼い犬のようにならずに・・・
あるいは、派閥のような徒党を組まずに、
組織の中にいるからこそ、
自分だけの自立した立ち居地が大切なのではないでしょうか?

そして、優秀な会社組織ほど、そういう人を欲しいと思っているものです。


                          全ての物語のために






posted by ストーリーセラピスト at 08:00| Comment(2) | TrackBack(0) | ストーリーセラピー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
この作品はいかにも押井守って感じですね。
テロの演出に走る自衛官や組織から逸脱する後藤隊長など、学生運動に被れて憧れ革命を夢見たが世代的に全盛期にまにあわなかった押井守らしい
逆に漫画版は、サラリーマン生活を経験したゆうきまさみらしいキャラ付け
後藤隊長は組織から逸脱しないし、組織の壁や腐敗などになやむ若者に組織のなかで生きることや大人になることを諭すやくわり


Posted by at 2015年07月27日 00:27
なるほど〜。マンガも読んでいましたが、そういう見方をすると確かにそうですね。この映画が押井守らしいのは良く分かりますが、ゆうきまさみらしさというマンガ版の方までは考えがいきませんでした。この作品は、観始めるとついつい最後まで観ちゃうんですよね〜
Posted by ストーリーセラピスト at 2015年11月03日 21:57
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